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カヤック初心者もOK!海外のおすすめ絶景スポットを紹介

カヤック初心者もOK!海外のおすすめ絶景スポットを紹介

日本国内でも楽しむことができるカヤックですが、世界には日本では出会えない珍しい野生動物や、幻想的な風景を楽しめるスポットがたくさんあります。

普通の海外旅行では楽しめない刺激的な体験をしてみたい!と思ったら、ぜひ海外でのカヤックにチャレンジしてみましょう。

本記事では、映画のロケ地にも利用されたスポットや、初心者におすすめのフィールドまで、一生に一度はカヤックに乗って訪れたい絶景を厳選して紹介しています。ご自身の希望に合ったスポットを見つけてみてください。

カヤック初心者でも楽しめる!おすすめの海外スポット10選

世界各地の代表的なカヤックスポットについてご紹介していきます。現地でしか見られない野生動物や、日本からのアクセス方法・フライト時間も記載していますので、ぜひ参考にしてください。

ジョンストン海峡(カナダ)

カナダ・コロンビア州にあるジョンストン海峡は、オルカ(シャチ)が定住することで有名なスポットです。特に、夏は「オルカの聖地」と呼ばれており、100頭以上ものオルカがジョンストン海峡に集まってくると言われています。

オルカだけでなく、アザラシ、イルカ、ザトウクジラなど、たくさんの大型動物を見ることができるのが魅力です。

ジョンストン海峡には、経験豊富なツアーガイドが多いので、初心者も安心してカヤックを楽しむことができます。

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【基本情報】

  • 種類:シーカヤック
  • 時期:7〜8月(オルカウォッチング)
  • 観賞できる生き物:シャチ、アザラシ、トド、ザトウクジラ、ハクトウワシ、ヤマセミ、イルカなど

【アクセス】

  • 成田空港からバンクーバーを経由し、ポートハーディ空港へ(約10時間)
  • ポートハーディー空港からジョンストン海峡へ(車で約2時間)

パンガー湾(タイ)

パンガー湾は、プーケットの北側に位置しており、約160の島々が浮かんでいます。

生茂るマングローブ、奇石、洞窟があるのが特徴で、その光景はタイでもトップクラスの美しさを誇ります。映画「007 黄金銃を持つ男」のロケ地としても有名です。

マングローブで野生のサルと出会ったり、カヤックでしか進めない狭い洞窟を通り抜けたり、スリルのある体験ができます。海は穏やかなので、カヤック初心者におすすめです。

【基本情報】

  • 種類:シーカヤック
  • 時期:11〜4月(5〜10月は雨季)
  • 観賞できるもの:奇石、洞窟、マングローブ、サルなど

【アクセス】

  • 成田空港からクアラルンプールや上海を経由し、プーケット国際空港へ(約11〜12時間)
  • プーケット国際空港から路線バスでパンガーへ(約1時間)

ソカ川(スロベニア)

スロベニアのソカ川は、世界最高クラスの透明度を誇るカヤックスポットです。

ファミリー層が多いのが特徴で、小さい子どもから大人まで、幅広い年代の方がカヤックを楽しんでいます。また、ソカ川にはホワイトウォーター向けの急流スポットがあるので、初心者だけでなく、経験豊富な上級者にも人気があります。

幻想的な景色を眺めながらのカヤックは、一生の思い出に残るでしょう。

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ソカ川のあるスロベニアは、イタリア、オーストリア、ハンガリー、クロアチアの4つの国に隣接しているので、ヨーロッパ周遊旅行にもおすすめです。

【基本情報】

  • 種類:リバーカヤック
  • 時期:5〜9月
  • その他のアクティビティ:川遊び、トレッキング、釣り、ラフティング、パラグライダー

【アクセス】

  • 成田空港からパリやミュンヘンを経由し、リュブリャナ空港へ(約13〜14時間)
  • リュブリャナ空港から車でソカ川へ(約2時間)

ハワイ(アメリカ)

