水上コテージ(水上ヴィラ)とは、海の上に建てられた宿泊施設のことです。
まるで海に浮いているかのように、部屋の目の前に海が広がっているので「寝ても覚めても海に囲まれたい」という方にはピッタリでしょう。
そこで本記事では、世界の水上コテージの中でも絶景屈指のパラオの水上コテージ「パラオパシフィックリゾート」について紹介します。
水上コテージに泊まろうと思っている方や、パラオの水上コテージについて知りたい方、新婚旅行先を探している方は参考にしてみてください。
パラオ唯一の水上コテージ!パラオパシフィックリゾート
パラオパシフィックリゾート(Palau Pacific Resort)は、太平洋に位置するパラオにある、唯一の水上コテージです。
※ホテルの公式サイトでは、「水上バンガロー」と記載されています。
- 英語表記名:Palau Pacific Resort
- 部屋数:全165室(水上バンガローは5棟)
- 空港からホテルまでの所要時間:車で約30分
- コロール市内からホテルまでの所要時間:車で約15分
- 水上コテージ宿泊料金:US1,355ドル~/1泊
- 空港とホテルの送迎バスあり
- 公式サイト:https://www.palauppr.com/jp/
2015年7月15日に、ミクロネシア地域初の水上コテージとしてオープンしました。
ここからは、水上コテージの魅力についてお伝えしていきます。
魅力① 海まで徒歩0分!贅沢なプライベート空間
パラオパシフィックリゾートの水上コテージは、トロピカルな雰囲気で統一された客室から、パラオの海を一望することができます。
部屋に備え付けられているテラスに出れば、そのまま海に入ることができるので、海への移動時間が0秒!
思い立った瞬間に海に入ることができる自然の近さは、水上コテージならではの魅力です。
また、パラオパシフィックリゾートにある全165部屋のうち、水上バンガローは5棟しかありません。開放的な海上にそれぞれが独立して建てられているので、プライベート空間もしっかり確保できます。
魅力② 室内には海中を覗けるガラスフロア
部屋の一部がガラスフロアになっており、室内にいても海の中を覗くことができる工夫がされています。
どこにいても海の様子を眺めることができるのは、海好きな方にとっては嬉しいポイントです。
魅力③ 天蓋付きのキングサイズベッド
水上バンガローには、豪華な王室にあるような、天蓋付きのキングサイズベッドが全5室用意されています。
大きなベッドで疲れた体をしっかりと休めることができます。
パラオパシフィックリゾートの水上バンガローには「ハネムーンプラン」も用意されているので、新婚旅行で忘れられない思い出を作るのにも良いでしょう。
なおハネムーンプランには、4泊以上からの予約が必須です。
▼ハネムーンプラン詳細
- ドリンク8本無料でお渡し
- 朝食ブッフェ
- スパでのバリニーズマッサージ(50分)
- コースディナー5コース(ハウスワイン1人1杯付き)
- ハネムーンケーキ
- ハネムーンデコレーション
- ハネムーンプラン参考価格:410USドル/1泊(予約は4泊~)
魅力④ 日本語対応のゲストサービスがあるので安心
パラオは海外ですが、パラオパシフィックリゾートには日本人スタッフが駐在しているので、英語が苦手でも問題ありません。部屋にある金庫の使い方やレストランのメニュー表なども、ほとんど日本語と英語で表記されています。
宿泊中に何か困ったことや分からないことがあれば、日本語対応のゲストサービスも利用することができます。
▼詳しくはこちら
パラオパシフィックリゾート|よくある質問
魅力⑤ 美味しいシーフードを味わえる
パラオパシフィックリゾートには、いくつかのレストランやバーがあります。
市街地まで行かなくてもリゾート内で地元の新鮮なシーフードを味わうことができます。
レストラン
- メドゥ リブタル
- ココナッツ テラス
- ハイ ティー
- ビーチバーベキュー
詳細はこちら:パラオパシフィックリゾート
バー
- メスキューウォーターホール
- サンセットビアガーデン
- アコイ・コイバー
詳細はこちら:パラオパシフィックリゾート
上記以外にも、プライベートダイニングやルームサービスも利用可能です。
水上コテージを予約する前に確認しておきたいポイント
ここからは、実際に水上コテージを予約するときに確認すべきポイントをご紹介します。
17歳以下は利用できない
パラオパシフィックリゾートの水上コテージには、「18歳以上」と宿泊者への年齢制限があります。小さなお子さんとは一緒に泊まることができないのでご注意ください。
水上コテージ以外の客室は、17歳以下でも泊まることができます。なお、宿泊時に満13歳以上であるば「大人」とみなされるので、宿泊人数の計算には注意しましょう。
1室につき宿泊できるのは最大2名まで
水上コテージに泊まることができるのは、1棟につき3名までです。
キングサイズのベッドを1名または2名で使う事ができるのですから、大変贅沢な気分になることでしょう。
ピークシーズンは4泊以上の予約が必須
パラオのピークシーズン(6〜9月)は、4泊以上の予約が必要になります。
通常のシーズンでも2泊以上の宿泊の予約が必要です。1泊のみは予約することができないので、注意しましょう。
水上コテージ以外でおすすめのリゾートホテル
パラオで水上コテージに泊まることができるリゾートホテルは、パシフィックリゾートだけですが、他にも魅力的なホテルがたくさんあります。
