


水中ドローンで釣りをする方法まとめ|...

ウエットスーツといえば、安全・快適にダイビングを楽しむために欠かせないアイテム。ウエットスーツはさまざまなリスクから身を守ってくれますが、とくに初心者の方はその必要性をイメージしにくいかもしれません。
また、ウエットスーツにはいくつかの種類があり、タイプによって特徴が大きく異なります。各シーンに最適なスーツを選ぶには、タイプごとの違いや選び方のポイントをしっかりと押さえなくてはなりません。
そこで今回はウエットスーツの必要性に加えて、タイプごとの特徴や選び方などをまとめました。正しい洗い方や保管方法についてもご紹介しているので、ウエットスーツの基礎知識をしっかりと身につけられます。
長く愛用できるウエットスーツを手に入れるために、ぜひ最後までチェックしてみてください。
自身により適したウエットスーツを選ぶには、各タイプの特徴だけではなく、選び方のポイントを押さえておくことも必要です。せっかく用途にぴったりなウエットスーツを購入しても、サイズや素材が合わなければ安全性・快適性が損なわれてしまいます。
そのため、以下でご紹介するポイントもしっかりと理解しておきましょう。
ウエットスーツ選びで重要なポイントは、体とスーツのフィット感です。体にぴったりとフィットするものを選ばないと、ウエットスーツの機能性は大きく損なわれてしまいます。
たとえば、体に対して大きいサイズを選ぶと、ウエットスーツと体のすき間から頻繁に水が出入りします。保温性が損なわれてしまうため、体温や体力の低下を防ぐことができません。逆に小さいサイズにも問題があり、その圧迫感から運動性が損なわれたり、呼吸がしづらかったりなどの弊害が生じます。
具体的に、ウエットスーツのサイズ選びでポイントとなる箇所を、下記にまとめて紹介します。
以上の点からもわかるように、「ウエットスーツは必ずしっかりフィットするものを選ぶ」というのが最大のポイントです。もしサイズ感に不安がある場合は、体験ダイビングであればツアーガイドに相談したり、購入を考えている場合は体を採寸してから作るオーダースーツもひとつの手段です。
ほとんどのウエットスーツには、「ネオプレーンゴム」と呼ばれる素材が使用されています。細かく見ると、このゴム素材にも以下の2つの種類があります。
ウエットスーツは潜る深さによって適した素材が異なります。実際の楽しみ方を意識しながら、各シーンにぴったりな素材を選びましょう。
ウエットスーツは製品によって、ファスナーのついている位置が異なります。一見すると大きな違いはないと感じるかもしれませんが、とくに前開き(お腹側)・後ろ開き(背中側)には以下のような違いがあるので要注意です。
また、手首や足首の部分については、できるだけファスナーが備わった製品を選びましょう。手首・足首にファスナーがついているだけで、脱着のしやすさが大きく変わってきます。
ウエットスーツとは、マリンアクティビティを楽しむ際に着用するスーツのこと。伸縮性があり、一般的なタイプでは首から足首まで全身を覆います。
そんなウエットスーツにはさまざまな役割があり、着用することでおもに以下のメリットが生じます。
ウエットスーツはマリンアクティビティの安全性・快適性をぐっと高めてくれるアイテムです。そのため、ダイビングをはじめシュノーケリングやカヤックなど、幅広いマリンアクティビティに使用されています。
とくに水中世界を探索するダイビングには、体温低下や接触などさまざまなリスクが潜んでいるため、ウエットスーツは必須のアイテムといえるでしょう。
ウエットスーツには複数の種類があり、ダイビングを楽しむ状況によって適したタイプが異なります。自身に最適なウエットスーツを選ぶには、各タイプの特徴をしっかりと理解しておくことが必要です。
ウエットスーツのおもなタイプについて解説していきましょう。
おもに春や秋~初冬にかけて着用されている、一般的なタイプのウエットスーツ。手首から足首まで体全体を覆っており、1年でもっとも長い期間使用するスーツといわれています。
ダイビングを楽しむ具体的な時期が決まっておらず、ひとまず長年愛用できるウエットスーツを購入したい方は、まずはこのフルスーツから検討し始めるとよいでしょう。
フルスーツと同じく、手首から足首にかけて体を覆えるウエットスーツです。生地がやや厚く、風をとおさないラバー生地が使われた製品もあるため、フルスーツに比べると保温性が高い特徴を持っています。
また、以下でご紹介するドライスーツより動きやすい点も、このウエットスーツの魅力。保温性と運動性を兼ね備えており、水の侵入もしっかりと防いでくれます。
ウエットスーツではもっとも保温性が高く、とくに寒い環境で着用されているタイプ。気密性にも優れており、しっかりと体にフィットすることで水の侵入も防いでくれます。
ただし、フルスーツになどに比べると重量があり、運動性がやや落ちてしまいます。水没するリスクもあるため、扱うための技術が必要になる点はきちんと理解しておきましょう。
上半身は半袖、下半身は長ズボンの形になっているタイプ。外気はやや暖かいものの、水温が低いシーンで活躍するウエットスーツです。
後述のタッパーを重ね着することも可能なので、ダイビングをする状況によって保温性を多少調整できます。
シーガルとは反対に上半身が長袖、下半身は半ズボンになっているタイプ。春や秋に着用されることが多く、外気がやや冷たいときに持っていると便利です。
