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ブルーコーナーで感動ダイビング!パラオが誇る世界有数のスポットを体験してきた

ブルーコーナーで感動ダイビング!パラオが誇る世界有数のスポットを体験してきた

ダイビングのメッカとして知られているリゾート地・パラオ。なかでも、ジャーマンチャネルやブルーホールと並んで、有名なダイビングスポットとして多くのダイバーに愛されているのが「ブルーコーナー」です。

美しい島々が浮かぶパラオの定番スポット・ロックアイランドのひとつ、カープ島にある唯一の宿泊施設「カープアイランド」オーナーの岸川さんという方が発見したポイントで、ダイナミックな地形がたちまちダイバーの中で話題になりました。

ナポレオンフィッシュやオグロメジロザメなどの大きな生き物から、ギンガメアジやバラクーダの群れなど、生息する魚の種類の豊富さと魚影の濃さがブルーコーナーの魅力です。

次々と魚たちが現れるブルーコーナーでパラオの海中を満喫しましょう!

パラオ有数のダイビングスポット・ブルーコーナーとは

上空からみたブルーコーナー

ブルーコーナーのサンゴ礁

ブルーコーナーはパラオ全体では南西に位置する世界的にも有名なダイビングスポットです。近くにはマンタが見れることで有名な「ジャーマンチャネル」や、ダイナミックなシュノーケルができる「ビッグドロップオフ」があります。

パラオ旅行の拠点となるコロール島からはスピードボートで50分ほどかかるので、パラオに慣れたダイバーは近くの有人島であるカープ島やペリリュー島を拠点に、ブルーコーナー周辺の海域でダイビングを楽しむ人たちもいます。

ブルーコーナーのナポオンフィッシュ

ブルーコーナーの様子

ブルーコーナーが世界中のダイバー憧れのポイントである理由は、魚の多さと透明度の高さです。ブルーコーナーで見られる魚は600種類以上と言われ、魚たちに囲まれる経験に圧倒されます。

このような光景は当たり目

ブルーコーナーのリーフ上の水深は13メートルから18メートル程で、垂直な崖となっているドロップオフの先端は一気に水深130メートルまで落ち込んでいるので、物を落としたら拾うことはできません。

ドロップオフ上のリーフに様々な魚がいますが、潮の流れが早いブルーコーナーではカレントフックという道具を使うと便利です。通称「展望台」と呼ばれるドロップオフの端部分で岩に引っ掛けて、身体を固定した状態で生き物を観察するのが定番です。

ブルーコーナーにあるドロップオフ

ドロップオフを横から見る場合は、ドリフトダイビングと呼ばれる潮の流れに沿うダイビングで進みます。

ブルーコーナーはカレントフックの使用や潮の速さから、上級者向けと思われがちでが、ブルーコーナーの海況によってはオープンウォーターの資格(OWD)があればチャレンジできる可能性があります。

ブルーコーナーに潜るかどうかはダイビングショップとガイドの判断になります。初級者であっても、ガイドを2人つければダイブ可能、といったケースもありますので、相談してみましょう。

ブルーコーナーでダイビングを体験!「水族館の中にいるみたい!」

ブルーコーナーに集まるボート

ダイビングポイントの希望を伝えることはできますが、ブルーコーナーは外洋にあるためコンディションが悪いと、潜れない可能性もあります。

ダイビングではない海上のロックアイランドツアーが中止になることは稀ですので、ダイビングとボートツアーの両方を予定している方は、ダイビングを優先した方が充実したパラオ旅行になりやすいでしょう。

ダイビング出発前に準備したもの

フィンとマスク

ダイビングの持ち物はこちらになります。ダイビングを終えてホテルに戻ってくるまでお金を使う機会はほぼありませんので、貴重品は置いていっても大丈夫です。

  • タオル
  • 水着・ラッシュガード
  • 日焼け止め
  • ロックアイランド許可証
  • 防水カメラ(持っていれば)

ダイビング当日は忘れ物がないように注意してください。ダイビングショップからの送迎が来る前までにタオルはホテルで借りておき、水着はあらかじめ着ておくと楽です。

ジェリーフィッシュレイク許可証

ロックアイランド方面のダイビングではコロール州政府が発行するロックアイランド許可証(50USドル)、またはジェリーフィッシュレイク許可証(100USドル)のどちらかが必要です。

有効期間はどちらも10日間。ツアー会社を通して購入し、ダイビング当日は忘れずに携帯しましょう。

日焼け止めとタオル・カメラ

また、パラオの紫外線は日本の7倍から8倍といわれているため、日焼け止めやラッシュガードなどの日焼け対策が必要です。パラオ人も長袖を着たり、帽子をかぶったりと工夫しています。

