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セブンティアイランドを上空から楽しもう!セスナで楽しむパラオの絶景

セブンティアイランドを上空から楽しもう!セスナで楽しむパラオの絶景

青い海の中に、緑が茂ったマッシュルーム型の島々が浮かぶ「セブンティアイランド」。パラオの定番スポット・ロックアイランドに位置し、パラオ旅行のガイドブックやパンフレットの表紙としてもよく見かける、パラオを代表する絶景です。

世界遺産にも登録されているロックアイランドの中でも、ひときわ美しいとされているセブンティアイランドは自然保護区に指定されているため、上陸や近くを船で通過することはできませんが、セスナ機に乗って上空から楽しむことができます。

本記事ではセブンティアイランドを訪れたセスナツアーの体験談を中心に、セブンティアイランドの魅力を解説します。
※記事内1ドル=108円で計算しています。

セブンティアイランドとは

上空から見たセブンティアイランド

セブンティアイランドはパラオのほぼ中央に位置していて、マッシュルームのような形状の島が連なってできている、ロックアイランドの中でもとくに有名な景観のひとつです。

セブンティアイランドの正式名称は Ngerukewid Islands National Wildlife Preserve(ネルケウィト・アイランド群自然保護区)で、諸説あるもののセブンティーという名前の由来は Ngerukewid(ネルケウィト)とされています。

Ngerukewid とは ngeru (ネル)と okeuid(ケウィト)の2つの言葉から構成されていて、ngeruは「どこかの場所」、okeuid が「70」という意味で、Ngerukewidで「70の場所」を意味します。

このように70の場所から名付けられたセブンティアイランドですが、実際は40程度の大小さまざまな島から構成されていてます。ちなみに、ロックアイランドとただの岩の違いは、海面上に出ている岩に1本以上の植物が生えているかどうかだそう。セブンティアイランドも含むロックアイランド群の数は常に変化しているといえます。

大小さまざまな島からなる

セブンティアイランドは絶滅危惧種に指定されているタイマイ(ウミガメの一種)の産卵場所となっていることと、海洋生物や鳥、そしてロックアイランドの一部自体を守るために1956年に自然保護区に指定されています。そのため、上陸したり近海を船舶で航行することは禁止されています。

遠くの船上から眺めることはできますが、船からではセブンティアイランドの全景を捉えることや美しい写真を撮ることは難しいため、パラオの自然を含めてセブンティアイランドを楽しむなら、セスナ機に乗って上空から楽しむツアーがおすすめです。

世界複合遺産としてユネスコ認定

ロックアイランドとパラオを囲むラグーン内には、珊瑚礁や貴重な動植物が多数生息していています。また、古代遺跡なども発見されていることから、2012年に自然と文化の両方で価値を認める世界複合遺産としてユネスコに認定されました。

この世界複合遺産は、約1,000件ある世界遺産のなかでも、わずか38件しかない大変珍しい名誉ある遺産と見なされています。

「ロックアイランド群と南ラグーン」の登録理由としては、おもに下記の2点です。

  • マッシュルーム状の島々が紺碧の海に浮かぶ優れた自然美
  • マリンレイク(海水が混じる湖)が生み出す多様な生態系

2,000年から3,000年前に遡る定住者の岩絵や遺跡実際に、その大自然を間近で目にするときには、世界複合遺産に登録されたという事実にうなずけるでしょう。

パラオの世界遺産ロックアイランド群の観光名所7選!魅力や行き方を徹底解説

セスナツアーでセブンティアイランドを楽しむ

セブンティアイランドの楽しみ方は、セスナ機に乗って上空から絶景を眺めること! 筆者が実際に体験したセスナツアーを元に、その魅力をご紹介します。

3人まで乗れるセスナ機

セスナ飛行前には機体との記念撮影も

パラオのセスナ遊覧飛行ツアーには基本的に飛行時間と料金の異なる3つのコースが用意されています。多くの旅行者が利用する「スマイルエア」のセスナツアーは以下のコースが組まれています。

  • 飛行時間25分コース(140USドル/約15,120円):ミルキーウェイ→ジェリーフィッシュレイク→ドルフィンズパシフィック→コロール
  • 飛行時間40分コース(190USドル/約20,520円):ミルキーウェイ→ジェリーフィッシュレイク→ロングビーチ→ジャーマンチャンネル→ブルーコーナー→セブンティアイランド→ドルフィンズパシフィック→コロール
  • 飛行時間55分コース(260USドル/約28,080円):ミルキーウェイ→ジェリーフィッシュレイク→ロングビーチ→ジャーマンチャンネル→ペリリュー島→ブルーコーナー→セブンティアイランド→ドルフィンズパシフィック→コロール

