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パラオで使えるWi-Fiとその使い方|モバイルWi-Fiルーターや無料Wi-Fiスポット

パラオで使えるWi-Fiとその使い方|モバイルWi-Fiルーターや無料Wi-Fiスポット

いざパラオ旅行が決まり旅行計画を立てるなかで、気になるのはパラオのインターネット事情です。日本に比べると決してインターネット環境が十分に整っているとはいえないものの、ここ数年でパラオのインターネット環境も変化を遂げています。

日本からパラオへ向かう方に向けて、現在パラオで使えるインターネット環境をご紹介します。モバイルWi-FiルーターやWi-Fi用のプリペイドカード(有料Wi-Fi)、ホテルなどで使えるフリーWi-Fi(無料Wi-Fi)など、用途や予算にあわせて使い分けましょう。

記事内1USドル=108円で計算。

パラオのインターネット環境

日本や他のリゾート国と比べると、パラオは決してインターネット環境が整っているとはいえません。現地のガイドに聞いてみると、かつては動画もまともに観れなかったり、ネットの速度が遅すぎてツアー会社のWebサイトも満足に制作できない、といった声も聞かれました。

しかし、2017年12月にはグアムから海底ケーブルで高速インターネット回線がつながるようになりました。なんと2,500万ドルもの融資を通じて計画されたプロジェクトだったようです。(参照:Marianas Variety – Palau’s fiber optic cable now live

渡航前の事前情報ではホテルのフリーWi-Fiもつながりにくいった声が散見されましたが、実際に使ってみると日本での利用と遜色ありませんでした。現地のガイドいわく速度はかなり改善されたようで、実際、現地のパラオ人もYouTubeを観て楽しんでいるようです。

ただ、現地在住の日本人に話を聞いてみると、雨風の強い時期になると多少ネットの速度が不安定になることもあるようです。パラオには乾季と雨季がありますが、雨季にあたる5月~10月頃は温帯低気圧の影響で天気も荒れやすく、そういった天候などに左右されるインターネット環境であることは念頭に置いておくとよいかもしれません。

そんなパラオで、旅行中に使えるインターネットは下記の3通り。それぞれの使い方をご紹介します。

  1. モバイルWi-Fiルーター(レンタル)
  2. Wi-Fi用のプリペイドカード(有料Wi-Fi)
  3. ホテルやレストランのフリーWi-Fi(無料Wi-Fi)

1. モバイルWi-Fiルーター:PNCCでレンタル利用が可能

海外でインターネットを使うためのWi-Fiルーターをレンタルする会社はいくつかありますが、「テレコムスクエア」「グローバルWiFi」「グローバルデータ」「Wi-Ho!」「イモトWiFi」など、日本のTVCMで見聞きするサービスでも、実はパラオではモバイルWi-Fiルーターのサービスを提供していません。(2020年3月現在)

唯一利用できるのは、パラオ現地でレンタルできるPNCCのモバイルWi-Fiルーターです。

PNCC(Palau National Communications Corporation)はパラオ国営の通信公社で、コロール州やアイライ州といった主要エリアで4G回線を利用することができます。(その他の州は3G回線)

利用するには、現地でレンタルする方法と、ナイスデーツアーという日本のツアー会社を通じて申し込む方法があります。パラオ旅行の手配をおこなうナイスデーツアーでは、ツアーの申し込みとともにWi-Fiルーターの利用申込みを受け付けており、パラオ到着後に受け取れるので便利です。

利用料金は直接申し込む場合と変わらず、下記の2タイプ。日本から予約すれば、現地でルーターを受け取って利用できます。

  • Short-Stay Plan(125USドル / 約13,500円)・・・データ通信量:10GB/利用期間:5日間
  • Long-Stay Plan(250USドル / 約27,000円)・・・データ通信量:20GB/利用期間:14日間

1つのルーターにつき3台まで同時接続でき、実際に2人でスマホやパソコンを使ってみましたが、問題なく快適にインターネットを利用できました。もちろんYouTubeの視聴もサクサクです。

レンタルの申し込みにはツアーの申込みが条件となっているので、詳しくはナイスデーツアー(運営:グローバルサービス株式会社)までお問い合わせください。

パラオ旅行専門店ナイスデイツアー

2. プリペイドカード:パラオの通信会社が提供する街ナカWi-Fi

Wi-Fiルーターのほかに、パラオの通信会社が提供するWi-Fi用プリペイドカードを利用することで、街中のWi-Fiを利用できます。いわゆる有料Wi-Fiで、「PNCC」、「パラオテレコム(PT)」、「PT WAVEFI」の3社がプリペイドカードを提供しています。

モバイルWi-Fiルーターのようにいつでもどこでも、というわけではありませんが、日中はアクティビティで海に出ることが多いパラオではさほど問題ではありません。金額が安いうえに使用日数やデータ使用量によってさまざまな組み合わせがあるため、より自分に合ったプランを見つけやすいのも特徴です。

