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カヌー初心者必見!基本の漕ぎ方とコツを動画つきで紹介

カヌー初心者必見!基本の漕ぎ方とコツを動画つきで紹介

カヌーは、子どもから高齢者まで、老若男女問わず楽しめるアクティビティーです。漕ぎ方のコツさえ掴めば、初心者でも簡単に乗ることができます。

本記事では、カヌーの種類(カヤック・カナディアン)を解説し、それぞれの漕ぎ方を分かりやすく説明しています。漕ぎ方の動画も紹介しているので、フィールドに行く前の予習にもなります。ぜひ参考にしてくださいね。

カヌーの2つの種類

カヌーは「カナディアンカヌー」と「カヤック」の2種類に大別されます。

どちらもパドル(かい)を漕いで前に進みますが、漕ぎ方やブレード(水掻き)が異なります。ここでは、カナディアンカヌーとカヤックの違いを説明しています。

1.カナディアンカヌー

カナディアンカヌーは、パドルの片側にブレード(水掻き)がついている「シングルブレードパドル」で漕ぎます。カヌー本体は、座席部分が開いている「オープンデッキタイプ」を主に使用します。

カナディアンカヌーは、横にも縦にもが広いので、風に強く安定性に優れています。しかし、小回りしにくいというデメリットもあります。

カヌーの中に水が入りやすいので、水流が激しいところは向かず、穏やかな川や湖でのツーリングや釣りに適しています。また、カナダで川や湖を渡るための舟として進化したので、荷物をたくさん運べるのが特徴です。

2.カヤック

カヤックは、パドルの両側にブレード(水掻き)がついている「ダブルブレードパドル」で漕ぎます。船体は、座るところ以外は覆われている「クローズドデッキタイプ」を主に使用します。

カヤックは、旋回性能に優れており、小回りしやすいのが特徴です。海で乗るカヤックはシーカヤック、川で乗るカヤックはリバーカヤックと呼ばれています。

シーカヤックは、縦に長く直進性に優れており、スピードがでやすい作りになっています。穏やかな海でのツーリングに適しています。

リバーカヤックは、川で使うことを目的としたカヤックです。流れが穏やかな下流域でのツーリングや、急流の川下りなど楽しむことができます。

カナディアンカヌー|基本の漕ぎ方とパドルの持ち方

ここでは、カナディアンカヌーの基本的な漕ぎ方(前進・回転)、パドルの持ち方について説明しています。

カナディアンカヌーは、パドルの片側にブレード(水掻き)がついた「シングルブレードパドル」を用います。水掻きは片側しかついていないので、左右を持ち替えながら、進行方向の調整をします。

  1. ラダー・ストローク(前進)
  2. Jストローク(前進)
  3. スウィープ・ストローク (回転)

1.ラダー・ストローク(前進)

ラダー・ストロークは、初心者におすすめの漕ぎ方です。漕ぎ方は簡単で、パドルを前方から後方へ動かすだけ。テクニックは必要ありません。

手首が疲れにくいメリットがありますが、風の影響を受けやすいデメリットもあります。また、スピードは出にくいので、ゆったり景色を楽しみたいときにおすすめの漕ぎ方です。

2.Jストローク(前進)

Jストロークとは、Jというアルファベットを描くように漕ぐ方法です。

まず、前方にブレード(水掻き)を入れ、水を捕えます。次にシャフトを立てるように、引き手(水面に近い方の手)を引きます。このとき、カヌー本体とブレード面は直角です。

ブレードが身体の横を通過するとき、ブレード面がカヌー本体と平行になるようにブレードの向きを変えます。向きを変えるとき、引き手は使わず、押し手(水面から遠い手)のみ動かします。押し手の親指が下に向くようひねることがポイントです。

最後に、ブレード面を外側に押し出し、カヌーが曲がらないよう補正をします。

Jストロークは、スピードがでやすいですが、手首が疲れやすいデメリットがあります。

3.スウィープ・ストローク(回転)

スウィープ・ストロークは、方向転換したいときに用いる漕ぎ方です。

まず、できるだけ前方にブレード(水掻き)を入れます。そして、上半身をひねりながら、大きな弧を描くように漕ぎます。このとき、ブレードで水面直下を掃除するようなイメージで漕ぐのがポイントです。

