サーフィンをしていると、日焼けしたり、擦り傷ができたり、身体へのダメージが絶えませんよね。
そこで便利なのが、紫外線や擦れから皮膚を保護してくれる「ラッシュガード」と呼ばれるアイテムです。ラッシュガードは、UVカットをする繊維を使用していたり、擦れない仕様になっていたりと、肌ダメージを軽減する効果があります。
本記事では、ラッシュガードの種類、選び方を分かりやすく解説しています。
メンズ、レディース、キッズ別に、おすすめのブランドも紹介しています。紫外線や怪我を気にせずサーフィンを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
ラッシュガードは年間を通して使えるアイテム
ラッシュガードは、もともとサーフィン用語で「擦り傷から守る」という意味があります。日焼けや怪我などから身体を保護するための上着として着用されています。
ラッシュガードは、年間を通して使えるので、持っておいて損はないアイテムです。夏はラッシュガード着用してサーフィンを楽しむことができ、冬はウェットスーツのインナーとして活躍します。
また近年では、サーファー以外にも浸透してきており、水着の上に着るマリンウェアとして認識されています。体型カバーや、子供の紫外線対策として使えると人気です。
ラッシュガードの種類
ラッシュガードといっても、さまざまなタイプがあるので、どれにしようか悩みますよね。ここでは、ラッシュガードの種類を分かりやすく解説しています。ラッシュガードを選ぶときの参考にしてくださいね。
半袖(Tシャツ)
半袖のラッシュガードは、怪我や日焼け防止に役立つアイテムです。ゆったりしたデザインのもの、ぴったりと身体にフィットするタイプの、2種類に大別されます。
ゆったりしたデザインのものは、水陸両用が多く、海以外でも使うことができます。Tシャツのようなデザインなので、普段着やジムウェアとしても活躍します。
一方、フィット感のあるラッシュガードは、水の抵抗が少ないというメリットがあります。また、ウェットスーツのインナーとしても使えるので、一枚持っておくと便利です。
タンクトップ
タンクトップタイプは、夏におすすめのラッシュガードです。水陸両用のものが多く吸水性も高いので、ジムのトレーニングウェアとしても活躍します。
レディースには、カップが付いている「ブラトップ」のようなラッシュガードも存在します。水着の代わりにする方もいますが、スイムウェアのような密着感はないので、一枚だけでの着用はおすすめできません。ラッシュガードは、水着の上から着るようにしましょう。
タンクトップタイプは、ウエストが隠れるので、体型カバーとしても人気があります。
長袖
長袖のラッシュガードは、怪我や日焼け防止に役立つアイテムで、2種類に大別されます。
- プルオーバー
- ジップアップ
プルオーバーとは、頭からスポッと被るタイプのことを言います。プルオーバーの長袖は、ぴったりとしたデザインが多いので、ウェットスーツのインナーとしても活躍します。
ジップアップは、ファスナーで開閉するタイプのこと。水陸両用のものが多く、夏の日焼け対策や、陸用の防寒着など、使い勝手が良いのが特徴です。ジップアップタイプには、フードが付いているラッシュガードもあり、女性に人気があります。
長袖のラッシュガードは一年中使えるので、持っておいて損はないでしょう。
レギンス
レギンスのラッシュガードは、脚の日焼けや怪我の防止に役立つアイテムです。
水陸両用が多いので、シーンを選ばず使うことができます。伸縮性や速乾性に優れているので、トレーニングウェアにもぴったり。
体型カバーとしても人気があり、生脚を出すのに抵抗がある方にもおすすめです。
ラッシュガードは目的に合わせて選ぼう
ここでは、ラッシュガードの選び方を分かりやすく解説しています。UVカット率の見方も説明しているので、ぜひ参考にしてください。
夏場のサーフィン用ならフィット感を重視
ラッシュガードを着てサーフィンする場合は、フィット感のあるものを選びましょう。
ゆったりとしたシルエットのラッシュガードは、その分、水の抵抗が増えてしまいます。そのため、海の中でうまく身体を動かせなくなる可能性があるので注意しましょう。
サーフィンなど本格的なスポーツをするときは、身体にフィットするラッシュガードがおすすめです。
紫外線対策ならUVカット率やUPFが高いものを
紫外線対策のためにラッシュガードを着用するなら、日焼けを防ぐ指標である「紫外線遮蔽率」または「UPF」をチェックしましょう。
