useful お役立ち情報

パラオ旅行に必要な服装・持ち物|乾季と雨季の特徴に合わせて適切な準備を

パラオ旅行に必要な服装・持ち物|乾季と雨季の特徴に合わせて適切な準備を

日本から約3,000km離れた場所に位置する南の島「パラオ」。日本との時差もなく、フライトも直行便であれば約4.5時間で行けるため、日本人が気軽に訪れやすいリゾート地として人気を集めています。

そんなパラオとは、ミクロネシアに属する海洋性熱帯気候で、高温多湿が特徴です。雨季と乾季があり、気温は年間通して25℃から30℃の間で安定していますが、乾季は紫外線が非常に強く、雨季は台風の盛んな日本の8月と同じくらい雨が降ります。

しかし、近年は乾季にもスコールが多発したり、雨季でも雨が降らなかったりと、天候を予測するのは容易ではありません。そんなパラオだからこそ服装や持ち物の事前準備は必須です。急な天候の変化に困らないためにも、適切な準備をしてパラオに向かいましょう。

【確認:新型コロナウィルスの影響について】

2020年7月現在、新型コロナウィルスの影響で、パラオを含む全世界を対象として「不要不急の渡航を止めてください」を示す危険情報(レベル2)が発出されています。なお、パラオへの渡航者は入国後14日間、指定のホテルに隔離されることになっています。

参考:新型コロナウイルス関連情報 | 在パラオ日本国大使館 

パラオの気温や気候の特徴について

パラオには乾季と雨季があります。平均気温は乾季・雨季ともに27度ほどで、日本の真夏に比べると過ごしやすい温度といえるでしょう。

これから、パラオの乾季・雨季の違いをまとめた特徴について解説します。

パラオの乾季(11月〜4月ごろ)の特徴

パラオ旅行のベストシーズンである乾季(11月~4月)は、日本の約7倍の紫外線といわれる強い日差しが降り注ぎます。乾季における天候は安定的で、ジメジメとした湿気も少なくカラっとして過ごしやすいのが特徴です。雨季が終わった11月から次第に雨の量は減り、2月と3月がもっとも雨量が少なくなります。

ただ乾季でも、天気が崩れる日や熱帯気候特有のスコールが発生することがあります。そのため旅行を計画する際には、予定する日程の天候状況を事前に確認しておくことが大切です。

パラオの雨季(5月〜10月ごろ)の特徴

雨季(5月~10月)は、低気圧が発生しやすくスコールが頻繁に降り、蒸し暑い天候が続きます。熱帯低気圧の影響で西風が強く、海が荒れやすいのが特徴です。とくに7月の降水量は400mmを超えるときもあり、台風の起きやすい8月の東京とほぼ同じ量の雨が降ります。

パラオの雨季は、雨の影響でツアーが中止になる確率がどうしても上がるため、旅費を安く押さえられます。そのため、お得な価格でパラオ旅行をしたい方にはおすすめなシーズンといえるでしょう。

しかし、近年では明確に乾季・雨季を区別しないようになっています。それは、乾季でもスコールが多発したり、雨季でもあまり雨が降らなかったり、紫外線が十分に強いといった点が理由として挙げられます。

そこでパラオに訪れる際には、それぞれの季節の特徴を把握しつつ、適した服装や準備を心がけることが必要です。この点、パラオの乾季と雨季の特徴についてさらに詳しく解説している、下記の記事も参考にしてください。

パラオの天気・天候|乾季と雨季で異なる旅行の楽しみ方、準備・対策とは?

