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ダイビングツアーが魅力の海外スポット10選|海の大自然を満喫しよう

ダイビングツアーが魅力の海外スポット10選|海の大自然を満喫しよう

海外のダイビングツアーと聞いて、「お金がかかりそう」「内容は充実しているのかな?」と不安になる方は多いのではないでしょうか。しかし、海外ツアーにも低予算で参加でき、初心者から上級者まで幅広く楽しめるものは数多く見られます。

なんといっても、海外のダイビングはダイナミックな自然と触れ合えるのが魅力的です。日本国内ではあまり見られない壮大な絶景や、大スケールの生き物観賞を楽しめるのは、まさに非日常の体験といえます。

今回は、そんな魅力的な海外のダイビングスポットやダイビングツアーの特徴をご紹介します。ツアーの相場やアクセス情報もあわせて紹介しているので、ぜひ旅行計画の参考にしてみてください。

1.パラオ

パラオは日本から真南へ約3,000キロに位置する、まさに「生き物の楽園」といえる島国で、世界中からダイバーが訪れる有数のスポットです。マンタなどの大物はもちろん、カニやエビなど可愛らしい海洋生物も生息しており、世界最高峰のダイビングスポットとして人気を集めています。

透明度の高い海や珊瑚の隆起によってできたロックアイランドも、世界遺産に認定されており、ダイビングや観光スポットとして景観も存分に楽しめます。ベストシーズンは天候が比較的落ち着いた12月~6月頃(乾季)なので、年末やゴールデンウィーク明けに予定を立てると良いでしょう。

パラオのココがおすすめ

パラオの最大の魅力は、マクロから大物までさまざまな海洋生物が生息していることです。サメが乱舞する「ブルーコーナー」、マンタと高確率で遭遇できる「ジャーマンチャネル」など、生き物と触れ合えるダイビングポイントが点在しています。世界的に有名なダイビングスポットの「ブルーコーナー」には、ナポレオンフィッシュに出会えることも。

また、4つの縦穴から真っ青な太陽光が差し込む「ブルーホール」も、大自然の神秘を感じられるポイント。

生き物だけではなく、神秘的な絶景を見られるポイントも点在しているので、きれいな写真を撮影したい方にもパラオはおすすめです。

現地には日本人のダイビングサービスもあるため、初心者の方でも安心してダイビングを楽しめるでしょう。初心者から上級者まで、そしてマクロ派からワイド派まで満足できる、まさに南国の楽園です。

パラオのダイビングツアーの特徴

ダイビング中心のツアーが数多く用意されています。価格帯は時季や内容によってさまざまですが、およそ10万円未満~30万円と幅広いため、事前に旅行のタイミングや目的をしっかりと決めておきましょう。

ある程度は自由に動きたい方は、追加で申し込むオプショナルツアーがおすすめです。ロングビーチやミルキーウェイといった、パラオならではの周遊スポットとセットで周ったり、ガラスマオの滝を巡るトレッキングツアーや、ウミガメなどの大物と遭遇できるツアーなど、パラオはオプショナルツアーも充実しています。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港からグアムや台北などを経由しパラオへ(約8時間~10時間)
  • 一部、チャーター便による直行便あり(約5時間)

2.サイパン(アメリカ領)

サイパンは、日本からは2,400キロほど離れた、アメリカの自治領である北マリアナ諸島に浮かんでいる、透明度の高い海と美しい珊瑚礁に囲まれている島です。色とりどりの可愛い魚が生息しており、海の透明度も抜群。ダイビングを楽しみたい方にはぴったりなスポットです。

サイパンの海は底の地形も独特で、大自然の神秘を感じさせてくれます。「1年中がベストシーズン」といわれるほど、海の水温や気温が安定している点もうれしい特徴です。

サイパンのココがおすすめ

サイパンには「ウイングアーチ」や「ウイングビーチ」など、初心者向けのダイビングポイントが点在しています。とくに小魚やエビ、カニなどのマクロが多いので、初心者でも十分に生き物観賞を楽しめます。

また、光のカーテンが降り注ぐ洞窟ポイントも、サイパンならではの大きな魅力です。

有名ポイントの「グロット」では、天井の穴から太陽の光が差し込むことで、海と光の幻想的なコラボレーションを目の当たりにできます。さらに、エミリーや松安丸など、沈没した船や飛行機も存在しているので、サイパンの海には冒険心がくすぐられます。

