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シュノーケリングに最適な防水カメラ7選!選び方のポイントも解説

シュノーケリングに最適な防水カメラ7選!選び方のポイントも解説

シュノーケリング用の防水カメラは、耐水性に優れたものを選びましょう。とはいえ、どこのメーカーのカメラが良いのか、何を基準に選んだら良いのか悩みますよね。

本記事では、カメラの選び方や、おすすめの防水カメラを紹介しています。また、防水カメラをレンタルする方法、iPhoneやデジカメ用の防水カバーについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。水中写真を撮影して、シュノーケリングの思い出をたくさん作りましょう。

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そもそもシュノーケリングって「どのくらいの深さまで潜るの?」「ダイビングと何が違うの?」など気になる方は、別記事「 初心者にもおすすめなシュノーケリングの魅力|楽しみ方や人気スポット情報まで」を読んでみてくださいね。

シュノーケリング用カメラを選ぶときのポイント5つ

まずは、シュノーケリング用のカメラに必要な要素を5つ紹介しています。

  1. 防水性能
  2. 光学ズーム
  3. 手ブレ補正
  4. F値
  5. ハウジング

1. 防水性能

シュノーケリングで使うカメラは、防水性能がしっかりしているものを選びましょう。

防水カメラは、どのくらいの水圧に耐えられるのか決まっているので、最大耐圧水深をチェックすることが大切です。

たとえば、最大耐圧水深3mのカメラであれば、水深1〜3mの水中撮影ができます。それ以上の深さになると、カメラに水が侵入して故障の原因となります。

シュノーケリングは、ダイビングのように深く潜らないので、最大耐圧水深3〜5mあれば問題ありません。

2. 光学ズーム

水中撮影をするなら、光学ズームができる防水カメラを選びましょう。

カメラには「デジタルズーム」と「光学ズーム」の2種類の拡大方法があります。デジタルズームは、画像を拡大して処理するだけなので、画質が粗くなってしまうのが特徴です。

一方、光学ズームは、被写体をレンズで拡大するので、キレイな写真を撮ることができます。水中での撮影は、思うように動けないので、拡大してもキレイに写る「光学ズーム」がおすすめです。

3. 手ブレ補正

シュノーケリング用の防水カメラは、手ブレ補正機能があるものを選びましょう。

手ブレ補正は、キレイな写真を撮影するのに欠かせない機能です。シュノーケリングをしながらの水中撮影は、どうしても手ブレしやすくなるので、手ブレ補正機能がある防水カメラをおすすめします。

4. F値

シュノーケリングで使うカメラは、F値の小さいものを選びましょう。

F値とは、「絞り値」とも呼ばれ、レンズの明るさを示す指標です。F値が小さいほど、レンズを通る光の量が多く、明るい写真を撮ることができます

海の中は暗いこともあるので、明るく撮影できる「F値の小さい防水カメラ」を選びましょう。F値の最小が、2.0〜2.8程度のものがおすすめです。

また、F値が小さいほど、シャッター速度も早くなるので、手ブレが少なくなります。

5. ハウジング

ハウジングとは、カメラをシュノーケリングもしくはダイビングなどで水中で使う際に、防水のために入れるケースのことです。

潜る深さにもよりますが、より深度のあるところでは、カメラ本体に水が入ったり水圧をうけにくくするために、必要となることがあります。

カメラを選ぶ際は、ハウジングが用意されている規格のものか、もしくはハウジング不要のカメラを選ぶようにしましょう。

シュノーケリングにおすすめの防水カメラ7選

ここからは、シュノーケリングに最適な防水カメラを、特徴別に7つ紹介しています。ぜひ、カメラ選びの参考にしてくださいね。

安さ重視の防水カメラ

最初に、とにかく安く防水カメラを手に入れたい方におすすめの商品を紹介しています。

最低限の機能を安く!ジョワイユ「JOYWP500」

ジョワイユ(JOYEUX)のJOYWP500は、500万画素のCMOSセンサーを搭載したデジタルカメラです。

水深3mまで対応しており、明るい撮影(F値2.8)もできるので、シュノーケリング用カメラに適しています。とにかく安さを重視したい方におすすめの防水カメラです。

味のある一枚に使い捨てカメラ!FUJIFILM「写ルンです」

引用:Amazon

コスパ重視の方は「使い捨て防水カメラ」がおすすめです。

FUJIFILMの使い捨て防水カメラ「写ルンです」は水深10〜15mまで対応しているので、シュノーケリングの撮影にぴったり。しかし、FUJIFILMの「写ルンです New Water Proof」は、2019年12月に製造を中止しているので、在庫限りとなります。

