


パラオのダイビングスポット7選!ダイ...

ダイバーやカップルの人気旅行先であるパラオ。しかしながら、公共のバスがなかったり、タクシーが予約制だったりと、移動が何かと大変な国でもあります。
そこで、おすすめしたいのがレンタカーの利用です。交通量も少なく、日本の免許証で運転できることから、他国に比べてレンタカーを借りるハードルが下がります。
ここでは、パラオのおすすめのレンタカーやその予約方法、パラオで運転するときの交通ルールや注意事項をご紹介します。
【重要:新型コロナウィルスの影響について】
2020年10月現在、新型コロナウィルスの影響で、パラオへの旅行ツアーならびに定期航空便の運航は一時停止されています。またパラオへの渡航者は入国後14日間、指定のホテルに隔離されることになっているのでご注意ください。
参考:新型コロナウイルス関連情報 | 在パラオ日本国大使館
※記事内1ドル=108円で記載しています
日本と交通ルールやハンドルの位置も違い海外でのレンタカーはちょっとハードルが高い…と感じる方も多いのではないでしょうか。
パラオではオプショナルツアーを組んで観光する方も多く、個人旅行でパラオを楽しもうと思った場合、交通の便が悪いことがネックになります。そのため、パラオではレンタカーを利用することでストレスなく観光できるようになります。
パラオでは日本のように流しのタクシーは走っていません。そのため、空港に到着してもすぐに移動できず、立ち往生してしまう可能性があるため注意が必要です。
そこで、パラオの空港到着時には、直接車を借りて乗車できるレンタカーサービスを利用するのがおすすめです。レンタカーを事前に予約していれば、基本的に何時でも自分の都合でストレスなく移動することができます。
空港内には4つのレンタカー会社のデスクがありますが、当日だと車の空きがない場合もあり、受付可能な時間が異なることもあるため、事前に各社Webサイトで確認をしておきましょう。
空港からホテルまでの別の移動手段や、深夜到着時の空港の過ごし方などの詳しい情報については、下記の記事からご覧ください。
好きな場所を自由にまわったり、呼ぶ手間を省いたりできるのはレンタカーのメリットです。レンタカーがあれば、朝から晩まで時間を気にせずに移動できるのはもちろん、ツアーでは周らないルートも観光できます。
パラオには電車はもちろん、公共のバスもないため、個人での移動はややハードルが高くなります。
また、前述したとおり、タクシーも日本のように流しのタクシーがなく、その都度手配する必要があります。メーターもないため行き先までの料金を交渉する必要があり、英語でのコミュニケーションが苦手な方にとって、タクシーはややネックになるかも知れません。
パラオでの運転は30日以内の滞在であれば、日本の運転免許証をそのまま使用できます。また、パラオのレンタカーは、日本から輸出された中古車が多く、右ハンドルの車を借りられることもあります。
パラオの車線は右側ですが、道はとても単純で、運転しづらいような場所もほとんどありません。
レンタカーを借りようと思ったのに在庫がなかった…ということにならないためにも、事前予約をおすすめします。そこで、オンラインで予約可能なおすすめのレンタカー会社の特徴をまとめました。
日本人向けのツアー会社のベラウツアーにはレンタカーの用意もあります。
車種が少なくやや古いものの、すべて日本車で右ハンドルなので安心です。なにか問題があったときも日本人スタッフが電話で応対してくれます。
車の利用開始時間が決まっている点だけ注意が必要です。返却時間のしばりはありませんが、8:00~12:00の間または、14:00~17:00の間で配車してもらう必要があります。
アメリカのレンタカー会社で、7人乗りのミニバンやSUVなど幅広い車種を取り揃えています。予約サイトは英語ですが、シンプルで見やすいサイトなのでかんたんな英語がわかれば予約可能です。
エンタープライズレンタカーは、空港に営業所があるので、市内までのタクシーやピックアップサービスを使わないで済みます。
アメリカの老舗レンタカー会社で、ワゴンやSUVなど幅広い車種を取り揃えています。タイミングによっては、クレジットカード会社の割引優待なども。
空港とコロールの街中に営業所があり、一部のホテルと提携しているので現地ホテルから申込める場合もあります。
ハーツレンタカーは、世界最大のレンタカー会社とされるHertz社と、日本が誇る大手カーブランドのトヨタ社が提携したレンタカーサービスです。日本語で予約ができるので、はじめての海外旅行者でも安心です。
トヨタレンタカー会員であれば、スピーディーなレンタル手続きをはじめ、各種割引サービスも受けられるので、ぜひチェックしておきましょう。