初心者でも壮大な体験ができ、アフターダイブも充実しているスポットなので、カップル旅行や家族旅行にもぴったりでしょう。

サイパンのダイビングツアーの特徴

サイパンのダイビングツアーは、好立地のリゾートに宿泊できるプランが多いので、各ダイビングポイントへのアクセスが良好です。ただし、プランによって潜るポイントが変わってくるので、目的のポイントは事前に決めておきましょう。

スケジュールは3泊4日や4泊5日のプランが主流であり、安いツアーなら10万円~15万円ほどで参加できます。1人旅であれば、3泊4日で10万円未満のツアーもあります。

ライセンス取得を目指せるオプショナルツアーなども充実しているので、サイパンは初心者や未経験の方にもおすすめです。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港からグアムを経由してサイパンへ(約10時間~11時間)
  • 時期により、一部直行便あり(約3時間30分)

3.セブ島(フィリピン)

セブ島はフィリピンの中部に位置する島であり、エメラルドグリーンに輝く海が魅力的なスポットです。リゾート地であるマクタン島を中心に、周辺にはオランゴ島やヒルトゥガン島などのポイントが点在しており、1年を通してダイビングを楽しめます。

とくに天候が安定しやすく、海の透明度が高いのは3月~7月頃です。この時期には、ギンガメアジやマンタ、イソマグロなども現れます。

セブ島のココがおすすめ

セブ島の最大の魅力は、良質なダイビングポイントが点在していること。美しい珊瑚が群生する「シャングリラ」や、魚礁用セスナが沈んでいる「タンブリ」など、水中にはまさに神秘的な光景が広がっています。

また、セブ島でとくに人気が高いといわれるヒルトゥガン島周辺も、魅力的なダイビングポイントです。スズメダイやツバメウオ、ロウニンアジなど、色とりどりの可愛らしい魚が生息しています。

また、ライセンスの取得費用を抑えやすい点もセブ島の大きな魅力。コースによって多少異なりますが、約3万円~5万円で取得できるプランもあるので、本格的にダイビングを始めたい初心者におすすめです。

セブ島のダイビングツアーの特徴

時期にもよりますが、セブ島のツアーは3日間~4日間の短期旅行であれば、ダイビングつきでも10万円未満で参加できます。5泊以上でも料金は10万円~20万円が相場なので、コストを抑えやすい旅行先といえるでしょう。

また、セブ島は体験ダイビングのオプショナルツアーも充実しているため、無理にダイビングつきのツアーに申し込む必要はありません。日本人スタッフや日本語ガイドが同行するプランも多く、初心者でも安心して楽しめる環境が整っています。

ある程度の自由度を求めている方は、フリー時間の多いツアーに申し込み、オプショナルツアーを活用すると良いでしょう。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港から直行便でセブ島へ(約4時間30分~5時間30分)

4.ボホール島(フィリピン)

ボホール島はセブの南東に位置する、フィリピン中部のスポット。ギンガメアジなどの海洋生物が多く生息しているスポットであり、マクロや魚群に興味を持っている方にぴったりです。

1年中ダイビングを楽しめるボホール島ですが、海況がとくに安定するのは1月~3月、または6月~7月といわれています。ただし、オールシーズンさまざまな大物が現れるので、目安としてみておけば問題ありません。

ボホール島のココがおすすめ

ボホール島にはダイビングサービスと一体化したリゾート地があるので、ゆったりとダイビングをしたい方にぴったりです。色鮮やかな魚を観察できる「ヒルトゥガン島」や「パングラオ島」、珊瑚がきれいな「カビラオ島」も近いので、気分によってダイビングポイントを変えられる点も魅力です。

バリカサグ島周辺の「サンクチュアリ」や「ルディーズロック」では、巨大なアジ玉(アジの大群)と遭遇できる可能性があります。その景色はまさに圧巻です。

ほかにも、ボホール島はとくにマクロが多く、ダイビングに集中できる環境が整っているため、可愛らしい魚をゆっくり撮影したい方にもおすすめです。

ボホール島のダイビングツアーの特徴

低料金のツアーであれば、3日間~4日間の行程を7万円~10万円で行くことができます。プランにダイブがつくとやや高くなりますが、それでも12万円~25万円前後でツアーに参加できるため、予算を抑えやすい旅行先といえるでしょう。

また、ボホール島はセブ島に近いため、場合によってはセブ島のオプショナルツアーも利用できます。機材のレンタルが含まれたツアーも多いので、初心者のダイバーにもおすすめです。