ハワイは、一年中温暖で過ごしやすく、初心者におすすめのカヤックスポットです。

海の透明度が高いので、カヤックを漕ぎながら、色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚の観賞が可能。船底が透けている「クリアカヤック」も人気で、海に浮かんでいるような気分を味わうことができます。

ハワイでのカヤックは、高齢者や小さな子ども、泳ぐのが苦手な方まで、海の中を楽しむことができるのが魅力です。イルカやウミガメなどの大型動物との遭遇率も高いので、一生の思い出に残る貴重な体験ができるでしょう。

ハワイには、日本語ガイド付きのカヤックツアーも多くあるので、英語が苦手な方にもおすすめです。

【基本情報】

  • 種類:シーカヤック
  • 時期:5〜10月(乾季)11〜4月(雨季)
  • 観賞できるもの:イルカ、ザトウクジラ、ウミガメ、熱帯魚、サンゴ礁など

【アクセス】

  • 成田や羽田空港から直行便でホノルル空港へ(約8〜9時間)

パウエル湖(アメリカ・アリゾナ〜ユタ州)

グランドキャニオンの近くにあるパウエル湖は、アメリカで2番目に大きな人工湖です。日本では知名度が低いので、知る人ぞ知るカヤックスポットとして人気があります。

赤みをおびた岩のあいだに、青いパウエル湖が広がっており、その光景はまさに幻想的。独特の雰囲気があり、「猿の惑星」などSF映画のロケ地としても利用されています。

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パウエル湖は穏やかなので、カヤック初心者にもおすすめのスポットです。

【基本情報】

  • 種類:レイクカヤック
  • 時期:6〜9月
  • その他のアクティビティ:クルーズ、ラフティング、水上スキー、ダイビング、釣りなど

【アクセス】

  • 成田空港からラスベガスを経由し、ペイジ空港へ(約13〜16時間)
  • ペイジ空港から車でパウェル湖へ(約4時間)

スワード(アメリカ・アラスカ州)

アメリカ・アラスカ州にある町スワードは、フィヨルド沿岸地域でカヤッカーに人気のあるスポットです。カヤックが盛んな土地なので、ツアーガイドの経験も豊富。そのため、初心者も安心してカヤックを楽しめます。

スワードの海には、氷河が流れ込んでおり、日本では見ることのない壮大な景色を楽しむことができます。ラッコやクジラなどの海洋野生動物も多く生息しているので、遭遇する確率も高いのが特徴です。

また、スワードには、アラスカ唯一の水族館「アラスカシーライフセンター」もあるので、カヤック以外の楽しみもあります。

【基本情報】

  • 種類:シーカヤック
  • 時期:6〜9月
  • 観賞できるもの:氷河、ラッコ、アザラシ、シャチ、アシカ、クジラなど

【アクセス】

  • 成田空港からバンクーバーを経由し、アンカレジ国際空港へ(約13〜14時間)
  • アンカレジ国際空港から車でキナイ・フィヨルド国立公園へ(約2時間半)

クリスタルリバー(アメリカ・フロリダ州)

アメリカ・フロリダ州のクリスタルリバーでは、野生のマナティを近くで観察できる「マナティ・カヤックツアー」が人気です。穏やかなフィールドなので、初心者も参加できます。

通常のカヤックだけでなく、船体が透けた素材でつくられた「クリアカヤック」に乗って、マナティを観察することも可能。その他、マナティと一緒に泳げるシュノーケリングツアーなどアクティビティが豊富にあります。

クリスタルリバーは、野生のマナティと出会いたい方におすすめのスポットです。

【基本情報】

  • 種類:リバーカヤック
  • 時期:11〜4月
  • その他のアクティビティ:マナティ・シュノーケリングツアー、クルーズなど

【アクセス】

  • 成田空港からダラスを経由し、マイアミ国際空港へ(約15〜16時間)
  • マイアミ国際空港から車でクリスタルリバーへ(約5時間半)

ワナカ湖(ニュージーランド)

