海外旅行や長期旅行は、どうしても荷物が多くなってしまいますよね。
何を持って行ったら良いのか分からない、ものを詰め過ぎて荷物が多くなる…など、パッキングに苦手意識を持つ方も多いのではないでしょうか。
本記事では、スーツケースのパッキング術として、荷物をコンパクトに収納する方法や持っておくと便利なアイテムを解説しています。
便利な収納グッズも紹介しているので、パッキングが苦手な方は、ぜひ参考にしてください。
荷物をコンパクトにするパッキング術6つ
ここでは、荷物をコンパクトにするパッキング術を紹介しています。今すぐ収納上手になるので、荷造りが苦手な方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1.重いものは下、軽いものは上
スーツケースの上部には軽いもの、下部には重いものを入れましょう。そうすることで重心が下へ寄り、スーツケースが安定して持ち運びやすくなります。
重いものは下、軽いものは上、と決めておくと、どこに何を入れたらいいのか分かるので、パッキングの時間も減ります。
また、ワインボトルなどの割れ物は、タオルや服などで巻いてからの収納がおすすめです。衣類が緩衝材代わりになるので、荷物がコンパクトになります。
2.必要な日用品だけを持っていく
あれもこれも持っていこうとすると、荷物が多くなってしまいますよね。旅行は、最低限必要なものだけ持って出かけましょう。
とはいえ、何を持っていけばいいのか悩んでしまうもの。荷物をコンパクトにしたい方は、旅先でも購入できる「日用品」を削ることをおすすめします。
下記に、旅先で手に入る日用品をまとめました。
- ティッシュなどの紙類
- 歯ブラシ、歯磨き粉
- ボディソープ、シャンプー類
- デオドラント
- ビニール袋
- 生理用品
- 筆記用具
日用品は、自分が絶対に必要だと思うものだけ持っていきましょう。「念のため持っていこう」を減らすと、荷物をコンパクトにできます。
また、日用品をスッキリ収納できるガジェットポーチもおすすめです。嵩張りやすい日用品をひとつにまとめると、スーツケースに余裕ができます。
3.服やタオルはクルクル巻いて収納する
衣類やタオルは嵩張りやすいですが、畳み方を変えるだけでスッキリ収納できます。
Tシャツなど薄手の服は、くるくる巻くとコンパクトに収納できるのでおすすめです。
また、パーカーなど厚手の服も、同様に丸めるように畳むとコンパクトになります。
さらにコンパクトにしたい方、服をそのままスーツケースに入れたくない方は、圧縮袋やフリーザーバックなどを活用しましょう。
4.着回しできる服を持っていく
旅先にどんな服を持っていこうか、迷ってしまいますよね。荷物をコンパクトにしたい方は、着回しできるアイテムがおすすめです。
たとえば、デニムなど嵩張りやすいアイテムを最小限にし、嵩張らないトップスを複数持って行くと少ない荷物で着回しできます。
日中は暑くて夜は寒いなど、気温差がある地域に行く場合は、羽織れる服を持っていきたいですよね。この場合、薄くて暖かいライトダウンがおすすめです。
また、インナーなど乾きやすい衣類は、旅先で手洗いするのも良いでしょう。洗濯して使い回すことで荷物がグッと少なくなります。手洗いは乾きにくいのでは…と思うかもしれませんが、アイロンをかけてから干したり、エアコンを除湿にしたりするとすぐに乾きます。
衣類の収納には圧縮袋を使おう
荷物のなかで最も嵩張るのは、衣類やタオルなどではないでしょうか。衣類を圧縮することで、スーツケースの中をスッキリさせることができます。
海外旅行など、荷物が多くなりそうなときは、圧縮袋を活用しましょう。圧縮袋は「ビニール製」と「布製」の2種類に大別されます。
ビニール製の圧縮袋は、オンライン通販やダイソーなどの百円均一で安く購入できるのが特徴です。しかし、旅行中にジップ部分が壊れたり、力が入らず上手く圧縮できなかったりする可能性があります。
一方、布製の圧縮袋は、力を入れなくても簡単に収納できるのが特徴です。ビニール製よりお値段はしますが、繰り返し使うことができます。
たまにしか旅行に行かない方は、使い捨てできるビニール製。簡単に圧縮したい方、よく旅をする方は布製がおすすめです。
5.試供品やトライアルセットを活用する
愛用のスキンケアを持って行こうとすると、どうしても嵩張ってしまいますよね。旅先では試供品やトライアルセットを活用するのもおすすめです。
とにかく荷物を少なくしたい方は、ボトルではなく、使い切りの「パウチタイプ」を選びましょう。
パウチタイプは、嵩張らないので荷物をコンパクトにできます。さらに、使い終わったら捨てることができるので、帰りの荷物をグッと減らすことができるのもメリットです。
6.お土産用のスペースを作っておく
旅行の帰りは、お土産などで荷物が増えてしまいますよね。
荷物がパンパンな状態で旅行にいくと、スーツケースが閉まらなくなったり、重量オーバーになったりする可能性があります。
それを避けるためにも、パッキングのときに「お土産用スペース」を残しておくことをおすすめします。スーツケース容量の20〜30%ほど余裕を残しておくと安心です。
また、機内持ち込み用のスーツケースを使用している方は、100ml以上の液体類など、機内持ち込みできないお土産に注意しましょう。
手荷物預け用の丈夫なボストンバックを持参するのもおすすめです。
荷物をコンパクトにするための便利グッズ5選
ここからは、荷物をコンパクトにするための便利グッズを紹介していきます。
おすすめの商品や使い方も紹介しているので、パッキングの参考にしてみてください!