ただし、全体的に旅行日数が短い傾向にあるため、ツアーを決める前に計画をしっかりと立てて、行きたいポイントも絞っておくことが大切です。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港から直行便でセブ島へ(約4時間30分~5時間30分)
  • セブ島からフェリーでボホール島へ(約2時間)

5.プーケット(タイ)

日本から南西へ5,000キロほど、タイのアンダマン海に浮かぶ島「プーケット」。タイ最大の島であり、ため息がもれるほど美しく青い海や、サメなどの大物と遭遇しやすい点などが魅力です。

オールシーズン潜れますが、雨季にあたる6月~10月はスコールが降るので要注意です。天候が穏やかな時期を狙いたい方は、11月~3月に計画を立てると良いでしょう。

プーケットのココがおすすめ

プーケットではデイトリップが主流です。海の透明度が高い「ラチャヤイ島」、時には大型回遊魚と遭遇できる「ラチャノイ島」などの付近の島に、1時間30分~3時間ほどかけてボートで向かいます。

なかでも「シャークポイント」と呼ばれるエリアでは、運が良いとジンベエザメに出会えることも。そのときは、ジンベイザメには直接触れることがないように注意してください。

ほかにも、色とりどりの珊瑚が自生する「ピピ島」など、プーケット周辺は魅力的なダイビングポイントが点在しています。

白い砂地に色鮮やかな生き物や珊瑚が存在する様子は、まさに水中の庭園です。コンディションが安定したポイントも多いので、初心者でも安心して潜れます。

プーケットのダイビングツアーの特徴

プーケットのダイビングツアーの魅力は、とにかくコストを抑えやすいこと。4日間~5日間で10万円を切るツアーがあり、学生向けやカップル向けのプランも用意されているので、初めてのダイビング旅行にもおすすめです。

プランにダイブがないツアーに申し込み、オプショナルツアーを利用する選択肢もあります。オプショナルツアーには、とうに体験ダイビングやライセンス取得のプランが充実しているので、初心者の方はぜひ検討してみましょう。

ピピ島への日帰りツアーなど、中級者から上級者向けのオプショナルツアーが充実している点も、プーケットの大きな魅力です。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港からはドンムアン空港を経由してプーケットへ(約9時間30分~11時間)

6.バリ島(インドネシア)

バリ島はインドネシア有数の観光地です。陸上の植物や高原も魅力的ですが、マンタやマンボウなどの大物が現れる海の世界にもさまざまな魅力が詰まっています。

ダイビングのベストシーズンは、風が穏やかになる雨季の11月~4月頃です。ただ、乾季の5月~10月頃でも、海の透明度が上がりマンボウが現れる時期となるので、バリ島はオールシーズン楽しめるスポットです。

バリ島のココがおすすめ

バリ島の魅力は、ダイビングをする時期やポイントによって楽しみ方が変わる点です。東部の「トランベン」では沈没船に棲みつくマクロ、西部の「ムンジャンガン」では透き通った水中で美しい珊瑚を見られます。

また、乾季の「ヌサペニダ」の最大の見どころが、現れるだけで迫力満点なマンボウです。バリ島は世界有数の遭遇スポットといわれているので、大物を写真におさめたい方にぜひおすすめです。

ほかにもナポレオンフィッシュやマンタなど、マクロや大物問わずバリ島ではさまざまな生き物と出会えます。

バリ島のダイビングツアーの特徴

バリ島は「ダイビングのメッカ」といわれるほど人気で、さまざまなタイプのダイビングツアーが用意されています。4日間~5日間のツアーは約10万円~15万円が相場で、機材レンタルが無料のツアーも少なくありません。

また、ライセンス取得や体験ダイビングなど、オプショナルツアーが充実している点も魅力的。日本語ガイドがほとんどの行程をサポートしてくれる、「殿様・姫様ダイビング」も見られるので、気楽にダイビングを楽しめるでしょう。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港から直行便でバリ島へ(約7時間)

7.ニューカレドニア(フランス領)

ニューカレドニアはオーストラリアの東に位置する、バリアリーフに囲まれた美しい島。島の周りには広大なラグーンが形成されており、2008年にはこのラグーンが世界遺産に登録されました。

ダイビングのベストシーズンは10月~3月頃で、気温・水温が比較的安定します。ただし、マンタやバラクーダは夏頃に現れることが多いので、目的に合わせて時期を変える必要があるでしょう。