ワナカ湖は、ニュージーランドの南部に位置するカヤックスポットです。湖の長さは45kmもあり、ニュージーランドで4番目に大きい湖となります。

ワナカ湖は、絵のように美しい湖だと、人気の高いスポットです。なかでも、ワナカ湖にポツンと生える一本の木が有名で、世界各地から観光客が訪れています。

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ニュージーランドは、日本と同じく四季があるので、どの季節を選んでも、美しい景色を楽しむことができます。特に10〜3月は暖かいので、過ごしやすいでしょう。

ワナカ湖は、とても穏やかな湖なので、初心者におすすめのスポットです。

【基本情報】

  • 種類:レイクカヤック
  • 時期:10〜3月
  • その他のアクティビティ:スカイダイビング、ハイキング、釣り、サイクリング、SUPなど

【アクセス】

  • 成田空港からオークランドを経由し、クイーンズタウン空港へ(約12〜13時間)
  • クイーンズタウン空港から車でワナカ湖へ(約1時間)

ロックアイランド(パラオ)

パラオのロックアイランドは、手付かずの大自然が残る島で、世界遺産にも登録されているスポットです。

カヤックでしか通れないマングローブのトンネル、天候や時間帯で色の濃度が変わる「青の洞窟」をはじめ、ジュゴンやサンゴ礁など、多種多様な海洋生物も観賞できます。

乳白色の海で全身クレイパックを体験するカヤック&ミルキーウェイツアー、夜の海を探索するナイトカヤック、朝日を見たあと海上でコーヒーを飲むモーニングカヤックなど、様々なツアーがあるのが魅力です。

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パラオは、日本の委任統治領であったこともあり、日本語で対応してくれるツアーも多くあります。カヤックで大自然を満喫したい方におすすめです。

ロックアイランドの詳細は「ロックアイランドの観光ガイド|定番の人気スポットやダイビング、アクティビティ情報」で解説しています。ぜひ、参考にしてください。

【基本情報】

  • 種類:シーカヤック
  • 時期:12〜6月(乾季)
  • 観賞できるもの:サンゴ礁、青の洞窟、マングローブ、ミルキーウェイ(乳白色の海)、星空、夜光虫、ジュゴン、古大壁画(ロックペイント)、ジャパニーズケーブ(戦時中の飛行機格納用洞窟)など

【アクセス】

  • 成田空港から台北やグアムを経由し、パラオ国際空港へ(約8〜10時間)
  • パラオ国際空港から車でコロール島へ移動し、船でロックアイランドへ(約1時間)

番外編|オタワ 川(カナダ)

カナダ・オンタリオ州にあるオタワ川は、上級者におすすめのカヤックスポットです。急流が多いので、ホワイトウォーターカヤックに最適。

春になると、雪解けによって川の流量がピークになり、ビッグウェーブが生まれるのが特徴です。そのため、雪解けの時期は、世界トップクラスのカヤッカーが集まります。

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とはいえ、オタワ川には、初心者向けのスポットもあるので、上級者以外も楽しむことができます。ただし、カヤック初心者の方は、川の水が増える時期は避けましょう。

【基本情報】

  • 種類:ホワイトウォーターカヤック
  • 時期:3〜5月(雪解け)

【アクセス】

  • 成田空港からバンクーバーを経由し、オタワ国際空港へ(約13時間)
  • オタワ国際空港から車でオタワ川へ(約1時間)

まとめ|カヤック初心者はツアーに参加すると安心

海外のカヤックスポットは、日本では出会えない珍しい野生動物や、絶景を楽しむことができるのが魅力です。

カヤックをレンタルして、自由に漕ぐこともできますが、土地を知らないと事故や怪我に繋がる恐れがあります。カヤック未経験者や初心者は、必ずツアーに参加しましょう。

ツアー言語は英語がメインですが、地域によっては日本人ガイドがいるショップもあるので、英語が苦手でも問題ありません。ぜひ、海外でカヤックに挑戦してみてくださいね。

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