ダイビングショップに移動し、ツアーの準備へ

送迎車

どのダイビングショップを申し込んでも、基本的にはショップまでの送迎は無料です。余談ですが、車社会のパラオはコロール島内のレストランでも無料送迎があることも。

送迎時間の変更などがある場合はダイビング前日までにホテルのフロントに連絡がありますので、確認しておくと安心です。

レンタカーを借りていて、自力でダイビングショップに行く場合は朝の渋滞に注意です。時間に余裕をもって、迷わないようにショップの位置を確認しておきましょう。

ダイビングの費用はショップによって多少異なりますが、2タンクダイブは120USドルか130USドルほどが相場です。

3タンクダイブの場合は180USドルほど(1タンク追加で60USドルという考え方)が多いです。いくつかショップを比較して検討してください。

使用するタンク

ウェットスーツやレギュレーター、マスクやフィンなどのレンタルは追加料金がかかります。初心者向けのプランの場合はダイビング料金に含まれていることもありますが、自分の道具があればせっかくなので持参してください。

ダイビングに必要な道具はすべてダイビングショップで借りることができるので、何も持っていなくても大丈夫です。

レンタル品

ウェットスーツ

ダイビングショップに到着したらウェットやフィンなどを試着し、サイズをあわせます。フィンのサイズが大きいとダイビング中に脱げかかって潜りにくいので、出発前にきちんとサイズを合わせて下さい。

全員の道具が揃ったら、ガイドによるポイントの説明があります。ダイビングポイントごとの目安の時間やダイビング中のルートなどの全体の流れを把握しておきます。

ダイビング経験が少ない人はガイドから目を離さないように距離を保てば大丈夫です。もし遅れかかっていても、ちゃんと待っていてくれるので焦らずにゆっくりと移動しましょう。

いざ、ダイビングスタート!

移動するボート内

パラオで初ダイブの場合はスキルチェックとして、比較的穏やかなポイントで1本目を潜ることが多いです。パラオはボートダイビングが基本なので、スピードボートに乗ってそれぞれのポイントまで移動します。

曇り止めは必須

ダイビングポイントまでの移動のうちにカメラの設定やマスクの曇り止めなどをしておきます。ウェットスーツはダイビング直前に着ることが多いですね。

ボート淵からエントリー

ポイントに着いたら、準備が終わっている人から順番にエントリー! ボートダイビングが主流のパラオでは、船のふちに座り、背中から入るバックロールでのエントリーです。

ブルーコーナーは海の青がとくに鮮やかで、ダイビング開始すぐから海の美しさに感動します。外洋の潮が流れ込むため透明度もばっちり。

流れのあるダイビングに慣れていない人はガイドと離れすぎないように注意です。

ダイビング中

目の前を行き交う魚の群れ

ブルーコーナーでのダイビングはまず、ドロップオフ沿いの壁に沿ってドリフトダイブをします。

その後に、フッキングポイントと呼ばれるドロップオフの直上にあるリーフ部分の岩にカレントフックを引っ掛けて身体を固定。

潮の流れが早いので、フックが外れないように注意しながら流れに身を委ねてふわふわ浮いているような状態のまま行き交う魚を観察します。

壁沿いにドリフト

ブルーコーナーの壁沿いをダイビングするときは壁に近づきすぎず、ガイドと同じ深度になるように調整しながら進むことが大切です。

直立するドロップオフ

ガイドは潮の流れや地形を見ながら、泳ぎやすい深度をキープするように心がけています。ブルーコーナーは流れが早いと言われますが、壁沿いはそこまでではありませんので、落ち着いてダイビングを楽しんでください。

カレントフックを使用する様子

ブルーコーナーの魚影が濃いポイント

圧倒的な魚の大群

壁の上にある通称「展望台」と呼ばれる先端部分に登ったら、カレントフックを使用して身体を固定します。ここがブルーコーナーの中でもメインとなるポイントですが、場合によっては激流となっていることもあります。

慣れている人はフックを使わずに自分の泳力で位置をキープすることもできますが、撮影をしたり、しっかりと魚を見たい場合はフックを使った方が無難です。

ギンガメアジの群れ

バラクーダのトルネード

右を見ると、ギンガメアジの群れがすぐ横を泳いでいったり、またふと違うほうを見てみると、別の群れが過ぎ去っていったり。

運が良ければ大きな群れが竜巻状になって回遊するトルネードという現象を見ることができます。写真はバラクーダのトルネードです。

大きなサメに遭遇することも

サメなどの大物から小さい魚たちまで、なんでも出てきます。たくさんの魚が一緒に暮らす、大きい水族館の水槽の中をダイビングしているような感覚になります。

ダイビング中の様子

40分から50分くらいでブルーコーナーでのダイビングは終了です。最後に海面に上がる前に、水深5メートルほどの位置で3分間ほど待機する「安全停止」を行います。これは減圧症を予防するために窒素を排出するためです。

シグナルフロートを準備する様子

潮の流れが早くダイビング経験が少ないと、自力での安全停止が難しいかもしれません。その場合は、シグナルフロートと呼ばれる目印のヒモに捕まっても構いません。

また、ダイビング経験はあるものの久しぶりで不安な方向けに、各ダイビングショップ「リフレッシュダイブ」と呼ばれるレッスン付きのダイビングを催行しています。

ショップによりますが、1年以上ダイビングのブランクがあるとリフレッシュダイブへの参加を勧められます。

ダイビングは安全第一ですから、無理をしないようにしてブルーコーナーを楽しんでくださいね。

ダイビング終了。お疲れ様でした!