セスナツアーは飛行時間が長くなるほどに料金も高くなります。最も短いコースの所要時間は25分ですが、コロール島付近からロックアイランド北部にあるミルキーウェイやジェリーフィッシュレイクまでしか行くことができません。

セブンティアイランドに訪れるのは、40分コース、または55分コースです。40分コースでは、セブンティアイランドに加えてダイビングスポットのブルーコーナーやジャーマンチャネルも眺めることができます。最長の55分コースでは、ロックアイランドからさらに南に位置するペリリュー島まで訪れることができるので、パラオの大部分で空の旅を楽しめます。

上空から見たミルキーウェイ

上空から見たジャーマンチャネル

上空から見たブルーコーナー

上空から見たドルフィンズパシフィック

色鮮やかなパラオの海の様子が上空から楽しめる

セスナ飛行ではオプション(10USドル/約1,080円)でドアの取り外しができます。ドアを外すことで、窓越しよりも綺麗な景色が見えますし、写真もはっきりと映ります。ドアの有無に限らずシートベルトをしっかりと着用しますので安全です。

離陸前のセスナ機

セスナはコロール島を出てミルキーウェイやジェリーフィッシュレイクなどを見ながら南へ。南西にあるダイビングスポットのジャーマンチャネルと、ブルーコーナーの上空を飛行すると、次にセブンティアイランドが見えてきます。ほかのロックアイランドとは違って明らかに多くの島が密集しているので、すぐにセブンティアイランドだと分かるはずです。

セスナ飛行中はそれぞれのポイントで角度をつけながらゆっくりと周遊してくれます。とくにメインとなるセブンティアイランドでは、写真映えのする方向にあわせて飛行するので、ガイドブックで見た写真そのままの撮影に挑戦できます。  

上空から見たセブンティアイランドを撮影

ミルキーウェイ

上空からみたジェリーフィッシュレイク

ロングビーチ

上空からパラオを眺めると、パラオブルーといわれる鮮やかな青の海と、大小さまざまなユニークな形をした緑の島々とのコントラストをはっきり確認できます。

ミルキーウェイやジェリーフィッシュレイク、ロングビーチなどパラオツアーの定番となっている場所も、空からの景色はまるで違った印象を受けます。

セスナ機内

ドアを外しての飛行

飛行中はヘッドフォンとイヤホンを使って会話を行い、パイロットがそれぞれのポイントを解説してくれます。セスナのエンジンや風の音などが影響して陸上よりは聞こえづらいので、日本語が話せるパイロットのツアーを選ぶのがセスナ飛行を楽しむポイントです。

さまざまな角度で見るセブンティアイランド

海からでは見れないセブンティアイランドの内海

ロックアイランドの離れ小島

ユニークな形をしたロックアイランド

セブンティアイランドに到着したら、セスナがゆっくり旋回してくれます。島がいくつあるのか数えるチャレンジをしてみるのも楽しみ方の1つになっています。

セブンティアイランドを味わえるおすすめのセスナツアー

運が良ければ空から虹が見れる

セブンティアイランドを眺めるセスナツアーの所要時間は、移動や準備を含めても半日です。スケジュールに組み込みやすいので、海のツアーでは訪れることができないセブンティアイランドは、ぜひセスナで楽しみましょう。

ミルキーウェイやジェリーフィッシュレイクなどを船で訪れた後に、セスナで遊覧して全景を堪能するという観光の方法もあります。

遊覧飛行セスナツアー(ベラウツアー)

遊覧飛行ツアー(引用元:http://www.belautour.com/html/t_smileairinc_cessna.html

ベラウツアーはパラオを代表する現地ツアー会社です。セスナツアー以外にも、ロングビーチ&ミルキーウェイツアーやシュノーケルツアー、ダイビング、スパや食事の予約などさまざまなサービスを提供しています。

パラオ旅行中のスケジューリングや各種手配も行っているため、まとめて依頼したい場合はベラウツアーが便利です。

  • ツアー会社:遊覧飛行ツアー
  • 費用(大人):2名遂行時1人ごと Aコース140USドル(約15,120円)、Bコース190USドル(約20,520円)、Cコース260USドル(約28,080円)
  • 費用(子ども 3歳〜6歳):Aコース90USドル(約9,720円)、Bコース130USドル(約14,040円)、Cコース170USドル(約18,360円)※2歳以下参加不可
  • 所要時間:Aコース約25分、Bコース約40分、Cコース約55分
  • Webサイト:http://www.belautour.com/html/t_smileairinc_cessna.html

ロックアイランド遊覧コース(スマイルエア)

