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海外旅行用おすすめスーツケース5社を徹底比較!選ぶポイントも解説

海外旅行用おすすめスーツケース5社を徹底比較!選ぶポイントも解説

海外旅行用のスーツケースを買おうと思っても、どのくらいの大きさを選んだら良いのか、安すぎるスーツケースは盗難被害に合いやすいのか…など、何を基準に選んだら良いのか悩みますよね。

本記事では、海外旅行用のスーツケース選びで失敗しないためにチェックしておきたいポイントを紹介すると共に、おすすめのスーツケース5社を徹底比較しています。

スーツケースの使用頻度が低い方におすすめのレンタルサービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

大前提!まずは宿泊日数でスーツケースのサイズ(容量)を決めよう

スーツケースの容量は、デザインや機能性で悩む前に、まず宿泊日数で決めましょう。

一般的に、1泊あたり10Lが目安と言われていますが、少し余裕を持ったサイズがおすすめです。

下記は、老舗スーツケースメーカーSUNCOが推奨している目安です。

宿泊日数 容量 備考 おすすめのスーツケース
1〜2泊 〜40L 機内持ち込み可能 ロジェール
3〜4泊 41〜60L 預け入れのみ グリフィンランド 
5〜7泊 61〜90L RIMOWA
10泊以上 91〜100L サムソナイト

機内持ち込み可能な容量は、最大約40Lなので、宿泊日数にすると約1〜2日分となります。3泊以上の場合は、41L以上のスーツケースを選び、荷物を預けることをおすすめします。

海外旅行用のスーツケース選びで失敗しないためにチェックすべきポイント

海外旅行は、手荷物検査が厳しかったり、盗難被害の可能性が高まったりと、国内旅行とは注意すべきポイントが異なります。

ここでは、海外旅行用のスーツケースを選ぶときに知っておきたいことを紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

機内に持ち込みたい場合

航空会社によって、機内持ち込みができるサイズや重量が細かく決まっています

利用する航空会社の機内持ち込みサイズを確認してから、スーツケースを購入しましょう。

下記は、代表的な国際線の機内持ち込みルール(航空会社別)です。

航空会社 3辺の合計 各サイズ 総重量(身の回り品を含む) 荷物の数
ANA 115cm以内 高さ55cm×幅40cm×奥行25cm 10kg以内 2個(身の回り品+スーツケース)
JAL
ジェットスター 高さ56cm×幅36cm×奥行23cm 7kg以内
ピーチ 高さ50cm×幅40cm×奥行25cm
エアアジア 高さ56cm×幅36cm×奥行23cm

機内持ち込み制限あり・NGアイテム

機内には、危険物の持ち込みが禁止されています。また、持ち込みに制限があるものもあるので、事前に確認しておきましょう。

▼機内持ち込みの制限があるもの

種類 制限内容
ライター、マッチ類 いずれか1個まで
液体類(ジェル、クリームを含む) 100ml以下の容器に入れ、透明のフリーザーバッグで保存すること。持ち込み可能な量は、合計1,000ml以下。

▼機内持ち込みできないもの

種類
武器類似品 ヌンチャク、警棒、木刀、おもちゃの銃(モデルガン・ソフトエアガン)、手裏剣、刀に似た傘、ノコギリ型楽器(ミュージカルソウ)など
刃物類 包丁、ナイフ、ハサミ、カッターなど
工具類  ハンマー、レンチ、ドライバー、ペンチなど
先の尖ったもの、バッド類 アイスピック、キリ、野球バッド、ゴルフクラブなど

機内持ち込みができないものを運ぶ場合は、荷物を預けましょう。

ただし、以下のように、機内持ち込み・預け入れのいずれもできないアイテムには注意が必要です。

▼飛行機に搭載が禁止されているもの

種類
スプレー缶類 カセットコンロ用ガス、スポーツ用酸素缶、殺虫剤など
火薬を使用したもの 花火、クラッカーなど
その他 瞬間冷却剤、ライター用燃料、漂白剤、ペイント類、加熱式弁当、アルコール度数が70%を超えるお酒など

これらを持っていると、空港で放棄しなければならないので注意しましょう。

荷物受け取りレーンでの間違え防止

スーツケースは、似ているデザインが多いので、荷物の取り間違いに注意しましょう。

空港では、同じスーツケースを使用している方と出会うことも少なくありません。そのため、ステッカーを貼ったり、固定ベルトを巻いたり、見分けがつくよう工夫することが大切です。

