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カヤックに必要な準備まとめ|安全・快適に楽しむ服装や持ち物まで

カヤックに必要な準備まとめ|安全・快適に楽しむ服装や持ち物まで

カヤックは当日の服装や持ち物によって、安全性や快適性が変わってきます。紫外線の影響で日焼けをしたり、風によって体力を奪われたりする恐れがあるので、準備を怠ってはいけません。

しかし、とくに初めてカヤックに挑戦する方は、最適な服装や持ち物に迷ってしまいます。適切な服装や持ち物は季節・気候によって異なるため、ポイントを押さえたうえで準備を進めることが大切です。

そこで今回はカヤックに最適な服装や、用意しておきたい持ち物などをまとめました。各持ち物の必要性も細かく解説しているため、「どんなケースで役立つのか?」についてもしっかりと理解できます。

当日になってから困らないためにも、これを機にカヤックの基本的な服装や必要な持ち物を確認していきましょう。

カヤックを安全・快適に楽しむための服装

カヤックは比較的安全な乗り物ですが、水に濡れることや紫外線への対策は万全にしておくことが大切です。状況によっては転覆するリスクもありますし、適切な服装を心がけないと安全性に加えて快適性も損なわれてしまうため、集中してカヤックを楽しむことが難しくなります。

まずは、カヤックを安全に楽しむための基本的な服装をチェックしていきましょう。

【体に身につけるもの】

  • トップスとボトムス:体温を維持するために、基本的にはトップスとボトムスを着用します。
  • アウター:雨風をしのぐために、レインウェアなども用意しておきます。仮に雨が降らなくても、波や水しぶきによって濡れる可能性があるため、防水加工を施したアウターを用意しておきましょう。
  • ライフジャケット:万が一転覆をした場合に、水中で浮力を得るためのジャケット。ツアーでは基本的に用意されていますが、レンタルできるかどうかは事前に確認しておきましょう。

【頭や顔に身につけるもの】

  • 帽子:つばの大きな帽子を用意しておくことで、紫外線や熱中症、ケガなどを防ぐことができます。風で飛ばされる可能性があるため、心配な方はひも付きの帽子を選びましょう。
  • サングラス:季節によっては紫外線が強く、太陽光が水面に反射することもあるので、サングラスの着用も必要になります。メガネバンドも持参しておくと、落としてしまう心配もありません。

【手足に身につけるもの】

  • グローブや軍手:とくに冬場のカヤックでは、パドルを漕ぐ手が冷えてしまうことがあります。また、グローブ・軍手は紫外線対策やケガの防止にもつながるため、1年中用意しておくことが望ましいです。
  • 濡れても良い靴:カヤックなどのマリンアクティビティにおいて、足元はもっともケガをしやすい箇所。そのため、かかとをしっかりと固定でき、かつ足全体をしっかりと覆えるマリンシューズなどが必要です。

上記のほか、コンタクトレンズを着用している方は、水中ゴーグルを装着しておくと安心です。穏やかな場所であっても、カヤックに乗っている以上は波や揺れの影響を必ず受けるため、軽視せずにしっかりと服装を整えるようにしましょう。

カヤックでは着替えの準備も忘れずに!

カヤックは必ず濡れるアクティビティなので、「着替え」も必須のアイテムです。ツアーなどの解散後にそのままの服装で過ごすと、体温低下や体調の悪化につながる恐れがあるため、必ず着替えを持参するようにしましょう。

また、高波や通り雨などに備えて、カヤック上での着替えも用意しておくと安心。濡れたままの服装でいると、風によって体温や体力を大きく奪われてしまうため、カヤックでは体が濡れることを軽視してはいけません。

カヤックの服装選びで押さえておきたい4つのポイント

より安全・快適にカヤックを楽しむためには、服装選びのポイントを押さえることが大切です。ただ服装を用意するだけではなく、素材や季節を意識しながら服装を選ぶことで、安全性や快適性は一気にアップします。