- 紫外線遮蔽率(UVカット率)
衣類が紫外線をカットする割合のこと。パーセンテージが大きいほど、日焼け防止効果が高くなります。
- UPF(紫外線保護指数)
UltraViolet Protection Factorの略称で、UVカットの世界的な基準値のこと。数値が大きいほど、日焼け防止効果が高くなります。最大値はUPF50+。
できるだけ日焼けしたくない方は、紫外線遮蔽率90%以上、またはUPF50+のラッシュガードがおすすめです。
インナーや防寒用なら裏起毛や厚手のラッシュガードがおすすめ
ラッシュガードは、ウェットスーツのインナーなど、防寒着としても活躍します。
インナーとして使用する場合は、フィット感のあるラッシュガードを選びましょう。プルオーバーの長袖や半袖タイプがおすすめです。保温性の高い「裏起毛」や「厚手」のラッシュガードもあるので、季節に合わせて生地を選ぶと良いでしょう。
また、陸用の防寒着として、ゆったりとしたデザインのラッシュガードを持っておくと便利です。海から上がったあとの冷えを防ぐことができます。
ラッシュガードの人気メンズブランド5選
ここからは、評価の高いメンズブランドを厳選し、紹介しています。ここで取り上げているブランドは、どれもスタイリッシュで、機能性も高いので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. BILLABONG(ビラボン)
BILLABONG(ビラボン)は、世界中のサーファーに愛されている、オーストラリア発のサーフブランドです。
サーフィンに適したフィット感のあるものから、Tシャツとしても着れるゆったりとしたラッシュガード、保温性に優れた厚手タイプなど、さまざまな種類があります。
フィット感のあるラッシュガードは、肌が擦れにくいフラットシーム仕様になっているなど、機能性の高さにも高い評価を得ています。
ファッショナブルなラッシュガードが多いので、お洒落に着こなしたい方におすすめです。どれもシンプルなデザインなので、サーフトランクスにも合わせやすいでしょう。
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2. Hurley(ハーレー)
Hurley(ハーレー)は、サーフボードの有名職人であるボブ・ハーレーが創業したブランドです。
速乾性や伸縮性、UVカットなど機能面に優れているので、世界中のプロサーファーから支持されてます。シンプルでお洒落なデザインのラッシュガードが多く、アパレル感覚で着ることができるのが特徴です。
ラッシュガードのカラーは、ブラック・ホワイト・グレーのモノトーンがメイン。サーフトランクスを選ばず着ることができるので、持っておいて損はないでしょう。
Hurley(ハーレー)は、ラッシュガードをスタイリッシュに着こなしたい方におすすめのブランドです。
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3. RVCA(ルーカ)
RVCA(ルーカ)は、アメリカのプロサーファーが立ち上げたファッションブランドです。男女問わず人気が高く、世界中のインスタグラマーが愛用してます。
クールで洗練されたデザインのラッシュガードが多く、他のサーフブランドとは異なる雰囲気が魅力です。耐塩素、速乾性、伸縮性、UVカットなど、機能面も優れているので言うことなし。
ファッションブランドということもあり、ラッシュガード以外にも、サンダルやスウェットなども販売しています。格好良く着こなしたい方、サーフ系から離れたデザインを探している方におすすめです。
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4. QUIKSILVER(クイックシルバー)
QUIKSILVER(クイックシルバー)は、オーストラリアで発足したサーフブランドです。ロゴは、葛飾北斎の版画「富嶽三十六景」をモチーフにして作られています。
QUIKSILVER(クイックシルバー)のラッシュガードは、「ファッション性」と「パフォーマンス性」の両方を兼ね備えているのが特徴です。
高い伸縮性や速乾性、UVカットだけでなく、他のブランドにはない「制菌機能」を持ち合わせたタイプもあります。
また、ラッシュガードに見えないデザインが多く、カラーバリエーションも非常に豊富なので、デザインが他の人と被りたくない方にもおすすめです。