パラオ旅行に必要な服装・持ち物 

乾季にスコールが降ったり、雨季でも紫外線が強いなど、パラオの天候が変わりやすく、日本とも異なる気候を理解した上で、旅行時に必要な服装や持ち物について考えていきましょう。

パラオでの服装の基本は「夏服」スタイル

パラオの気温は年中27〜28℃と安定しているため、いつでも夏服スタイルの「半袖」「半ズボン」「ビーチサンダル」で過ごすことができます。とくにベストシーズンである11月〜4月ごろの期間は、雨がほとんどないため、身軽な格好で観光を楽しめるのはうれしいポイント。

ただし、紫外線が強いことやホテル内では冷房が効いていること、そして虫刺され防止のためにも、長袖のシャツや上から羽織るものをひとつ準備しておくと安心するでしょう。

スコール対策 

パラオの雨季に当たる5月〜10月ごろの期間は、ほとんど毎日のように雨が降っています。スコールとは熱帯特有の豪雨のことで、短時間のうちに急速に風が吹き荒れ、激しい雨が降り注ぎます。

そのため、雨季に訪れる際には以下の持ち物を用意しておくと良いでしょう。

【雨季に役立つ服装・持ち物】

  • 雨具(折り畳み傘やカッパなど)
  • リュックやカバンに着用できるレインカバー
  • 濡れた身体を拭くためのハンドタオル
  • 撥水・防水性のある防寒具
  • 雨で濡れたとき用の替えのシャツ

いずれにせよスコールは一時的なので、近くのスーパーやカフェなどで雨宿りをすることが多くなります。その際ときに、冷房の効いた店内に入ると風邪をひきやすくなるので、持ち歩きやすいハンドタオルや最低限の防寒具があると重宝します。

パラオの雨季・乾季の特徴|季節ごとの観光やアクティビティの楽しみ方

マリンアクティビティの準備 

パラオにはロックアイランドを中心としたマリンアクティビティが楽しめるスポットが多く点在しています。

たとえば、ダイバーの聖地とも呼ばれるパラオの海は、世界中からダイビング目当てに訪れる人がいるほど。ブルーホール、ブルーコーナー、ジャーマンチャネルといったスポットは一度は体験しておきたいところ。

ほかにも1日に1時間ほどしか姿を現さない「ロングビーチ」や、ターコイズブルーの海に沈む真っ白な泥が特徴的な「ミルキーウェイ」、無数のクラゲたちが浮遊する中をシュノーケリングで楽しむ「ジェリーフィッシュレイク」など、パラオならではの魅力的なスポットはまだまだあります。

パラオに訪れるほとんどの方がマリンアクティビティに参加すると思いますが、基本的にどのツアーもシュノーケリンググッズ、フィン、ライフジャケットなどといった必要な用具をレンタルすることができます。もちろん自前でも持参してもよいですが、まずはご自身の水着や体を拭くためのタオルを持っていきましょう。

マリンシューズやラッシュガードは、貸し出し対応していなかったり、有料の場合が多いので事前の確認が必要です。

タオルはほとんどのホテルで貸し出しを行っていますが、ゲストハウスやアパートメントホテルなど小規模の場合は要確認です。

日焼け対策

パラオの日差しは想像以上に強烈です。日本の約7倍の紫外線が降り注ぐといわれており、アクティビティで外に出ることの多いパラオでは日焼け対策は必須です。観光中は、サングラスや日傘、UV加工の上着、ラッシュガードなどを持っていくと良いでしょう。

日焼け対策に必須の日焼け止めですが、パラオ政府は、2020年からサンゴ礁に有害な成分の入った日焼け止めの使用を禁止する法案を可決しました。そのため、有害な成分の入っていない日焼け止めを用意しなければなりません。日本から持参できなければ現地での購入もできるので、コロールなどのダウンタウンでお店を探してみましょう。スーパーやお土産屋では、海に優しいタイプの日焼け止めを販売しています。

また、ジェリーフィッシュレイクでは海に入る30分前から日焼け止めの使用が禁止されています。ジェリーフィッシュレイクに入る前に全員強制で体を洗う必要があります。そのため、どうしても日焼けをしたくない方はラッシュガードなどを持参しましょう。