ニューカレドニアのココがおすすめ

ニューカレドニアの魅力はターコイズブルーに輝く海と、島を取り囲む美しいバリアリーフ。珊瑚には数多くの海洋生物が棲みついており、タイやハゼが生息する「ポンツーン」や、固有種マクロが棲みつく「タブー」など、ゆったりと潜れるポイントが点在しています。

また、「パス・ドゥ・ブーラリ・アウト」に現れるブラックマンタも、ニューカレドニアならではの大きな魅力です。

このポイントにはマンタのほかにも、サメやバラクーダ、ナポレオンフィッシュといった数々の大物が現れます。

美しいリーフや幻想的な水中世界、そしてマクロから大物まで幅広く楽しめるので、さまざまな層のダイバーが大満足できるスポットです。

ニューカレドニアのダイビングツアーの特徴

ニューカレドニアのダイビングツアーは、ブラックマンタとの遭遇を狙ったプランが中心です。首都である「ヌメア」に滞在するツアーが多いので、海へのダイビングはもちろん、リゾートとして開発された街並みも存分に楽しめます。

価格帯は3日間~5日間の滞在で、12万円~20万円前後。この価格帯でも、各ポイントへのアクセスが良好なホテルに宿泊できます。

7日以上のツアーも見られるので、長期旅行を検討している方にもぴったりな選択肢でしょう。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港から直行便でニューカレドニアへ(約9時間~10時間)

.グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)

グレート・バリア・リーフはオーストラリアの北東部に位置する、世界最大の珊瑚礁群。その全長は約2,000キロにも及び、1981年には世界遺産にも登録されました。

 南半球に位置するオーストラリアは、海の透明度が安定しており、平均水温も25度前後と安定しているため、ダイバーが年中を通して楽しめるスポットです。  

天候で言うと、4月から11月の冬の時期に乾燥し、12月から3月の夏の時期に湿気が多くなり多少雨が多くなります。といっても、船が出航できないほどの悪天候には滅多にならないので、比較的旅行者が計画しやすいというメリットもあります。

グレート・バリア・リーフのココがおすすめ

グレート・バリア・リーフには、サンゴ礁や海藻類も豊富で、約4,000種類以上の魚が棲みついています。ほかにもマンタやサメなど、大型の海洋生物が生息している点も大きな魅力です。

有名なダイビングスポットには、クマノミなどの小さな魚からナポレオンフィッシュなどの大物が見られる「ヘイスティングスリーフ」、ホワイトチップシャークやウミガメをはじめ、大小さまざまなサイズの魚が生息している「ミルンリーフ」などがあります。

もし「大型海洋生物を見てみたい!」という方であれば、5月〜7月にミンククジラ、12月〜3月にハンマーヘッド、マンタに遭遇する確率があがるのでおすすめです。

グレート・バリア・リーフのダイビングツアーの特徴

グレート・バリア・リーフのダイビングツアーでは、5日間~6日間のホテル込みで約20〜30万円の金額で申し込むことができます。

中には、オーストラリア最大級のクルーズ船に乗って参加できるという豪華なツアーもあります。そのクルーズ船には、お部屋はもちろん、ダイニングルーム・バー・サンデッキ、そして広々としたダイビングデッキを備えられているため、船上の生活はとても快適です。

金額が気になる場合、航空券は自分で準備して、別に現地のオプショナルツアーや日帰りのデイトリップを利用する選択肢もあります。そうすれば、金額を抑えられますし、体験ダイビングのプランも充実しているので、初心者の方でも楽しみやすいです。 

ただし、人気なダイビングスポットには船でしか行けない場合が多々あるため、潜るポイントが制限されてしまいます。そのため、どのスポットを潜りたいか事前に計画を立てておくのが大切です。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港から直行便でケアンズへ(約7時間~7時間30分)

9.セレベス海(インドネシア)

東南アジアにある西太平洋の一海域である、セレベス海。フィリピンのミンダナオ島やインドネシアのマラトゥア島に囲まれた所にある海域です。ダイビングスポットのあるセレベス海に行くには、インドネシアの秘境「マラトゥア島」が人気です。

日本からだとシンガポールで乗り継ぎ、インドネシアのベラウに到着し、そこから船で4時間ほどかけて、インドネシアのマラトゥア島に到着します。アクセスが大変なので、ある程度、海外旅行に慣れた人におすすめな場所です。