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5. roial(ロイアル)
roial(ロイアル)は、元プロサーファーがアメリカ・カリフォルニアで立ち上げたブランドです。
ウェアには、カリフォルニアのトレンドを取り入れており、高級感のある上品なデザインが人気を集めています。また、速乾性やUVカットなど機能面も優れているのが特徴です。
人と被りたくない方は、スポーツショップ「OSHMAN’S(オッシュマンズ)」とのコラボシリーズを選ぶと良いでしょう。このシリーズは、海だけでなく街でも着れる万能サーフTeeをコンセプトにしており、お洒落なラッシュガードとなっています。
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ラッシュガードの人気レディースブランド5選
ここでは、サーファーガールに人気があるブランドを厳選し、まとめています。メジャーなものから、知る人ぞ知るブランドまで、幅広く紹介しているので、参考にしてくださいね。
1. ROXY(ロキシー)
ROXY(ロキシー)は、アメリカ・カリフォルニア生まれのブランドです。
カラフルでお洒落なものから、モノトーンで落ち着いた雰囲気のラッシュガードまで、さまざまなデザインがあります。
ROXY(ロキシー)は、日本人に合わせたサイズで展開していることが多く、通販サイトで購入しやすいのが特徴です。
しかし公式サイトには、UPF(紫外線保護指数)の説明書きがありません。紫外線対策をしたい方は、店舗で現物を見るか、ムラサキスポーツなどの通販サイトでUPFを確認しましょう。
とはいえ、ほとんどのラッシュガードは、UPF50+(最大値)なので、日焼けしたくない方にもおすすめのブランドです。
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2. Hurley(ハーレー)
Hurley(ハーレー)は、サーフボードの職人がアメリカ・カリフォルニアで創業したブランドです。
シンプルかつ個性的なデザインが多いので、ラッシュガードをスタイリッシュに着こなしたい方におすすめです。
ただ、Hurley(ハーレー)は、USサイズ展開なので、サイズを選ぶときは注意しましょう。USサイズは、アメリカ人の体型を基準にしており、日本より大きめに作られています。
ムラサキスポーツなどのスポーツショップで購入できるので、サイズが心配な方は、店舗で試着すると安心です。
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3. RIP CURL(リップカール)
引用:RIP CURL
RIP CURL(リップカール)は、オーストラリア発のサーフブランドです。
ラッシュガードの種類が豊富なのが特徴で、長袖や半袖、パーカー、レギンス、スーツタイプなどがあります。デザインは、存在感のある大柄プリントが多いので、人と被りたくない方におすすめです。
ただ、RIP CURL(リップカール)のサイズは、2種類しかないので注意しましょう。
- M(USA8)
- L(USA10)
公式サイトでは日本人モデルを起用しており、モデルの身長や着用サイズを明記しています。選ぶときの参考になるので、サイズが心配な方は公式サイトからの購入がおすすめです。
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4. Volcom(ボルコム)
Volcom(ボルコム)は、ボード系スポーツ向けのファッションブランドです。
スノーボード、サーフィン、スケートボードのカルチャーをルーツに持ち、独自のファッションスタイルを発信しています。そのため、他のサーフブランドとは異なる雰囲気が魅力のブランドです。
長袖タイプのラッシュガードは、サムホール仕様のデザインが多く、袖のめくれを防止できます。また、紫外線保護指数UPF50+のラッシュガードなので、紫外線対策もバッチリ。
人と被りたくない方、サーフ系に見えないデザインを探している方におすすめです。
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5. BILLABONG(ビラボン)
BILLABONG(ビラボン)は、オーストラリア発のサーフブランドで、お洒落でシンプルなデザインが人気です。