用意を始める前に、以下のポイントもしっかりとチェックしておきましょう。

1. 服装選びでは速乾性が重要!化学繊維がおすすめ

カヤックでは万全の準備を整えても、パドルや波のしぶきによって必ず体が濡れてしまいます。そのため、服装選びでは「速乾性」を意識し、基本的には化学繊維のものを選びましょう。

具体的なものとしては、ナイロンやポリエステルが使用されたラッシュガードなどがベストです。肌寒い時期では、速乾性のある薄手のフリースなども用意しておくとよいでしょう。

なお、綿のシャツは水を吸収しやすく、蒸発する際に体温が奪われやすいため要注意。冬場はもちろん、夏場でも体温・体力を奪われてしまうため、基本的には着用しないようにしましょう。

2. 日焼け対策は徹底的に!できれば長袖のものを用意しよう

夏場はもちろん、涼しい季節でも水上では強い日差しにさらされます。カヤックはどんな季節でも日焼けをするアクティビティなので、日焼け対策は万全にしておきましょう。

日焼け止めも効果的ですが、できれば長袖のトップス・ボトムスを用意しておくことがポイントです。とくに冬場は体温を維持することにもつながるので、必ず長袖のトップス・ボトムスを着用しましょう。

3. 季節や気候も意識した服装選びを

カヤックは楽しむ季節によって、気温や湿度などの環境が大きく異なります。より快適にカヤックを楽しむには、季節を意識して服装を選ぶことが重要です。

夏場は薄手の服装でも問題ありませんが、春や秋などの肌寒い季節は「保温性」も大切なポイント。風によって体温を奪われないように、ウインドブレーカーなどのアウターを着用しましょう。

また、冬場はとにかく着込むことが重要ですが、体を濡らさないようにレインコートの着用もおすすめ。速乾性のあるアウターを用意しておけば、体温や体力をしっかりと維持できます。

4. 夏場でも水着のみは基本的にNG!

とくに夏場は気温が高いので、「水着だけで涼しく楽しみたい」と感じる方もいらっしゃるでしょう。しかし、水着だけでは紫外線の影響を強く受けるため、日焼け・熱中症のリスクが上がってしまいます。

仮に日焼け止めをしっかりと塗っても、水に濡れるカヤックではその効果が半減してしまう恐れがあります。少しでも露出部分を減らすために、水着の上からでも衣服を着用するようにしましょう。

本格的な冬カヤックにはドライスーツの着用がおすすめ

冬のカヤック

「冬の時期に、カヤックを思いっきり楽しみたい!」と思っている方は、ドライスーツの着用をおすすめします。とくに12月初旬〜3月中旬は海水温が低いので、ドライスーツはカヤックに必須のアイテムと言えるでしょう。

カヤック用ドライスーツとは、身体の上下が一体となったラテックス製(伸縮できるゴム性の材質)のウェアのことです。このスーツは防水性が非常に高いため、誤まってカヤックから落水してしまった時でも、水の侵入を阻み身体の体温が低下するのを防いでくれます。

ドライスーツには「セミドライタイプ」と「フルドライタイプ」の2種類あり、それぞれの特徴と使用用途が異なります。

下記に解説しているので、しっかり確認しておきましょう。

セミドライタイプの特徴

セミドライタイプのドライスーツは首元がネオプレンという素材で作られており、フルドライタイプと比べると密着性が低いのが特徴です。そのため落水をすると、首から多少の水が侵入する恐れがあります。

しかしその分、金額は平均3万円前後〜となっており、フルドライタイプと比べてリーズナブルな価格帯になっています。水に濡れる機会の少ない「カヤックで釣りをしたい人」におすすめです。

フルドライタイプの特徴

フルドライタイプのメリットは、なんといっても落水しても濡れない「完全防水」という点でしょう。首・手首・足首の3箇所にラテックスが装備されているので、防水性が高い作りになっています。また全体的にルーズフィットなため、ゆったりとした着心地で過ごしやすいのもうれしいポイントです。