ここからは、水上コテージ以外でおすすめのリゾートホテルを2つご紹介します。
パラオ・プランテーション・リゾート
パラオプランテーション・リゾートは、コロール島の市街地にあります。
市街地にあるにも関わらず、ジャングルとタロイモ畑に囲まれているので、大自然の緑に囲まれながら優雅な時間を過ごすことができます。
プランテーション・リゾートの魅力の一つは、スタッフのホスピタリティです。
客室は全部で20室と小規模ではありますが、ユニークなベッドメイキングを楽しむことができます。
リゾート内には、4種類のレストラン&バーがあります。
パラオのローカルフードから、日本人の口に合う料理まで用意されているので、海外だからと冒険するのが不安な方でも食事も楽しめます。
メインレストランである「フォレストガーデン」は、朝日を観ながらの朝食も楽しむことができますよ。
日本人スタッフもいるので、困ったことがあれば日本語でのやりとりも可能です。
▼公式サイト
パラオプランテーションリゾート
ホテルパラオガーデンパレス
ホテルパラオガーデンパレスは、パラオにいながら日本式のおもてなしが受けられると人気のホテルです。
市街地から徒歩1分に位置しているので、ショッピングや観光にも気軽に出かけることができます。
全客室フリーWi-Fiが付いた広いお部屋ですので、ご家族連れでも安心してパラオ旅行を楽しむことができます。
ホテルパラオガーデンパレスから海への無料送迎バスが出ています。海やビーチへのアクセスが簡単で、時間を無駄にせずに遊びに行くことができます。
日本人オーナーが経営するホテルなので、快適に過ごすことができます。レストランの予約や現地の情報などで困った事があったら、日本人スタッフに相談しに行きましょう。
また、日本人の建築家による丁寧な設計された建物なので、セキュリティ対策もしっかりされているようです。
▼公式サイト
ホテルパラオガーデンパレス
こちらの記事で、もっと詳しくおすすめのホテルの紹介をしています。
ホテル周辺のパラオ観光スポットも楽しもう
ここからは、宿泊施設やレストランが立ち並ぶコロール島のダウンタウンからアクセス簡単な観光スポットをご紹介します。
パラオには公共交通機関がないので、移動手段はレンタカー、タクシー、シャトルバス、送迎バスになります。
ロングビーチ:コロール島各ボート停留所から約40分
ロングビーチは、干潮のタイミングで1日に1時間しか現れない幻のビーチです。幻と言われるのは、現れる時間帯も変わってしまったり、日によっては出ないこともあるからです。
ツアーでは、出る時間を推測してくれて連れて行ってくれるのですが、それでも観れない場合もあるそうです。観られる可能性も高くなるのでツアーがおすすめです。
ウミガメの産卵地でもあるので、時期によってはウミガメの赤ちゃんを観ることもできるかもしれませんね。
ミルキーウェイ:ボートで約30分
ミルキーウェイとは、ウルクターブル島の入り江にある乳白色の塩水湖です。なぜ乳白色なのかというと、ロックアイランド諸島を形作る石灰岩や、石灰化した珊瑚が流れ出して水底に溜まっているからです。
この流れ出した乳白色の泥は、天然のミネラルが含まれています。保湿や美肌効果、日焼けの炎症を抑える効果があることで人気です。
ミルキーウェイの泥を配合した化粧品がDFSやコロール島の市街地で販売されています。
ツアーに参加すると、ガイドが水底に溜まっている泥を人数分すくい上げて全身パックをしてくれます。また、塗った場所にマンタやお花の絵を書いてくれ、写真撮影もしてくれるので思い出に残りますね。パックが終わったら船から湖に飛び込んで、泥を洗い流して全身パック完了です。
ガラスマオの滝:車で50分
バベルダオブ島にある20mあるガラスマオの滝は、形状や水量が壮大です。
滝がある場所に向かうジャングルトレッキングは往復で1時間です。道もある程度整備されていますが、滑りにくくて歩きやすい靴で行くようにしましょう。
滝の表だけではなく、裏側にも入ることができます。水量が多く水しぶきが良く跳ねるので、濡れてもいい服装で行くのがおすすめです。
パラオ国立博物館(ベラウ国立博物館):徒歩約10分
館内では3万点ほどの展示品があり、パラオの歴史を順番通りに進んでみていくことができます。日本語で解説されているものも多いので、パラオの歴史をよく知ることができます。
建物は2階建てなので、2時間あれば全部回りきることができます。お土産屋もあるので、市街地のお土産屋で売っていないものも買えますね。
入場料は大人が10USドル、子どもは5USドルです。
こちらの記事では、パラオの観光スポットを15個紹介しています。パラオ初めての方も、こちらの記事を見たらパラオで外さない観光スポットを知ることができます。
まとめ|パラオの水上コテージで贅沢な時間を過ごそう
水上コテージに泊まりたい時は、日本から近いパラオがおすすめです。ホテルも日本語に対応しているところが多いので、英語が苦手な方も安心して観光することができます。
水上コテージに泊まると海まで0秒で行けるので入りたいときに海に入ることができます。室内でもガラスフロアから海中を覗けて、夜はキングサイズのベッドでゆったり体を休めることができます。
日々の喧噪から逃げ出して、パラオの綺麗な海の上で贅沢な時間を過ごしてみませんか?
気になるパラオまでの行き方や旅行費についてはこちらをご覧ください。