使用方法は、プリペイドカードを購入し、カードに記載されたパスワードを自身の端末で入力するだけ。とてもシンプルです。

コロール州にあるWCTCショッピングセンターではPNCC社のプリペイドカードが販売されていました。

  • 2日間無制限使い放題(2USドル / 約216円)
  • 10時間分使用可能(5USドル / 約540円)※使用期限:30日以内
  • 20時間分使用可能(10USドル / 約1,080円)※使用期限:30日以内

などとさまざまなプランが販売されており、今回は「2日間無制限使い放題」のWi-Fi用プリペイドカードを購入。使用したいタイミングでパスワードを入力し、Wi-Fiがつながった瞬間から2日間使えました。

使用範囲はコロール島のみでしたが、ホテルやレストランのWi-Fiに遜色なく、ストレスを感じずにインターネットを利用できました。レンタカーでの移動中も、グーグルマップを見ながらドライブできたので非常に役立ちました。

パラオへの滞在日数によって、自身に合ったプリペイドカードの購入をおすすめしますが、フリーWi-Fiと併用することで、使用時間の節約もできます。

各社で期間や金額、インターネットへの繋がりやすさはほとんど変わらないようで、「PNCC」、「パラオテレコム(PT)」、「PT WAVEFI」いずれかの購入場所を見つけ、使用用途やデータ使用量の上限などで選びましょう。

3. フリーWi-Fi:無料Wi-Fiはホテルやレストランで利用可能

ネット環境が徐々に整備されてきたパラオでは、パラオ国際空港や、レストラン、ホテルなどでフリーWi-Fiが飛んでいます。

パラオ旅行において必要最低限使えるスピードが出ており、グーグルマップやYouTubeを使ってみてもストレスになることもありませんでした。利用時間の制限などを設けている場所も少なく、気の向くままにWi-Fiを利用できる環境が整っています。

利用のためにパスワードを入力する必要がある場合は、店員さんやスタッフの方にパスワードを尋ねてみましょう。

ここでは、パラオ旅行でも訪れることの多い、ホテル・レストラン・空港でのフリーWi-Fiの使い方をご紹介します。

ホテルでのフリーWi-Fi

パラオのホテルは基本的にフリーWi-Fiが飛んでいます。筆者は「West Plaza Coral Reef」というアパートタイプのホテルに宿泊したのですが、フロントで渡されたパスワードをスマホに入力するだけでかんたんに接続できました。

滞在中は、通話アプリを利用して日本の知人とテレビ電話をしたり、動画の閲覧もでき、普段通りスマホを使えました。

ホテルによって敷地内どこでも使える場合もあれば、ロビーのみに限られる場合もあるので、事前にホテルへ確認しておくと安心です。

レストランやカフェのフリーWi-Fi

多くのレストランやカフェでフリーWi-Fiが利用できます。筆者が今回食事をしたレストランはすべてフリーWi-Fiが飛んでおり、時間や天候に関係なく快適につながりました。

フリーWi-Fiといっても、お店ごとにパスワードを入力する必要があるので、店員にパスワードを聞きましょう。英語ができなくても「Wi-Fi password?」「What is Wi-Fi password?」など単語を並べるだけでも大丈夫です。

「Red Rooster Cafe」や「Coffee Berry」など、パラオ旅行の拠点となるコロール島、マラカル島、アラカベサン島にあるレストランやカフェであれば、基本的にWi-Fiは利用できると考えて良さそうです。メニューの名前を調べたり、英語が苦手な方は翻訳アプリを利用してコミュニケーションも取れますよ。

パラオ国際空港のフリーWi-Fi

パラオ国際空港ではパスワードなしでフリーWi-Fiを利用できます。手順は以下のとおり。

  1. 手持ちの端末でWi-FiをONにし、「PNCC RROMO HOTSPOT」にアクセス
  2. 認証画面が表示されるので、「I agree」を選択
  3. 「WELCOME TO PNCC PALAU」の画面が表示されたら接続が完了です

パスワードの入力もなく、かんたんにWi-Fiの利用ができます。1回あたり30分利用でき、途切れたあとも再度接続することができます。

筆者が利用した時間はいずれも深夜帯でしたが、速度は速く、安定しており、グーグルマップの現在地の更新や、ホテルやツアー会社からのメールのチェック、到着日の通貨レートの検索なども空港に到着してから確認できました。

まだまだ日本からパラオへ向かう際には深夜発着便も多く、とくに帰国する際はフライトまでの時間を空港内で過ごすこともあります。そんなときにWi-Fiが使えると利便性が上がるので、ぜひ覚えておいてください。

滞在日数や用途にあわせてWi-Fiを活用しよう

数年前まで最高級ホテルのWi-Fiでさえ速度が遅いといわれていたパラオですが、海底ケーブルの接続以降、インターネット環境はかなり改善されてきています。実際にWi-Fiルーターや街中のWi-Fi、ホテル・レストランのフリーWi-Fiを利用しましたが、旅行中困ることは一度もありませんでした。

旅行中いつでもどこでも高速インターネットを使いたい方はPNCCのWi-Fiルーターを、最低限の利用で問題ない方はプリペイドカードを、1日数回の利用で問題ない方はフリーWi-Fiなどと、さまざまなWi-Fiをうまく利用して、より充実したパラオ旅行にしてみてください。