


パラオのダイビングスポット7選!ダイ...

シュノーケリングにダイビング、セスナにクルーズ。大自然パラオを楽しむ方法はいくつもありますが、せっかくパラオに来たなら食事も最大限楽しみたいですよね。
パラオにはマングローブ蟹、シャコ貝やコウモリを使った料理など、日本では珍しい名物料理も多数あります。パラオの名物料理を味わえる店や、モーニングやディナーにおすすめの店など、金額やシチュエーションの異なるパラオのレストランをご紹介します。
※記事内では1USドル=108円で計算しています。
世界的にも知名度の高いとはいえないパラオ料理ですが、海に囲まれた土地柄とあってなによりシーフード料理に定評があります。
パラオの名物料理の中でも、もっとも人気なのがマングローブ蟹。パラオではソテーにして食べるのが一般的で、濃厚な蟹味噌と肉厚な身が病みつきになります。
約0.5kgで20USドル(約2,160円〜)からと高級食材なので、どれくらい食べるかはお財布と相談しましょう。
フルーツバットといわれる果物を食べて育つコウモリを使った料理。鶏肉と比べ甘みが強く、パラオではココナッツミルクなどで煮込みます。
コウモリを食べる食文化は世界を見渡しても珍しいので、ユニークな経験になること間違いなし。
日本では沖縄などで食べられるシャコ貝もパラオの名物です。カラフルな見た目からは想像できない繊細な味わいが特徴で日本人でもファンが多いはず。
刺身でも、焼いてもおいしいですが、パラオの人はココナッツミルクで煮込んで食べます。
空芯菜を炒めた料理であるカンクンソテーはにんにく唐辛子が効いており、お酒との相性抜群です。パラオの地ビール・レッドルースタービール(Red Rooster Beer)と合わせて飲めばあなたもパラオの呑んべえの仲間入り。
観光客のほとんどがホテルで朝食をとるからか、パラオの飲食店は少し遅めから営業を始めます。連泊中に気分を代えたり、ゆっくり起きた朝にブランチとして、外で食べてみるのも良いでしょう。
韓国人オーナーが営むオシャレなカフェです。ダウンタウンのど真ん中にあり、アクセスがいい上に、フレンチトーストやタピオカティーなど女性にうれしいメニューが豊富です。
朝7時オープンと他店に比べてお店が開くのも早いため、ツアー前にモーニングを楽しむこともできます。
ウエスト・プラザ・バイ・ザ・シーの2階にあるカフェ。宿泊客以外でも食事でき、テラス席からの眺めは絶景です。なにより南国らしいフレッシュなフルーツとともに始まる朝は爽快です。
朝早くから営業しているので、1日を有効活用できるのもうれしいですね。なお、火曜のみ午前だけの営業となります。
Red Rooster Cafe – 2nd Floor WPH Seaside
コロール島のダウンタウンにあるインド料理店です。オーナーはもちろん、スタッフの方はほぼインド人なので本格的な味が楽しめます。カレーはもちろん、ビリヤニやタンドリーチキンもあって、お店の雰囲気も相まってインドに来たような感覚に陥ります。
夕食は、絶景を見ながら食事のできるお店や、マングローブ蟹やコウモリなどのパラオらしい食材を提供するレストランを予約して、パラオでしか体験できない食事を楽しみましょう。
パラオ産の食材を最大限生かした料理の揃う、ダウンタウンにある老舗レストラン。オーナーは日本人で、日本語が通じ、和食のメニューも多数あります。
おすすめのメニューはマングローブ蟹のソテーで、醤油や味噌を使った日本人好みの味に調理してくれます。また、タロイモやシャコ貝などのパラオフードを盛り合わせたプレートもあるので、一度に多くのパラオフードを楽しみたい方にもおすすめです。
日本人オーナーが経営するロケーション抜群のレストランです。「マリーナ カフェ ヴィータ(Marina Cafe Vita)」の魅力は海がすぐ目の前にあるということ。パラオには夜景や眺望が売りのレストランが多くありますが、ここまで海が近いお店は貴重です。
店内の雰囲気もよく、ついついワインやカクテルが進みます。人気レストラン「La Rochelle」の店主・坂井宏行氏の監修を受けており、フレンチなどの洋食料理のクオリティにも期待ができます。
パラオ レストラン Marina Café VITA(マリーナカフェヴィータ)
パラオ人にも人気の高級レストランです。実際、仲良くなったパラオ人に「ちょっと贅沢したいときに訪れるなら」と教えてもらったビストロです。
日本人が外食で毎回寿司屋に行かないのと同じように、パラオ人もパラオ料理店にはあまり行かず、ビストロやアメリカナイズされたお店を好みます。
写真のPrawn Tomato Pastaはシーフードがゴロゴロと入っており、ニンニクと唐辛子を効かせた人気のメニューです。連泊中、パラオフードに飽きてしまった方にとくにおすすめです。
パラオで珍しいお洒落なバーです。パラオにはレストランが多いのですが、バーが少ないので、貴重な存在です。
「リップ タイド ビーチ バー アンド グリル( Rip Tide Beach Bar&Grill)」は日本でいうダイニングバーのような作りで、目の前には海も広がります。午前2時まで営業しているので、早朝の帰国便で帰る人にもおすすめの一店です。ただ、ダウンタウンから少し外れたマラカル島にあるので、タクシーの予約を忘れずに。
パラオと日本では、お酒に関するルールや注意すべきことが異なります。場合によってはトラブルに発生する可能性もあるので、事前に確認をしておきましょう。
以下では、旅行者にも適用されるパラオの法律をご紹介しています。
パラオの中心部・コロール州では、18歳未満の夜間外出(22時から翌朝6時まで)が原則禁止されています。21歳以上の同行者がいる場合のみ、夜間外出が可能です。
パラオは店が閉まるのが早く、22時頃にはほとんどのレストランが閉店しているので、外食する分には問題ないでしょう。
パラオでは、21歳未満の飲酒・喫煙は法律で禁止されています。飲食店で年齢確認をされることは稀ですが、念のためパスポートを持ち歩くと安心です。
また、公園や路上など公共の場での飲酒も禁止されています。スーパーなどで購入したお酒をホテルまで飲み歩くといった行為は控えましょう。
また全面禁煙のレストランも多いので、喫煙する時はレストランのスタッフに確認をしましょう。
パラオの夜道を歩くときは、飲酒運転の車に注意が必要です。地元の人によると、金曜の夜から週末にかけて、飲酒運転の車が増えるそうです。その多さは、在パラオ日本国大使館の公式サイトでも注意を促しているほど。
日本と比べると「歩行者保護」の整備が不十分で、ガードレールや信号がない場所もあります。実際に交通事故も発生しているので、食事を楽しんだあとは、十分に車に気をつけながら帰りましょう。
Palau Pacific Resort内のレストラン
旅先での食事は、その旅の満足度と大きな関係があります。事実、筆者が今まで行った旅先で食事が美味しかった場所や、そこでしか食べられない珍しいものを食べた場所は思い出として深く残っています。
パラオでマングローブ蟹やシャコ貝を使った料理をはじめて食べたのですが、とてもおいしく、日本では簡単に食べることができないので、良い思い出になりました。
好みやシチュエーションに合わせて、納得のいくレストランを選び、パラオの食を最大限に楽しんでください。
(執筆・写真協力:片岡力也)
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