機能性と安さを重視した防水カメラ

次に、機能性も、安さもどちらも重視したい方におすすめの防水カメラを紹介しています。

機能性・防塵性が売り!ケンコー・トキナー「DSC200WP」

引用:Kenko Tokina

ケンコートキナーのDSC200WPは、最大水深12m、開放F値3.2〜5.8、光学ズーム4倍、手ブレ補正機能がついた水中カメラです。

低価格にも関わらず、砂ぼこりや落下にも強く、水深12mまで水中撮影ができます。機能性・防塵性を確保しつつも安さも重視したい方におすすめの防水カメラです。

手軽さとタフさの良いとこどり!Nikon「COOLPIX W150」

引用:Nikon

NikonのCOOLPIX W150は、開放F値3.3〜5.9、光学ズーム3倍、手ブレ軽減機能(静止画)がついた防水カメラです。ハウジングなしでも、最大水深10mまで撮影することができます。

被写体を予測し自動でピントを合わせる「ターゲットファインドAF」を採用しているので、海の生き物もキレイに撮影できます。子供も使いやすいのが特徴で、家族みんなで使えるデザインになっています。

耐寒性もあるので、シュノーケリングだけでなくスキー場に持っていくことも可能。また、Bluetooth機能がついているので、画像をスマホに直接転送できます。

  • 参考価格:18,900~20,790円
  • 有効画素数:1317万画素
  • 水深10m、60分までの撮影が可能
  • 光学3倍ズーム NIKKORレンズ
  • 開放F値:3.3~5.9
  • 手ブレ補正機能(動画)
  • 手ブレ軽減機能(静止画)
  • Bluetooth機能搭載
  • 購入はこちら:Nikon「COOLPIX W150」 | Amazon
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機能性が高い防水カメラ

続いては、本格的な水中写真を撮りたい方、機能性を重視している方におすすめの防水カメラです。

接写や顕微鏡モードに強い!オリンパス「Tough TG-6」

引用:OLYMPUS

オリンパスのTough TG-6は、最大水深15m、開放F値W2.0-T4.9、光学ズーム4倍、手ブレ補正機能がついた防水カメラです。

水中でも被写体に1cmまで近づいて撮影できる「水中顕微鏡モード」や、フィッシュアイコンバーター(全周魚眼、対角魚眼)に対応しているなど、水中モードが充実しています。

また、Wi-Fi機能がついているので、撮影した写真をスマホに直接転送できます。機能性が非常に高いので、持っておいて損はない防水カメラです。

Tough TG-6の水中顕微鏡モードなら、全長5mmしかない「デングモウミウシ」も、はっきりと撮影可能!

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ハウジングなしで水深30mまで可能!Nikon「COOLPIX W300」

引用:Nikon

NikonのCOOLPIX W300は、開放F値2.8〜4.9、光学ズーム5倍、手ブレ補正機能がついている防水カメラです。ハウジングなしでも、最大水深30mまで撮影することができる本格派。

COOLPIX W150と比較すると、タフ性能(防水・耐衝撃性・防じん性)が進化しました。また、新機能としてGPSや水深計、高度計が追加されています。どこの海で撮影したのか、水深何mでの撮影なのか、ひと目で確認できます。

超高精細な4K UHD動画も撮影できるので、写真だけでなく、動画も楽しみたい方におすすめです。

  • 参考価格:28,300〜31,500円
  • 有効画素数:1605万画素
  • 水深30m、60分までの撮影が可能
  • 光学5倍ズーム NIKKORレンズ
  • 開放F値:2.8~4.9
  • 手ブレ補正機能
  • Bluetooth/Wi-Fi機能搭載
  • 購入はこちら:Nikon「COOLPIX W300」 | Amazon
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臨場感あふれる一枚に!GoPro

Go Pro(ゴープロ)は、シュノーケリングを楽しみながら、迫力のある写真や動画が撮影できる小型カメラです。防水性能も高く、水深10mまでハウジングなしで撮影できます。