ロックアイランド遊覧コース(引用元:https://www.smile-air.com/blank-2

パラオのセスナツアーといえば「スマイルエア」です。日本人パイロットが在籍しているので英語に自信がなくても安心です。

セブンティアイランドを訪れるためには、飛行時間の異なる3つのコースのうち、飛行時間40分のBコースか、飛行時間55分のCコースを選ぶ必要があります。

Bコースはミルキーウェイ、ジェリーフィッシュレイク、ロングビーチ、ジャーマンチャネル、ブルーコーナー、セブンティアイランド、ドルフィンズパシフィック、コロールという順番で遊覧をします。CコースではBコースにペリリュー島に訪れます。

  • ツアー名:ロックアイランド遊覧コース
  • 費用(大人):2名遂行時1人ごと Aコース140USドル(約15,120円)、Bコース190USドル(約20,520円)、Cコース260USドル(約28,080円)
  • 費用(子ども 3歳〜6歳):Aコース90USドル(約9,720円)、Bコース130USドル(約14,040円)、Cコース170USドル(約18,360円)※2歳以下参加不可
  • 所要時間:Aコース約25分、Bコース約40分、Cコース約55分
  • Webサイト:https://www.smile-air.com/blank-2

セスナ遊覧飛行ツアー(インパックツアーズ)

セスナ遊覧飛行ツアー(引用元:http://www.palau-impac.com/optionaltour_land/cessna.html

インパックツアーはベラウツアーと同様に幅広い現地ツアーを提供しています。インパックツアーのホームページからセスナ遊覧飛行の予約をすると、通常オプションで10USドルかかる扉を外してのフライトが、無料になるキャンペーンが開催中です。

セスナツアーの値段は基本的にどのツアー会社でも同じですが、少しでも値段を安くしたい人はインパックツアーズでのお申し込みをどうぞ。

  • ツアー名:セスナ遊覧飛行ツアー
  • 費用(大人):2名遂行時1人ごと Aコース140USドル(約15,120円)、Bコース190USドル(約20,520円)、Cコース260USドル(約28,080円)
  • 費用(子ども 3歳〜6歳):Aコース90USドル(約9,720円)、Bコース130USドル(約14,040円)、Cコース170USドル(約18,360円)※2歳以下参加不可
  • 所要時間:Aコース約25分、Bコース約40分、Cコース約55分
  • Webサイト:http://www.palau-impac.com/optionaltour_land/cessna.html

セブンティアイランドの観光におすすめのシーズン

まさしく絶景とも言えるセブンティアイランドの空からの観光ツアーですが、思う存分楽しみたいならば天気の良い日に行いたいですよね。

実は、パラオには降水量が少ない「乾季(11月〜4月)」と降水量の多い「雨季(5月〜10月)」の2つのシーズンがあります。雨季のシーズンは、スコールが発生する頻度が多く、曇りがちな日も多いため、セスナからセブンティアイランドの全景を確認できないことがあります。

そのため予定が合うのであれば、「乾季(11月〜4月)」にパラオ観光するのがおすすめです。とは言っても、パラオの天候は時間帯によっても変わりやすく、離陸のタイミングによりけりといった側面もあります。

パラオの雨季・乾季の特徴|季節ごとの観光やアクティビティの楽しみ方

セブンティアイランドまでの行き方・アクセス

日本からセブンティアイランドのあるパラオまで向かうには、経由便もしくは期間限定のチャーター便を利用する必要があります。

経由便の場合は、グアム・ソウル・台北を経由してパラオへと向かいます。成田からトランジットの時間も含めておよそ8時間〜10時間かかります。一方、チャーター便の場合は成田からおよそ4時間半でパラオに訪れることができます。

2020年1月時点では、日本からパラオまで直行する定期便は出ておらず、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始など特定の時期のみ、JALやANA・スカイマークなどからチャーター便が飛んでいます。

パラオ国際空港へ到着したら、そこから拠点となるコロール島まで向かいます。そこまでの移動手段には、タクシー・レンタカー・専用のバンがありますが、それぞれのツアー会社には、ホテルまでの往復送迎サービスが含まれているので、ツアーを申し込んでおくのがおすすめです。

また、セスナツアーの当日は、スタッフがホテルまで迎えに来てくれます。飛行場まで、送迎の後にパイロットから飛行工程の説明を受けることとなります。

日本からパラオまで向かう方法やパラオ到着時の流れについては、下記の記事からご確認ください。

【2020年最新版】パラオへの行き方!直行便と経由便のフライト情報や到着後の流れ

パラオの象徴を空から楽しもう

海の青とロックアイランドの緑が美しい

セブンティアイランドは、上空を飛ぶセスナツアーでのみ全体像を楽しむことができる広大な絶景です。ツアーの中心地となるロックアイランドツアーやダイビングツアーを始めとして海のアクティビティが多いパラオですが、そんな絶景を上空から眺めてみるのもまた、パラオの楽しみ方の一つです。

ロックアイランドでももっとも美しいと言われ、パラオを代表する観光スポットの美しさを、ぜひ自分の目で確かめてみてください。