参照:パラオ、有害成分含む日焼け止めを全面禁止 世界初 – BBCニュース

パスポート

海外旅行に必須のパスポートですが、パラオに入国する場合は「滞在日数+6ヶ月以上の残存有効期間」と「未使用査証欄1頁以上」が必要です。これらを満たしていないと、日本を発つこともできず引き返すことになるので、必ず事前に確認しておきましょう。

また、30日以内の滞在であればビザは必要ありません。また、経由便を使った際に訪れるグアム入国の際にもESTAは必要ありません。

航空券

出国前の空港でeチケットと交換するため、プリントアウトして持参しましょう。近年スマートフォンでeチケットを見せるだけで航空券を発券できる場所もありますが、パラオでは入国の際に帰りの航空券の現物、もしくはプリントアウトしたeチケットが必要になります。パラオに入る前に印刷しておくなど、事前の準備をおすすめします。

現金

旅の予算に合わせて用意しましょう。日本円が使用できる場所もありますが、ほとんどの場所では、USドルまたはクレジットカードでの支払いが必要になります。パラオ内の両替所もしくは日本国内でUSドルの用意をしましょう。

ホテルや食事代に加えて、レンタカー、Wi-Fi/simカード、オプショナルツアー、許可証、お土産、など現地でも様々な出費が予想されます。ホテル代以外を現金で支払う予定の方は、10,000円×滞在日数分以上は用意しておきたいですね。

パラオの物価は高い?日本と比較した旅行にかかるお金事情【2020年版】

上記の持ち物に加えて、滞在日数分の衣類、シャンプーなどの石鹸類、タオル、常備薬、スマートフォンなどが必要です。

その他、必要に応じて運転免許証やWi-Fiルーターを準備しよう

公共の電車やバスが走っていないパラオでは、おもに車を使った移動になります。予約制のタクシーを利用するか、日本から事前予約もできるレンタカーを利用しましょう。30日間の滞在であれば日本の運転免許証で運転することができるので、配車の際は免許証をお忘れなく。

歴史的にも日本と馴染みの深いパラオでは日本車も多く走っており、レンタカーで右ハンドルの車を利用できることもあります。日本と違って右側車線を走行しますが、道路は3車線あり、真ん中の車線は左折時に対向車線を待機する場合に使います。ちなみに、信号もありません。

インターネット環境はここ数年で整備が進んできており、徐々に公共のWi-Fiやホテル内のWi-Fiが使えるようになってきました。ただ、街中のどこでも電波が飛んでいるわけではなく、場所によっては十分なスピードが出ないこともあります。

頻繁にネットを利用する機会が多い、常に通信が必要だ、という方は、事前に旅行会社を通してレンタルWi-Fiルーターを手配しておきましょう。

通信といえばスマホなどデバイスの普及で旅行先で充電する機会も増えてきました。気になるのがパラオのコンセント・電圧事情ですが、パラオの電圧は110/120ボルト・60ヘルツとなっており、プラグは日本と同じA型が多いので、変換プラグは必要ありません。基本的にはそのまま使うことができます。

パラオの世界遺産「ロックアイランド」に訪れる際は許可証が必要

パラオを観光する際には、世界遺産に登録されている「ロックアイランド」は外せません。

そのロックアイランド方面のシュノーケリングツアーやダイビングツアーに参加する際には、コロール州政府が発行する「ロックアイランド許可証」が必要となります(1人あたり50USドル:約5,400円)。

ジェリーフィッシュレイクに訪れる場合には、「ジェリーフィッシュレイク許可証」が必要ですが(1人あたり100USドル:約10,800円)、これは「ロックアイランド許可証」を兼ねることができます。

ただし「ロックアイランド許可証」を購入した後でも、「ジェリーフィッシュレイク許可証」の購入が必要な場合、別途100USドル(約10,800円)がかかってしまいます。そのため、ジェリーフィッシュレイクへの訪問を検討している方は、あらかじめ「ジェリーフィッシュレイク許可証」を購入しておくのをおすすめします。