デメリットは、生地の保温性が弱いため、中にスウェットやジャージを着る必要があるという点です。価格帯については、セミドライタイプと比べて少し高めに設定されています(約8万円前後〜)。

そのため、フルドライタイプのスーツは、身体を動かして水に濡れる機会の多い「カヤックで川下りをしたい人」におすすめです。またコストもかかる点から、長期的にカヤックを楽しみたい人にもぴったりだと言えるでしょう。

このようにドライスーツの特徴がそれぞれ異なるため、冬場にカヤックを楽しみたい方は、自分の使用用途にあったドライスーツを選んでくださいね。

服装以外に押さえておきたい便利な持ち物

カヤックを最大限楽しむには、服装以外の持ち物にも目を向けることが大切です。当日の持ち物によって楽しみ方が変わってくることもあるので、必要な持ち物もしっかりとチェックしておきましょう。

必ず必要になる持ち物

  • タオル:水に濡れた体や衣服を拭くために必要。転覆する可能性もあるため、2枚~3枚ほど持参しておくことが望ましいです。また、カヤックを楽しんでいる最中は、首にハンドタオルや手ぬぐいを巻いておくことで日焼け対策になります。
  • 日焼け止め:水上は紫外線の影響を受けやすく、日焼けがひどい場合はやけどのような状態になってしまうことも。とくに紫外線の強い夏場は、日焼け止めをしっかりと準備しておきましょう。
  • 飲み物:カヤックの最中は体から水分が奪われるので、飲み物を持参しておくことも大切です。水などをペットボトルや水筒に入れて、水分補給用の飲み物を用意しておきましょう。
  • 保険証:万が一大きなケガをしてしまったときには、すぐに病院へ行く必要があります。そういったケースに備えて、保険証も持参しておくと安心です。

あると便利なもの

  • 貴重品用の防水ケース:財布や携帯電話などの貴重品を身につける場合は、転覆などに備えて防水ケースを用意しておきましょう。ただし、防水ケースに入れても紛失してしまう恐れがあるので、貴重品は基本的に身につけないことが望ましいです。
  • 撮影用のカメラなど:カヤックの最中に写真を撮影したい場合には、防水用のカメラを用意しておきましょう。ただし、仮に紛失しても自己責任なので、カヤック上での扱い方には細心の注意を払う必要があります。
  • 水着や化学繊維の下着:水着や化学繊維の下着を着用しておけば、ツアーや体験プランの内容によってはカヤックからそのまま海に飛び込めることもあります。楽しみ方の幅が一気に広がるため、水に飛び込める場所でカヤックを楽しむ場合には、ぜひ持参しておきましょう。
  • 水中メガネ:海などに飛び込む場合は、水中メガネも用意しておくと便利です。とくに透明度が高い場所では、美しい水中世界を観察できることもあります。

基本的な持ち物は以上ですが、眼鏡をつけている方はメガネバンド、といったように必要な持ち物は人によって多少異なります。そのため、実際にカヤックを楽しむシーンを想定して、必要なものをひとつずつ確かめておきましょう。

さまざまなシーンを想定し、必要なものをしっかりと準備しよう

カヤックは初心者でも楽しめるアクティビティですが、当日までの準備によってリスクや楽しみ方が変わってきます。より安全・快適に楽しむには、水に濡れることや紫外線、気候などを軽視せずに、しっかりと準備を整えておくことが大切です。

また、カヤックに乗る直前まで過ごしやすい環境でも、急に天候が崩れてしまう可能性もあります。そのため、さまざまなシーンを想定したうえで、必要なものをきちんと持参するようにしましょう。

ツアーや体験プランに参加する場合は、現地で用意されているものやレンタルできるものを確認してから準備を進めると確実です。