機能性も高く、フィット感のあるラッシュガードは、肌が擦れにくいフラットシーム仕様となっています。
ラッシュガードの種類も豊富で、Tシャツワンピースやタンクワンピース、ボディスーツタイプなど、他のブランドにはないものばかり。
ハイネックのラッシュガードもあるので、Tシャツ焼けをしたくない方にもおすすめです。
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ラッシュガードの人気キッズブランド4選
ここからは、ラッシュガードの人気キッズブランドを紹介します。
選ぶのに困ってしまいそうなほどデザインが多彩なもの、紫外線対策がばっちりなものなど、厳選した4つのブランドを解説しました!ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. HURLEY(ハーレー)
Hurley(ハーレー)は、サーフボードの職人がアメリカ・カリフォルニアで創業したブランドです。
キッズラッシュガードのカラーは、ブラック・ホワイトというモノトーンがメインなので、シンプルなデザインが好きな方におすすめします。
ただ、Hurley(ハーレー)は、USサイズ展開なので、サイズを選ぶときは注意しましょう。キッズのサイズ展開はS、M、Lと3種類です。Hurleyの公式ページに詳しいサイズの説明が記載されているので参考にしてみてください。また、ムラサキスポーツなどのスポーツショップで購入できるので、サイズが心配な方は店舗で試着すると安心です。
Hurley(ハーレー)のラッシュガードは、どの服とも相性がいいので一着持っておくと便利でしょう。
Hurleyの購入はこちら:Hurley | Amazon
2. LAPASA(ラパサ)
LAPASAは、スポーツ製品の他にもインナーなどの製品を取り扱っており、Amazonを中心に展開しているブランドです。
LAPASAのラッシュガードは、子どもの体にもフィットしやすく動きやすいのが特徴です。しかし、サイズが小さいというレビューも見かけるので、心配であれば一回り大きいサイズを購入するといいでしょう。サーフィンだけでなく、日常使いにも便利なシンプルなデザインなので一枚持っておくことをおすすめします。
また、ラッシュガードの機能として重要な紫外線対策ですが、UPF50+とUVを98%以上カットをしてくれます。徹底的に紫外線をカットしてくれるため、安心してマリンアクティビティを楽しむことができます。
LAPASAの購入はこちら:LAPASA | Amazon
3. RUSTY(ラスティ―)
RUSTYは、1985年、アメリカ・カリフォルニア州で生まれたブランドです。オーストラリアを中心に展開していて、有力サーファーとの契約や若手サーファーの育成も行っています。
RUSTYは、ラッシュガードだけでなく帽子や水着、アクアシューズなど、マリンスポーツに欠かせない商品を取り扱っています。
RUSTYのラッシュガードは紫外線対策などの機能性はもちろん、豊富なデザインやカラーを取り揃えています。目立ちやすいオレンジ色などの蛍光色の色展開もあるので、子どもがどこにいるか目立つのが安心ですね。
RUSTYの購入はこちら:RUSTY | Amazon
4. HEAZEL(ヘーゼル)
HEAZELはキッズを中心にラッシュガードを取り扱う日本のブランドです。HEAZELのラッシュガードは、カラーや柄のバリエーションが豊富なのが特徴です。
1つの商品につき最大40色取り揃っているため、好みの一着を見つけることができるでしょう。また、サイズ展開も80cm~150cmと豊富です。しかし、レビューを見ると普段のサイズよりも少し大きいようなので、1つ小さいサイズを選んでみてもいいかもしれません。
HEAZELの購入はこちら:HEAZEL | Amazon
まとめ|ラッシュガードは持っておいて損はないアイテム
ラッシュガードは、季節を問わず使えるので、持っておいて損はないアイテムです。
サーフィンだけでなく、プールや海水浴など、さまざまなシーンで活躍します。水陸両用タイプもあるので、水辺のみならず、普段着やトレーニングウェアとしても利用可能です。
ラッシュガードは、長袖、半袖、パーカー、タンクトップ、レギンスなど種類があるので、自分の目的に合わせて選んでくださいね。
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