臨場感のある写真や動画が撮影できるので、SNS映えもバッチリ。手ブレ補正機能がついているので、カメラ初心者でも簡単に撮影できるのが特徴です。

また、専用のハウジングを使用すると、水深60mまでの撮影が可能。Go Pro(ゴープロ)は、動画も写真も楽しみたい方、今後ダイビングに挑戦する方におすすめです。

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防水カメラをレンタルすることも可能

防水カメラを使う頻度が少ない方は、レンタルがおすすめです。ダイビングショップでの貸し出しか、レンタルサービスを活用しましょう。

  • ダイビングショップでレンタルする
  • レンタルサービスを利用する

どちらも安く防水カメラをレンタルできるので、ぜひ、参考にしてくださいね。

1.ダイビングショップ

防水カメラを安く、手軽にレンタルしたい方は、ダイビングショップを活用しましょう。

レンタル代は、1日2,000〜3,000円程度。貸し出しを行なっていないショップもあるので、あらかじめ確認しておくと安心です。

写真データをその場でスマホに送ってくれるショップもありますが、SDカードの持参が必須のところもあります。また、防水カメラの台数に限りがあるのと、カメラの種類を選べないことが多いので注意が必要です。

防水カメラだけレンタルすることはできず、ツアーに参加した方のみレンタル可能、という場合がほとんど。防水カメラだけレンタルしたい方、カメラの種類にこだわりがある方は、レンタルサービスを活用することをおすすめします。

2.レンタルサービス

引用:Rentio

防水カメラの種類を選びたい方は、カメラ・家電専門のレンタルサービスを活用しましょう。GoPro、RICOH、OLYMPUS、Nikon、FUJIFILM、Panasonic、ケンコートキナーなど、さまざまなメーカーの防水カメラをレンタルできます。

レンタル料金は、メーカーや期間によって異なりますが、安くて3,000円程度です。期間は、1日単位だけでなく、1ヶ月単位など長期間レンタルすることもできます。

カメラのレンタルサービスは、数多くありますが、無料補償がついているサービスを選ぶと安心です。無料補償がついていると、万が一、カメラを壊してしまっても高額請求されることはありません。

インターネットで簡単にレンタルできるので、ぜひ、試してみてくださいね。

iPhoneやデジカメ用のハウジングを活用する方法

持っているデジカメや、iPhoneなどスマホで水中を撮影したいという方は、防水ハウジングケースがおすすめです。

スマホのハウジングは、数千円で購入できますが、安いものは防水性が高くないので、本格的な水中撮影には不向きです。

一方、デジカメのハウジングは、メーカーが型番ごとに純正品を販売しています。そのため、防水機能が高く安心ですが、価格が高いデメリットもあります。

引用:Canon

注意点は、ハウジングを装着していても、スマホやデジカメが水没してしまう可能性があること。水没を防ぐためにも海に入る前に、防水テストを行っておくことが大切です。そして、説明書に書かれていることを守り、ハウジングの耐圧水深より深く潜ることは避けてください。

スマホ、デジカメどちらも防水性に優れたハウジングは、20,000円以上することが多く、防水カメラを購入した方が安くすむ場合もあります。

カメラ以外に水中撮影でそろえておきたい機材一覧

シュノーケリングをしながら水中撮影を楽しむなら、カメラ本体以外にも、カメラ用ストラップ、メンテナンス道具の2つは持っていくと安心です。

水中は思うように身体が動かないので、特にカメラ用ストラップは必須です。カメラが海の底に落下し、故障したり紛失したりすることを防止できます。また、防水カメラを使用したあとは、海水や汚れが付着しているので、メンテナンス道具を持っていきましょう。

その他、そろえておきたい機材は下記にまとめているので、参考にしてくださいね。

  • 防水カメラ用ストラップ
  • メンテナンス道具(綿棒、エアブロア、Oリンググリスなど)
  • 交換用バッテリー
  • 交換用レンズ
  • 水中ライト
  • SDカード

ダイビングにおすすめの水中カメラ8選!初心者でも間違えない選び方と必要な機材一覧

まとめ|防水カメラでシュノーケリングの思い出を残そう

シュノーケリングで用いる防水カメラは、耐圧水深が3m以上のものがおすすめです。そのほか、F値が小さく、光学ズームが可能、手ブレ補正機能がついていると、尚良いでしょう。今後、ダイビングを検討している方は、耐圧水深が15m以上の防水カメラを選ぶと良いですね。

防水カメラを使う頻度が少ない方は、ダイビングショップやレンタルサービスでのレンタルがおすすめです。

海の生き物や、水中で遊んでいる姿は、どれも写真映えすること間違いなし。防水カメラで水中写真を撮って、シュノーケリングの思い出をたくさん作っていきましょう。

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