Nationalは、世界60ヵ国、約2,000営業所で展開するレンタカー会社です。パラオでは、コロール島に営業所が1つあります。車の貸出と返却は国際空港で対応可能なので、手軽に利用できるのが魅力でしょう。
車種も豊富に取り揃えられているので、カップルやファミリーでの旅行でも安心して利用できます。
基本的なレンタルの流れは日本と同じですが、パラオでレンタカーを予約する方法は主に3つあります。
旅程が決まっているのであればWeb予約がおすすめです。車を確実に押さえられるうえ、レンタカー会社によっては、空港またはホテルまで車を運んでくれるサービスもあります。
基本的には英語での予約になりますが、なかには日本語で予約できるサイトもあります。英語サイトでも日本語サイトとほぼ変わらないので、かんたんな英語がわかれば予約可能です。
クレジットカードの事前決済にも対応しているので、レンタカー用に両替する必要もなく、当日スムーズにレンタルできます。さらにはWeb限定の割引などもあり、通常よりもお得に予約できることもあります。
英語に自信がない方は、ツアー会社経由での予約がおすすめです。代理店を挟んで予約するので金額は少し高くなりますが、現地で何かトラブル等があった際もツアー会社が日本語で対応してくれるので安心です。
パラオは親日国で、日本人からとても人気のある観光地のため、たくさんの旅行会社がツアーを催行しています。旅行するシーズンによっては、参加できるツアーの内容や金額が変動するため、予定している日程にレンタカーが利用できるのか、早めに確認しておくのをおすすめします。
下記の記事では、パラオ旅行でおすすめのツアー会社を9つ紹介しています。旅の予定を組むときの参考にしてください。
旅程が決まっていない場合でも、コロール市内のダウンタウン付近にいくつかのレンタカーショップがあり、現地で予約できます。スタッフがかんたんな日本語を話してくれることもありますが、英語でコミュニケーションがとれると安心です。
現地の天候によってスケジュールを考える方は、事前予約しない方が良いこともあります。たとえばロックアイランドを周遊したりダイビングスポットを周るツアーで丸一日過ごす場合は車がほとんど必要なく、無駄なレンタルをせずに済みます。しかし、車の数も限られているので、繁忙期は前もって予約しましょう。
パラオの旅行計画を立てる際には、以下の記事が参考になるはず。ぜひチェックしてみてください。
パラオの道路事情や標識は日本とあまり変わらず、ドライバーも比較的安全運転な印象ですが、やはり夜の運転には注意が必要です。場所によっては夜間照明がないところもあり、真っ暗闇を走行することもあります。
事故に巻き込まれないためにも以下の5つの点を確認して、しっかり安全運転を心がけましょう。
前述したとおり、パラオでは国際運転免許証がなくても、日本の免許証があれば運転できますが、21歳以上の年齢制限を設けているレンタカー会社がほとんどです。
そのため、基本的に21歳未満だとパラオでは運転ができないので、レンタカーの利用を検討する際には注意をしてください。
日本とは逆で右側通行です。左折の際には対向車線に注意が必要です。パラオの道路は両方向合わせて3本からできており、左折をする場合のみ、真ん中の車線を使用できます。
パラオではマイル表示になっています。街中の制限速度は時速15~25マイル(約24km~40km)、郊外の制限速度は35マイル(約56km)です。
ほとんどの幹線道路が追い越し禁止になっているので、注意が必要です。
アメリカなどでは信号が赤でも右側レーンにいれば右折できますが、パラオでも同じです。右折の際は、一時停止して歩行者や車がいないことを確認してから右折しましょう。なお、「NO TURN ON RED」の標識があるところは右折できません。
レンタカーに乗った際のガソリンは、日本と同様に満タンにしてから返却します。ガソリンの種類はレギュラーとディーゼルの2種類があり、店員が確認してくれます。
ガソリンショップによっては閉店時間が早いので、事前にどこのお店が何時まで営業しているか調べておくと良いでしょう。
海外で車を運転するのは少し不安ですが、私たちの慣れた右ハンドルの車が多い上に、道路状況やドライバーのマナー等も日本とさほど変わりはありません。
バスやタクシーの交通の便が悪いパラオでは、レンタカーを借りて快適に過ごしてはいかがでしょうか。安全運転に気をつけて、自由な旅を楽しんできてください。
(執筆:片岡力也)
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