帰りのボートの様子

ダイビングが終了しショップにもどってきたら、ショップに常設されている洗い場で、ウェットスーツやマスク、フィン、持っていれば防水カメラなどをしっかり真水で洗います。

海水に濡れたままにしておくと機材は痛んでしまいます。機材を洗い終わったら、シャワーを浴びて着替えを済ませましょう。

機材の片付けはしっかりと

着替えなどが済んだら、ガイドや参加者と一緒にログブックを記入します。潜ったポイント名、深度、見た魚などを記入することで自分のレコードとなるので、ブルーコーナーで潜った記念を残すことができます。

ログブック記入までが終わったところで、ダイビングツアーは終了です。お疲れ様でした!

ブルーコーナーで見ることができる海の生き物

ナポレオンフィッシュとダイバー

ギンガメアジの群れ

オオメカマス

ブルーコーナーには600種類以上の海の生き物がいると言われていますが、メジャーなものはこちらになります。

  • ギンガメアジ、バラクーダ(これらは群れで出ます。)
  • グレーリーフシャーク
  • ナポレオンフィッシュ
  • ロウニンアジ
  • オオメカマス
  • イソマグロ
  • タイマイ、アオウミガメ
  • カスミチョウチョウウオ
  • イソマグロ

稀ですがジンベエザメが出現したという話も聞きますし、ジャーマンチャネルで見られる確率が高いことで有名なマンタの目撃情報もあります。

世界中でもこれだけ多くの魚を一度に見ることができる場所は珍しく、パラオがダイバーたちの憧れの場所となる理由の1つです。

ブルーコーナーで潜れるダイビングツアー

トルネードに囲まれるダイバー

パラオには日本人スタッフが常駐しているダイビングショップがたくさんありますので、英語が苦手な方も安心してダイビングに参加できます。

海況や船に同乗する参加者の希望でダイビングポイントが代わりますので、ダイビングショップに「ブルーコーナーで潜りたい」という旨を伝えるとともに、今後の予報などを聞いておくと予定が立てやすくなります。

また、減圧症を避けるために飛行機に乗る18時間前から24時間前はダイビングをすることができません(*1)。ダイビングの本数やダイビングショップの考え方によって、ダイビングから飛行機の搭乗までに空ける時間が異なるので、ショップにご相談ください。

*1 DAN JAPAN DD NETドクターからのアドバイス – 第2回 減圧症の予防

2ボートダイブ(ブルーマーリン)

ブルーマーリンはロックアイランドツアーなどを手がけるロックアイランドツアーカンパニー(RITC)の系列店で、ファンダイビング、ライセンス講習、体験ダイビングなどの基本コースから、エンリッチドエアダイバー講習といわれる特殊なコースも用意されているダイビングショップです。

ダイビングスポット開拓、季節ごとのスペシャルイベントダイビングなど、ほかのショップにはないオリジナルツアーも強みです。

RITCとのコラボキャンペーンで10%割引が適用されます。パラオ旅行はツアー参加の機会が多いので、ボートツアーをRITCで手配しダイビングツアーをブルーマーリンで予約すれば、旅行費用を節約できますね。

  • ツアー名:ファンダイビング(2ボートダイブ)
  • 費用:大人 120USドル
  • 所要時間:7.5時間
  • Webサイト:ブルーマーリン

2ボートダイビング(クルーズコントロール)

クルーズコントロールでは通常のボートダイビング、早朝ダイビングやナイトダイビングなどを催行しています。

ダイビング前にショップ前浅橋からエントリーして、終了後に通常のダイビングに参加する「0本目ダイビング」や、ダイビングが終了してから、ショップ前で潜る「4本目ダイビング」といったユニークなプランもあります。たくさん潜りたい方向けの選択肢が多いショップです。

また、ダイビングショップには珍しく、早朝ダイビング後にパラオの観光名所である「ジェリーフィッシュレイク」や「ミルキーウェイ」に立ち寄るプランがあるので、クルーズコントロールのみでパラオ旅行のツアーをすべて手配することもできます。

ショップは綺麗で開放感あふれる作り。ショップの外にバナナがぶらさがっており、こちらはいつでも好きに取って食べられます。また、コーヒー、紅茶など種類豊富なドリンクも置かれているので、ダイビング後の疲れを癒すことができます。

「ブルーコーナー」で一生の思い出を

青い海でのダイビング

世界中のダイバー憧れの地ブルーコーナーでは、見た事もないような多くの海の生き物に囲まれる体験ができます。

パラオでダイビングをするならブルーコーナーをメインに、ジャーマンチャネルやブルーホールなど周囲のダイビングポイントを組み合わせるようにすると充実したダイビングプランになりますよ。

それでは海中の絶景「ブルーコーナー」をお楽しみください!