1. ガジェットポーチ|収納力に優れたアイテム
- 名称:Sokaiwheel|ガジェットポーチ
- 値段:2,000円
- 用途:旅行ポーチ
Sokaiwheelのガジェットポーチは、仕切りがなく収納の自由がきくのが特徴です。また、スーツケースの中で散らばってしまう細々としたものをまとめることで、スーツケースの中を綺麗にすることが可能です。
また、A4サイズの縦の長さと同じ大きさなので、文房具はもちろん意外とかさばる各種充電器の収納など、様々な用途に使うことが可能です。メッシュ素材のポケットがついているので大事なアクセサリーなどの小物も無くさずに収納することができます。
2. 圧縮袋|厚手の衣類はコンパクトに
- 名称;イーグルクリーク|バックスペクター圧縮キューブセット
- 値段:1万789円(Amazon)
- 用途:アウターやタオル類の圧縮袋
旅行の際に荷物がかさばってしまう要因の一つに、厚手のアウターやバスタオルなどがあります。特に冬は防寒のためにアウターを持っていくと、スーツケースの中がそれだけでいっぱいになってしまいませんか?
そこで圧縮袋を使うことで、スーツケースの中をすっきりと収納することが可能です。
こちらは2個セットなので、より多くの荷物を収納することが可能です。
3. シャワーキャップ|靴の収納におすすめ
- 名称:Teenitor シャワーキャップ 100枚入り
- 値段:1,080円
- 用途:靴の収納
Teenitorのシャワーキャップは、エステや美容院などで使われる業務用のシャワーキャップです。100枚入りと大容量なため、気兼ねなく使うことが可能です。
靴にシャワーキャップを包んで収納することで、スーツケースの中を綺麗に保つことができます。
また、予備のシャワーキャップを持っていくことで、綺麗に靴を収納して持ち帰ることができるでしょう。ホテルのアニメティにシャワーキャップがある場合もありますが、持参すると安心です。
4. 試供品|液体類は必要な分だけ持っていこう
- 名称:dプログラム アレルバリア エッセンス BB 化粧水体感セット 化粧下地 ライト 40mL+サンプル各1.5mL(1回分)
- 2,877円(Amazon)
- 用途:旅行用化粧水
毎日のスキンケアは欠かせない、でも全て旅行に持っていくとかさばってしまう。そんなときは試供品やサンプルなどの小分けになっているものを持っていきましょう。
家に小分けに入っている化粧水がない場合は、Amazonや楽天市場などでも購入することが可能です。dプログラムの化粧水セットはBBクリームと5種類の化粧水が入っているので、1週間未満の旅行であれば安心です。
5. フリーザーバッグ|防水&不要なスペースを作らない最強の収納グッズ
- 名称:ジップロック フリーザーバッグ M 45枚入
- 値段:656円
- 用途:防水もできてスーツケースの中をスッキリ収納
キッチン用品でよく使われるフリーザーバッグですが、旅行の際にも大活躍します。不要な空気を抜くと圧縮袋のようになるので、スーツケースの中をスッキリと収納することができます。
また、大切なものをフリーザーバッグに入れると、防水グッズとしても活躍します。海に遊びに行くときにも貴重品を入れるために持っていくといいでしょう。
帰りに荷物が増えた!お土産対策に使えるグッズ3選
旅行帰りは荷物が増えてしまうものですが、アイテムひとつで帰路が快適になります。
ここでは、荷物が増えやすい方におすすめの便利グッズを紹介しています。いつも荷物が増えて困ってしまう方は、ぜひ参考にしてください。
1.旅行用サブバッグ
旅行には、折り畳みタイプの「サブバッグ」を持っていくと安心です。
折り畳みタイプは、小さく折りたたんで収納できるので、行きや荷物が増えなかった場合も邪魔になりません。
なかでも、スーツケースの上に固定できるキャリーオン可能なサブバッグがおすすめです。
このサブバッグは、ナイロン製なので丈夫かつ軽量、さらに肩掛けもできるので、荷物を楽に運ぶことができます。買い物メインの旅行に行く方は、サブバッグを持っておくと安心です。
2.手荷物固定ベルト
手荷物固定ベルトは、スーツケースの上に荷物を固定することができる便利グッズです。荷物をひとつにまとめることができるので、ストレスなく快適に運ぶことができます。
手荷物固定ベルトは、丈夫でコスパも良い「バッグとめるベルト」がおすすめです。
バッグとめるベルトは、荷物の置き忘れを防いだり、空港やホテルでの「置き引き」を防止したりする役割もあります。
3.エキスパンダブル機能付きスーツケース
荷物が増えやすい方は、拡張機能がついたスーツケースがおすすめです。
拡張機能があると、スーツケースの容量を自由に調整できるので、荷物が増えても安心して収納することができます。
出典:楽天市場
拡張機能がついたものは「エキスパンダブル機能」や「マチアップ機能」と書かれているので、スーツケースを選ぶときに確認してみてください。
また、拡張部分が破けてしまう可能性があるので、品質の良いスーツケースを選びましょう。下記、有名ブランド「サムソナイト」が販売しているおすすめのスーツケースです。
その他のおすすめスーツケースは「利用目的で選ぼう!おすすめのスーツケース14選」で紹介しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ|パッキングのコツを掴んで旅行を楽しもう!
この記事で紹介したパッキング術を使えば、誰でも荷物をコンパクトにすることができます。
パッキングのコツを掴むと、荷造りのストレスが減るので、旅行がさらに楽しくなりますよ。
荷物がゴチャゴチャになってしまう方、旅行の準備が苦手な方、荷物が多くなってしまう方は、ぜひ実践してくださいね。