また、体温に加えて腕を紫外線から守れるため、腕の日焼けが気になる方にもぴったりでしょう。
半袖・半ズボンの形になっている、夏場に着用されることが多いタイプ。気温と水温の両方が高い場合に、重宝するウエットスーツです。
動きやすい特徴を持っていますが、腕と足は露出されているため、紫外線が気になる方は日焼け対策をしっかりと行っておきましょう。
上半身のみを覆ったウエットスーツです。半袖と長袖の2種類があり、水着と併用して着用します。
保温性を高められるうえに、長袖タイプでは腕をしっかりと覆えるため、日焼け対策としても役立ちます。
タッパーのなかでも、ノースリーブタイプのものはベストと呼ばれています。フードと一体になった「フードベスト」もあり、フードベストは首からの水の侵入をしっかりと防いでくれます。
とくに水温や外気が冷たいときには、他のウエットスーツの下にベストを着用し、保温性を高めることもあります。
基本的なものは上記の8タイプですが、ほかにも下半身のみを覆った「ウエットパンツ」や、ノースリーブと半ズボンの形を組み合わせた「ショートジョン」などがあります。
ウエットスーツは種類によって保温性・運動性が大きく変わってくるため、実際に潜るシーンを想定したうえで適したタイプを選ぶことが重要です。
ダイビング用のスーツ選びで、オーダーメイドのウエットスーツを作ることもおすすめです。
既製品のウエットスーツよりも少し金額が高くなるデメリットがありますが、メリットも多くあります。オーダースーツのメリットとデメリットについて詳しくみていきましょう。
また、オーダースーツの作り方や、出来上がって自宅に届くまでの日数も紹介しています。自分にぴったりのウエットスーツをゲットしたい方はぜひ参考にしてみてください。
オーダースーツにはメリットもあればデメリットもあります。どちらも理解した上で、オーダーするかしないの判断基準にしてみてください。
▼メリット
▼デメリット
ここからは、オーダースーツを作る具体的な流れや目安の金額を解説しています。オーダーする場合時間がかかってしまうので次回の予定までに余裕があるときに作っておきましょう。
▼オーダーメイドの種類
▼どこで作るの?
▼どういう流れなの?
オーダーをするウエットスーツのタイプや素材、デザイン、付けるオプションにより金額が変わってきます。オプションなどのこだわりがないのであれば、約3万円~6万円でオーダーできるでしょう。
オーダースーツは、ダイビングに慣れてきてより快適にダイビングを楽しみたい方や予算に余裕がある方におすすめです。自分だけのウエットスーツを手に入れて、快適なダイビングを楽しみましょう!
ウエットスーツは正しい扱い方をしないと、ダメージが蓄積してすぐに傷んでしまいます。また、扱い方によっては悪臭が発生する恐れもあるので、衛生面を意識した方法で保管しなければなりません。
購入したウエットスーツを長く愛用するために、正しいお手入れ方法・保管方法を理解しておきましょう。
使用したウエットスーツは、できるだけ早めに洗うことが大切です。海水や汚れは悪臭の原因になるので、遅くても翌日までには洗いましょう。
ウエットスーツを脱いだらまずは近くの水場や洗い場を探し、とくにファスナーの部分は念入りに汚れを落とします。近くに洗える場所が見つからない場合は、自宅に持ち帰ってお風呂場などしっかりと汚れを落としましょう。
その後はバスタブなどにぬるま湯をはり、スーツ専用のシャンプーで丁寧にもみ洗いをします。塩気をしっかりと取りたい場合には、洗濯の前にぬるま湯に一晩つけておくと効果的です。
洗ったウエットスーツは、劣化を防ぐために風とおしの良い日陰に干すことがポイント。スーツの裏側が乾くまで陰干しをして、乾いたらひっくり返して表側も陰干しします。
なお、漂白剤や柔軟剤、洗濯機などの使用は、ウエットスーツの傷みにつながります。乾燥機や脱水機も素材にダメージを与えるので、完全に乾くまでじっくりと陰干しをしましょう。
シワや型崩れを防ぐため、洗ったウエットスーツは畳まずに保管します。風とおしがよく直射日光が当たらない場所を選び、大きなハンガーにかけて真っ直ぐの状態で保管しておきましょう。
また、同じ状態でウエットスーツを長く保管していると、素材が硬くなってしまう恐れがあります。そのため、仮にダイビングに行く予定がなかったとしても、2ヶ月~3ヶ月に1回は実際に着て、素材を伸ばしてあげることが大切です。
ダイビングにはさまざまなリスクが潜んでいますが、ウエットスーツを着用することでそのリスクは大きく抑えられます。気温が高い夏場であっても、ウエットスーツは日焼けや接触によるダメージ、体温低下などを防いでくれるので、初心者の方もしっかりと準備しておくことが必要です。
ただし、ウエットスーツは種類や素材によって特徴が変わってくるので、実際にダイビングを楽しむシーンを想定してから、最適なものを選ぶようにしましょう。今回ご紹介したポイントをしっかりと押さえれば、各シーンに最適なスーツを選べるはずです。
また、購入したウエットスーツは、正しい方法でお手入れ・保管することも重要です。少しでも長く愛用するために、専用のシャンプーなどもしっかりと準備しておきましょう。
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