


安くて頑丈なスーツケース7選!おすす...

パラオ旅行をお考えの方の中で、行ってみたい観光スポットやお土産屋はあるけど、それが実際にどこにあるのか、いまいち想像できない方も多いのではないでしょうか。パラオは586もの島々からできており、各観光スポットに訪れるためには島々を横断する必要があることも、パラオの全体像をわかりにくくする要因のようです。
そこで今回は、パラオの各エリア毎の特徴を紹介します。大まかな位置を把握し、旅行時に効率良く周れるように準備しましょう。
パラオは、日本からおよそ3,000km南、フィリピンのすぐ東に位置したミクロネシアに浮かぶ島国です。赤道も近く、年中25℃から30℃の間で安定しています。
行き方は、日本からチャーター便を利用した期間限定の直行便か、台北、ソウル、グアムで乗り継ぐ経由便があります。
親日の人が多く、日本と時差がないことや直行便を利用すれば約4時間半で着くこともあって、人気の旅行先です。
パラオは586の島々によって形成されている島国で、そのうち9島が有人島です。
中心地はコロール島で、コロール島からは空港のあるバベルダオブ島、リゾート地であるアラカベサン島、お洒落なバーやレストランの多いマラカル島へ車で行くことができます。
またオプショナルツアーに参加すれば、世界遺産のロックアイランド、日本とアメリカが激戦を繰り広げたペリリュー島などにも行くこともできます。
パラオ観光では、コロール島、バベルダオブ島、ロックアイランド、ペリリュー島に訪れる方が多いのではないでしょうか。観光で訪れることの多い、パラオの主要な島の特徴を見ていきましょう。
コロール島は2006年まで首都であり、現在も国民の約7割が生活するパラオの中心地です。ダウンタウンもコロール島にあるので、パラオ滞在中には多くの時間を過ごすことになるでしょう。
ダウンタウン沿いにホテルや飲食店、お土産屋などに加え、「ベラウ・ナショナルミュージアム」や「エピソン・ミュージアム」などの観光スポットもあり、徒歩で周ることができます。
パラオでもっとも高級なリゾートホテル「パラオ・パシフィック・リゾート」があるアラカベサン島と、お洒落なバーやレストランが多く構えるマラカル島とも橋で繋がっており、どちらもコロール島のダウンタウンから車で5分ほどの距離になります。
ダウンタウンのあるコロール島とKBブリッジ(日本・パラオ友好の橋)で繋がっているのが同国でもっとも人口の多いバベルダオブ島です。ミクロネシアでは、グアムに次ぐ大きさの島であり、パラオの約7割の面積を占めています。パラオ旅行の玄関口であるコロール空港もここにあります。
パラオの人々からは「本島」や「ビッグアイランド」とも呼ばれ、2006年にはバベルダオブ島のマルキョクに首都が移転しました。
バベルダオブ島にはいくつもの山や、ミクロネシア最大の滝「ガラスマオの滝」、謎の遺跡群「ストーン・モノリス」があったりと、自然が溢れています。
パラオ旅行で外せないのがロックアイランドと呼ばれるコロール島とペリリュー島の間にある200~300の島々「ロックアイランド」です。周辺のラグーンとともに世界遺産にも登録されており、多くの観光客がマリンアクテビティを楽しみます。
ダイビングスポットとして人気のカープ島やウーロン島、アントニオ猪木氏がオーナーのイノキアイランド、ジェリーフィッシュレイクのあるマラカル島、ミルキーウェイがあるウルクターブル島などがあります。また、オプショナルツアーで人気のロングビーチやブルーホール、ジャーマンチャネルなどもロックアイランドの一部です。
ロックアイランドに訪れるには、1日または半日のオプショナルツアーに参加するのが一般的です。コロール島周辺のホテルへ宿泊する場合、ツアーに参加すれば、ホテルへの送迎がつきます。
コロール島から南西方向に約50km進んだ先にあるペリリュー島、面積はおおよそ13km2でペリリュー州に属します。
第二次世界大戦時に、日本とアメリカの激戦が繰り広げられたことで知られており、慰霊の旅に訪れる方が多くいます。
多くのツアー会社がオプショナルツアーを提供しており、コロール島から船で出発し、ロックアイランドを通過して2時間ほどで到着します。当時使用された戦車や日本軍総司令部などが残されており、当時の戦況を感じることができます。
カヤンゲル島はパラオ最北端の島で、カヤンゲル環礁唯一の有人島です。バベルダオブ島の北部から船で1時間ほどで到着します。
島民はおよそ100人ほどとアットホームな島で、観光客も少ないのでパラオの中でも秘境感があり、手付かずの自然が魅力です。
天候の条件が良いときに現れるロングビーチが、島の一番の見どころ。ロックアイランドに行くツアーに組み込まれていることが多いです。
ペリリュー島と同じく、第二次世界大戦で日本とアメリカの激戦が繰り広げられたアンガウル島。ペリリュー島の南西10kmに位置し、パラオを取り囲むサンゴ礁のさらに南にあります。アンガウル州に属し、世界で唯一日本語が公用語として定められている島です。
人口は約100人のみで、コロール島から定期船が週に一度運行されており、片道約4時間で到着します。戦時中に使用された艦船や航空機がそのままになっているため、慰霊の旅に訪れる人が多いです。
パラオには数多くの島があり、見所も多岐にわたっているのが特徴です。そのためすべての島をまわろうとすると膨大な時間がかかってしまいます。決められた日数の中で本当に行きたい場所をリスト化し、どのような順序でまわるかを考えることが重要です。
私は4泊5日の旅行だったため、コロール島、マラカル島、アラカベサン島、バベルダオブ島、ロックアイランドに訪れました。
コロール島を中心に、マラカル島、アラカベサン島、バベルダオブ島は陸続きなので、レンタカーを借りて1日で周りました。ロックアイランドへは、1日のオプショナルツアーで向かい、マラカル島とウルクターブル島でアクティビティを楽しみました。
マラカル島やアラカベサン島のようにコロール島のダウンタウンから歩いていけるような近場の離島もあれば、定期船が少ないため最低でも1週間以上日数がかかるアンガウル島など島によって掛かる日数も異なるので、自身の旅程に合わせたプラン作成が大事です。
また、予定を立てたとしても、当日の天気などによって予定変更をせざるを得ない場合もあります。急な予定変更時も、見どころの位置関係が頭の中に入っていればスムーズに新たな予定を組み込むことができます。位置関係を理解して、パラオを最大限楽しんでください。