▼おすすめの対策方法

また、他人と被りにくい、個性的なデザインのスーツケースを選ぶのもおすすめです。

ファスナータイプは盗難に注意

海外旅行では、スーツケースの盗難に気をつけましょう。

なかでも、開閉部分がファスナーになっているスーツケースは、盗難被害にあいやすいので注意が必要です。

以下の写真のように、ボールペンを差し込めば簡単にこじ開けることができます。

盗難されないためにも、スーツケースから目を離さないことが大切です。また、ホテルにスーツケースを置く場合は、貴重品を入れないようにしましょう。

なおセキュリティを重視したい方は、フレームタイプのスーツケースがおすすめです。

出典:楽天市場

アメリカ旅行はTSAロック搭載のスーツケースを選ぼう

アメリカ旅行を検討している方は「TSAロック」搭載のスーツケースを選びましょう。

アメリカは空港でのセキュリティチェックが非常に厳しく、検査のため「荷物に鍵をかけてはいけない」というルールがあります。

万が一、鍵をかけたまま預けると、検査の際にスーツケースを破壊される恐れがあるので注意が必要です。

とはいえ、誰でも簡単にスーツケースを開けられる状態で預けるのは、不安ですよね。

そこで、おすすめなのが「TSAロック」搭載のスーツケースです。


出典:楽天市場

TSAロックとは、アメリカの国土安全保障省が認定している鍵のことで、TSAロックであれば鍵をかけたまま荷物を預けることができます。

下記に当てはまる方は、TSAロック搭載のスーツケースを選びましょう。

  • ハワイ旅行をする場合
  • グアム、サイパンなどアメリカ自治領を旅行する場合
  • 乗り換えでアメリカの空港を利用する場合

また、TSAロック搭載の固定ベルトを利用するのもおすすめです。

海外旅行におすすめのスーツケース5選

ここからは、海外旅行におすすめのスーツケース5社を厳選紹介しています。

ここで紹介しているスーツケースは、すべてTSAロック搭載かつ防犯性が高いのが特徴です。ぜひ、参考にしてください。

1.耐久性に優れており長年使える|RIMOWA(リモワ)


出典:楽天市場
RIMOWA(リモワ)は、ドイツ発の老舗メーカーで、最高級スーツケースです。

不動の大人気モデルであるクラシックシリーズは、航空機にも採用されているアルミニウム合金製で、衝撃性・耐久性に優れています

荷物への衝撃も少ないので、お酒や香水などの割れ物も、安心して運ぶことができます。免税店で買い物を楽しみたい方にぴったりのスーツケースとなっています。また、開閉部分も頑丈なアルミ製なので、防犯性も非常に高く、海外旅行向きと言えるでしょう。

▼RIMOWA(リモワ)の特徴

  • スタイリッシュなボディデザイン
  • ジェット機に使われている強靭なアルミニウム製
  • スーツケースを長く使いたい方におすすめ

2.超軽量で手首が疲れにくい|Samsonite(サムソナイト)


出典:楽天市場

Samsonite(サムソナイト)のコスモライトは、荷物をできるだけ軽くしたい方におすすめのスーツケースです。革命的な新素材「CURV®️」を使用しているのが特徴で、業界トップの軽さを誇ります。

一般的なハードケース68Lの重さは4kg程度ですが、コスモライトはなんと2.3kg。2Lのペットボトル1本分も軽いことになります。海外旅行は移動が多いので、疲弊を回避するためにも、コスモライトのような超軽量スーツケースがおすすめです。

また近年は、荷物の重量制限が厳しくなっており、少しでもオーバーすると追加料金が発生します。スーツケースが軽いと、その分、荷物が軽くなるので重量制限の対策にもなります。

さらにコスモライトは、耐久性にも優れているので、海外旅行にぴったりのスーツケースです。

▼Samsonite(サムソナイト)の特徴

  • 超軽量デザイン
  • 荷物を軽くしたい方におすすめ

3.口コミ評判も良くコスパ最強|Griffinland(グリフィンランド)


出典:楽天市場

Griffinland(グリフィンランド)は、低価格かつ高品質なスーツケースを探している方におすすめです。1万円前後で購入できるので、スーツケースはあまり使わないという方も購入しやすい価格帯となっています。

安いスーツケースは壊れやすいイメージがあるかもしれません。しかし、グリフィンランドのスーツケースは、楽天年間ランキング2019を受賞するなど、口コミ評価も高いのが特徴です。

また、開閉部分は金属製の「フレームタイプ」なので、セキュリティ重視の方も安心して使うことができます。

▼Griffinland(グリフィンランド)の特徴

  • 低価格でも安心・安全
  • シンプルなデザインを好む方におすすめ

4.拡張機能付きなら荷物が増えても安心|LOJEL(ロジェール)