これらの許可証は、ツアー代金には含まれていないのがほとんどなので、現地でお金を用意する際には注意してください。

  • ロックアイランド許可証:1人あたり50USドル(約5,400円)
    ※10日間有効、6歳未満は不要
  • ジェリーフィッシュレイク許可証:1人あたり100USドル(約10,800円)
    ※10日間有効、6歳未満は不要
    ※ロックアイランド許可証と兼ねられる

このほかに、ロックアイランドを実際に観光する際に知っておくべき情報や、ロックアイランドの観光スポットの魅力については、下記の記事で解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。

パラオの世界遺産ロックアイランド群の観光名所7選!魅力や行き方を徹底解説

日本からパラオへの行き方|直行便と経由便のフライト情報

日本からパラオまで、ツアー会社ではなく自分で航空チケットを用意して行く場合、直行便と経由便のフライト情報を事前に確認しておきましょう。

例年だと、日本からパラオまで運航する経由便(グアム・ソウル・台北経由)は3社、季節限定のチャーター便が3社運航しています。一見少ないように感じますが、経由地での滞在時間や、発着時間などを考えると選択肢は広がります。

ここでは、日本からパラオへ向かう行き方で必要となるフライト情報にスポットを当ててご紹介します。

直行便

直行便であれば、日本ーパラオの飛行時間は約4.5時間と、経由便とは違って大幅に時間を短縮できますが、その分チケットの金額が高くなるため(約15万前後)注意が必要です。

各社の運航スケジュールは以下の通りです。

  • 【JAL】ゴールデンウィークや7〜9月に数便
  • 【ANA】2月に数便
  • 【スカイマーク】2020年2月より就航決定(近い将来に定期便化を予定)

2020年2月より、スカイマークが新たに成田ーパラオのチャーター便の就航を開始。2月〜3月で6往復の就航をしています。

ANAとJALのチャーター便に加えて、パラオ旅行への新たな選択肢ができました。将来的には定期便化を目指しており、夏季・冬季などシーズンに限らず、パラオへ直行できる可能性がでてきました。

経由便

経由便の場合、トランジットの時間は購入する航空券によって異なりますが、時間が長いチケットの方が安い傾向にあります。

3カ所の経由便で利用する際に必要な、代表的な航空会社、フライト時間、運行スケジュールについて下記にまとめました。

【グアム】

  • 航空会社:ユナイテッド航空
  • グアム経由のフライト時間:5.5時間
  • 運航スケジュール:週6便
  • ESTAは不要

【ソウル】

  • 航空会社:アシアナ航空
  • ソウル経由のフライト時間:7.5時間
  • 運航スケジュール:週4便

【台北】

  • 航空会社:チャイナ航空
  • 台北経由のフライト時間:8.5時間
  • 運航スケジュール:週4便

なるべく旅費を安く抑えたい方は、日本から経由地までの便をLCCなどを利用して、ご自身で航空券を手配するのがおすすめです。

パラオに行く際には、これらの情報をもとに、旅行の日程や予算、発着時間や経由地などを考慮し、ご自身にあった航空券を購入するようにしましょう。

【2020年最新版】パラオへの行き方!直行便と経由便のフライト情報や到着後の流れ

パラオの気候・特性を理解し、服装や持ち物を準備しよう

パラオの気候や気温は日本とはまったく異なります。とくに日差しとスコールは要注意なので、対策を忘れずにしていきましょう。

現地の方は半袖半ズボンで過ごす姿も多く見かけましたが、強烈な日差しに慣れていない私たちは長袖を着たり、サングラスを着用したりと、少しでも紫外線をカットするよう心がけましょう。

また、スコールはすぐに止むことが多いですが、カッパや折り畳み傘がひとつあるだけでも心の余裕を持って旅ができます。天気予報や朝の天気を鵜呑みにせず、常にパラオの変わりやすい天候の対策をして、パラオ旅行を楽しんでください。