またここは、ダイビングを極めたダイバーが目指すダイビングポイントとしても知られています。ワイド好きからドリフト好きなダイバーまで満足させる、極上のダイビングポイントがあるスポットとして注目が集まっています。

セレベス海のココがおすすめ

マラトゥア島に広がるセレベス海の魅力は、なんといっても魚の種類の多さと、迫力満点な魚の大群を見れることです。そのすごさは、世界の数々の海を潜ってきた水中カメラマンたちが「ここまでの魚の大群は、ほかのスポットでは見られない」と絶賛するほどです。

マラトゥア島周辺には、バラクーダ、ギンガメアジ、マグロなどの大物が見られる「チャネル(ビック・フィッシュ・カントリー)」、ジェリーフィッシュレイクのあるカカバン島や、マンタのクリーニングステーションが点在するサンガラキ島と、広範囲にダイビングスポットがあります。訪れる際には、それぞれを回れるように余裕のあるスケジュールを組んでおきましょう。

セレベス海のダイビングツアーの特徴

マラトゥア島周辺のセレベス海のツアーでは、ホテル込みで5〜6日間で約25〜35万円の金額で催行されています。ツアーの数もそこまで多くなく、繁忙期に限られているため、金額は比較的高めです。

ツアーでは終日ダイビングを楽しむことができますが、カカバン島やサンガラキ島に行く際には、別途オプション費用が発生するため、行きたい方は事前に申し込んでおく必要があります。なお、一人で申し込むプランもあるため、シングルダイバーも安心して参加できます。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港からシンガポール経由でベラウへ(約8時間~10時間)

10.オアフ島(ハワイ)

太平洋の真ん中に浮かぶ、約132の島々があつまるハワイ諸島。ハワイといえば、誰もが知っている世界有数のリゾートです。そのハワイの主要な島の一つであるオアフ島は、世界有数のダイビングスポットとして知られており、多くのダイバーが足を運んでいます。

ハワイは温暖な気候のため、水温も25度前後と安定しており、オールシーズンでダイビングを楽しめます。もしクジラ、ジンベイザメ、マンタに会いたいなら、12月〜2月の時期がおすすめです。

オアフ島のココがおすすめ

オアフ島には、年中たくさんのダイバーが集まるため、街全体から思わず海にダイブしたくなる雰囲気と手軽さが特徴的です。オアフ島のホノルル市内には約100以上のダイビングショップがあるため、リゾートホテルの近くにあるビーチでは、気軽にサーフィンやダイビングを楽しんでいる人で賑います。

オアフ島の主なダイビングスポットは、南東のハワイカイエリア、南のワイキキ沖、西のマカハ沖、北のノースショアに点在しています。おすすめスポットは、ハワイアンモンクシール(アザラシ)に遭遇するチャンスのある「スピッティング・ケーブ(ハワイカイエリア)」や、ウミガメがたくさん見られる「キャニオンリーフ(ワイキキ沖)」です。

オアフ島のダイビングツアーの特徴

オアフ島で催行されるツアーは、6〜7日間で、ホテル込みで約10〜15万円。これにダイビングのオプショナルツアーが約2万円するので、合計で約12〜17万円という金額になります。

中には、ハワイでも日本人経営のダイビングサービスもあるので、英語に不安な人でも安心して申し込むことができます。ハワイの旅行がてら体験ダイビングや講習を一緒に受けてみたい方は、そちらもぜひ検討してみてください。

【日本からのおもなアクセス】

  • 成田空港から直行便でオアフ島ホノルルへ(約7時間分~7時間30分)

まずは体験ダイブから!海外のダイビングツアーに参加しよう

いかがだったでしょうか?
ダイビングツアーが魅力の海外スポット10選をご紹介しました。再度、まとめてお伝えします。

  1. パラオ
  2. サイパン(アメリカ領)
  3. セブ島(フィリピン)
  4. ボホール島(フィリピン)
  5. プーケット(タイ)
  6. バリ島(インドネシア)
  7. ニューカレドニア(フランス領)
  8. グレート・バリア・リーフ(オーストラリア)
  9. セレベス海(マレーシア)
  10. オアフ島(ハワイ)

20万円以内の予算でも、時期や行き先をしっかりと選べば、海外の魅力的なスポットでダイビング旅行を楽しめます。また、体験ダイビングが含まれているプランもあるので、初心者だからと諦める必要はありません。

もちろん、中級者以上の方が楽しめるポイントも数多くあるため、今回の記事を参考にしながら、ダイビング旅行の具体的な計画を立てていきましょう。

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