出典:楽天市場

LOJEL(ロジェール)のCUBOシリーズは、スーツケースの容量を10%ほど大きくできる拡張機能が付いたスーツケースです。

また、フルフロントドア式となっており、スーツケースを立てたまま荷物を取り出すことができるので、電車の中や空港で荷物を取り出したいときに活躍します。

旅行先のショッピングやお土産屋購入のお供として持ち歩けば、スーツケースの容量や肩こりなどを気にせず移動ができるでしょう。

さらに、防犯性の高い「Wファスナー」を採用しており、不正なこじ開けを防止します。LOJEL(ロジェール)は、海外でも安心して使えるファスナータイプのスーツケースです。

▼LOJEL(ロジェール)の特徴

  • ショッピングへの持ち歩きにピッタリ
  • 防犯性・収納性に優れている

5.日本製の高機能スーツケースで快適な旅行を|ACE(エース)


出典:楽天市場

ACE(エース)は、日本発の老舗メーカーで、製造もすべて国内で行っています。

スーツケースの中に、コートやスーツを綺麗に収納できるハンガーが付属しているなど、日本ならではの細やかな機能が魅力のメーカーです。

海外旅行に行くなら、耐衝撃性・耐摩擦性に優れたプロテカシリーズ「エキノックス」を選びましょう。フレームタイプなので、防犯性も高く、海外向きと言えます。

また、安定性と静音性を兼ね備えた「サイレントキャスター」を採用しており、ゴロゴロ音が少ないので、早朝深夜のフライトでも周囲を気にすることなく移動できます。

さらに滑らかに走行できる「べアロンホイール」を搭載しているので、海外での長距離移動も疲れにくいでしょう。

エキノックスは、ストレスなく海外旅行を楽しみたい方におすすめのスーツケースです。

▼ACE(エース)の特徴

  • 出張や長距離移動に嬉しい機能性
  • スタイリッシュなデザインを好む方におすすめ

使用頻度が高くない場合は、スーツケースのレンタルがおすすめ

出典:エースサービス

「年に1回しかスーツケースを使用しない」「自宅にスーツケースを置く場所がない」といった場合は、レンタルをおすすめします。

▼こんな人にもおすすめ!

  • 購入前に使用感を試したい
  • 高級ブランドを低価格で試してみたい
  • 旅行先に応じて気分を変えてみたい
  • スーツケースの買い替えを検討している

旅の大切なお供となるスーツケースには、こだわりたい方も少なくないはず。エースサービスなら、スーツケースのタイプや色、レンタル期間など、自分にぴったりの条件からお好みの商品を必要な時だけレンタルすることができます。

また、使っているうちにキズがついてしまったり、空港やホテルの預け入れで破損してしまっても、故意または不適切な使用でない限り修理等の負担なく返却できる点も魅力です。

▼サービス詳細を見る
エースサービス

出典:エースサービス

出典:エースサービス

スーツケース「空港宅配サービス」の利用で旅行をより快適に

海外旅行となると、どうしても荷物が多くなってしまうもの。重いスーツケースを運ぶのは大変ですよね。

そこでおすすめなのが「空港宅配サービス」です。このサービスは、スーツケースを自宅やオフィス、発着地の空港など希望する場所に届けてくれます。

空港宅配サービスは、ヤマト運輸や日本郵政、JAL、ANAなどが提供しているので、ぜひ活用しましょう。

  • ABC空港宅配サービス(JAL)
  • 手ぶら・空港宅配サービス(ANA)
  • 空港ゆうパック(日本郵政)
  • 空港宅急便(ヤマト運輸)
  • QLライナー

空港宅配サービスを利用すると、より快適に旅行を楽しむことができますよ。

まとめ|お気に入りのスーツケースで海外旅行に出かけよう

下記に、海外旅行用スーツケースを購入する前にチェックすべきポイントをまとめました。

  • 宿泊日数でサイズを決めよう
  • ファスナータイプは盗難に注意
  • アメリカ旅行ならTSAロック搭載を
  • 使用頻度が低い場合はレンタルがおすすめ

本記事で紹介したスーツケースは、どれも海外旅行におすすめなので、ぜひ参考にしてくださいね。お気に入りのスーツケースを持って、海外旅行に出かけましょう。

スーツケースの選び方をもっと詳しく知りたい方は「知って得するスーツケースの選び方!旅行目的・素材などタイプ別に解説」を参考にしてください。