右側を漕ぐと左に回転、左側を漕ぐと右に回転します。

シングルブレードパドルの持ち方

パドルを頭上に上げたとき、肘が直角になるようにパドルを持ちます。ブレード(水掻き)から遠い方の手は「押し手」、近い方の手は「引き手」となります。

押し手は、パドルの柄(T字部分)を手のひらで包み込むように握り、引き手はブレード(水掻き)から5cmほど離れた位置で持ちます。

この持ち方をして、肘が90度以下になる場合は、サイズが小さいので、シャフト(持ち手の部分)が長いパドルを選びましょう。肘が90度以上になる場合は、シャフトが短いパドルを選んでください。

カヤック|基本の漕ぎ方とパドルの持ち方

カヤックは、パドルの両側にブレード(水掻き)がついている「ダブルブレードパドル」で漕ぎます。ブレードが両サイドについているので、手を持ち替える必要がなく、舟のコントロールしやすいのが特徴です。

ここでは、カヤックの基本的な漕ぎ方(前進・後退・回転)、パドルの持ち方について説明しています。

  1. フォワード・ストローク(前進)
  2. リバース・ストローク(後退)
  3. スウィープ・ストローク (回転)
  4. リバース・スウィープ・ストローク (回転)

1.フォワード・ストローク(前進)

フォワード・ストロークは、前に進む漕ぎ方です。主に「ハイアングル」と「ローアングル」2つの方法があります。 

基本の漕ぎ方は、ブレード(水掻き)をできるだけ前方に入れ、ゆっくりと後方へ引きます。引き終わったら、反対側のブレードを前方に入れ、同じようにゆっくりと引きます。


ハイアングルでの漕ぎ方は、水面に対してブレードを垂直に近い角度に立てて強く漕ぐのが特徴です。スピードがでやすいメリットがありますが、手が疲れやすいので、持久性はありません。

ローアングルでの漕ぎ方は、水面に対してブレードを浅い角度にして漕ぐのが特徴です。この漕ぎ方は、手が疲れにくいので、長時間のツーリングに適しています。持久性には優れていますが、スピードは出にくいのがデメリットです。

2.リバース・ストローク(後退)

リバース・ストロークは、前に進む漕ぎ方です。

まず、上半身をひねり、できるだけ後方にブレード(水掻き)を入れます。そして、前方に向かって、水を押し出すようにブレードを突き出します。次に、反対側のブレードをできるだけ後方に入れ、同じように前方へ押します。

リバース・ストロークをするときは、必ず後ろを向いて目視し、障害物がないことを確認してから漕ぎましょう。

3.スウィープ・ストローク(回転)

スウィープ・ストロークは、方向転換したいときに用いる漕ぎ方です。

まず、パドルのポジションを低くして持ちます。そして、できるだけ前方にブレード(水掻き)を入れ、大きく滑らかに漕ぎます。この漕ぎ方は、前に進みながら向きを変えられるのが特徴です。

右側を漕ぐと左に回転、左側を漕ぐと右に回転します。

4.リバース・スウィープ・ストローク(回転)

リバース・スウィープ・ストロークは、停止しながら方向転換したいときに用いる漕ぎ方です。

スウィープ・ストロークは、前に進みながら回転するのに対し、リバース・スウィープ・ストロークは、その場で回転できます。

漕ぎ方は簡単で、まず、パドルのポジションを低くして持ちます。そして、できるだけ後方にブレード(水掻き)を入れ、前方へ向けて大きく漕ぎます。

右側を漕ぐと時計回りに、左側を漕ぐと反時計回りに回転します。

ダブルブレードパドルの持ち方

カヤックでは、パドルの両側にブレード(水掻き)がついている「ダブルブレードパドル」を使用します。

パドルを頭上に上げたとき、肘が直角になるようにパドルを持ちます。肩幅より少し広めに持つことがポイントです。

ダブルブレードパドルのサイズは、使用するカヤックの大きさ(艇幅)と、自分の身長で決まります。

まとめ|カヌーに乗って漕ぎ方をマスターしよう

実際にカヌーに乗って漕いでみることが、上達への近道です。

アクティビティーといえば遠出をするイメージがあるかもしれませんが、カヌーは近場で体験できます。東京であれば隅田川で、スカイツリーを見ながらのカヌーツアー。大阪であれば淀川など、カヌーから大阪の街並みを楽しめます。

そのほか、フィッシング体験やナイトツアーなどもあり、楽しみ方はさまざま。カヌーにたくさん乗って漕ぎ方をマスターしましょう。

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