シュノーケリングといえば、初心者からでも安全に始めやすいアクティビティ。子どもからシニアまで楽しめるため、家族旅行などを計画している方も多いのではないでしょうか。
満足できる計画を立てるためには、シュノーケリングの基礎知識や魅力、楽しみ方を押さえておくことが重要です。シュノーケリングには独特の魅力があり、潜るスポットや目的によって楽しみ方が変わってきます。
そこで今回はシュノーケリングの魅力や楽しみ方とともに、おすすめのスポット情報をご紹介します。アクティビティとしておすすめできるポイントに触れながら、魅力的なスポットを見ていきましょう。
きっと具体的な旅行計画を立てるのに役立つので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
子どもからシニアまで楽しめるシュノーケリング
シュノーケリングとは、比較的浅い水中や水面をゆっくりと泳ぎながら、美しい水中世界を観察するアクティビティのこと。数あるマリンアクティビティのなかでもシュノーケリングは手軽に始めやすいため、幅広い層から人気を集めています。
一般的なシュノーケリングでは、じっくりと水中観察をするために以下の道具を使用します。
- シュノーケル:水中で呼吸をするために口に装着する、筒状の道具。「スノーケル」と呼ばれることも。
- マスク:目から鼻まで広い部分を覆う、専用の水中マスク。視力矯正レンズを入れられる二眼タイプを選べば、視力の悪い方でもシュノーケリングを楽しめる。
- フィン:水中での推進力を得るために装着する、足ヒレのこと。
上記の3つは「シュノーケリングの3点セット」とも呼ばれており、シュノーケリングでは基本的な道具。また、ライフジャケットやウエットスーツを着用すれば浮力を得られるため、泳ぎに自信がなくても心配をする必要はありません。
必要な道具を用意しておけば、誰でも自分のペースでじっくりと水中世界を堪能できるので、シュノーケリングは子どもからシニアまで楽しめます。
シュノーケリングとダイビングの違い
シュノーケリングと似たアクティビティに、「スキューバダイビング」と呼ばれるものがあります。ダイビングも水中世界を観察するアクティビティですが、一般的なダイビングでは10m以上の深い場所まで潜るため、専用の装備やライセンスが必要です。
その点、シュノーケリングにライセンスは必要ありませんし、上記の3点セットやライフジャケットなどを用意しておけば安全に楽しめます。とくに波が穏やかなエリアや浅瀬を選べば、小さなお子さまでも問題ないでしょう。
非日常を体験できる!シュノーケリングの5つの魅力
水中を広く移動できるダイビングに比べると、シュノーケリングの移動範囲は限られています。しかし、シュノーケリングにもダイビングにはない魅力があり、シュノーケリングならではの楽しみ方も少なくありません。
シュノーケリングにはどのような魅力があるのでしょうか?
1. 幅広い層が安全に楽しめる
シュノーケリングはなんといっても、誰でもかんたんに体験できる手軽さにあります。ライフジャケットなどを身につけておけば、よほどの大波が来ない限り沈んでしまうことはありませんし、浅い場所を選んで潜ることもできます。酸素ボンベなどを背負うダイビングに比べて装備も軽いので、お子さんや初心者の方でも手軽にチャレンジできます。
また、ダイビングでは泳いだり潜ったりするスキルがある程度求められますが、シュノーケリングは水面に浮きながら水中を観察できるため、泳ぎが苦手な方でも楽しめます。
2. ぷかぷかと浮かびながら、ゆったりと時間を過ごせる
ぷかぷかと水面に浮かびながら水中を観察できる点も、シュノーケリングの大きな魅力。とくに大きな移動も必要なく、穏やかな波に揺られながら過ごすだけで心身ともにリラックスできます。
シュノーケリングではゆったりと時間を過ごせるため、家族や友達との旅行はもちろん、カップルで楽しむアクティビティとしてもぴったりです。
3. 可愛い生き物や珊瑚礁など、非日常の光景に出会える
潜るポイントにもよりますが、仮に浅瀬であっても水中世界には非日常の光景が広がっています。泳ぎ回る色鮮やかな魚、色とりどりの珊瑚礁、海底に広がる白い砂浜など、シュノーケリングは幻想的な光景を楽しめるアクティビティです。
また、ダイビングに比べて水面が近いため、太陽光が届きやすい点もシュノーケリングの魅力。泳いでいる姿を写真に収めやすいですし、SNS映えを狙った写真撮影にもぴったりです。
4. 大型の海洋生物と出会えることも
大型の海洋生物と聞いて、深く潜るダイビングをイメージする方もいらっしゃるでしょう。しかし、シュノーケリングでも運が良ければ、ウミガメやマンタなどの大型生物と出会えます。
たとえば、沖縄や鹿児島の近海などでは、高い確率でウミガメに出会えるツアーも開催されています。パラオやモルディブなど行動範囲を海外に広げれば、さらにさまざまな種類の生き物に出会えます。
5. 費用や手間を抑えやすい
シュノーケリングはダイビングに比べると必要な装備が少ないため、費用や手間を抑えやすい傾向にあります。また、体験ツアーや体験プランに参加する場合、ダイビングでは1回あたり8,000円~1万円程度の料金がかかりますが、一般的なシュノーケリング体験の料金は数千円ほど。
マリンアクティビティのなかでもハードルが比較的低いので、シュノーケリングは初心者からでも気軽に始められます。
初心者には体験ツアーがおすすめ!シュノーケリングの楽しみ方
シュノーケリングは個人でも始められますが、初心者の方には体験ツアーへの参加がおすすめです。個人で始める場合は、購入やレンタルによって道具を用意することになりますが、体験ツアーでは現地で道具を借りられます。
また、高いスキルを持つガイドから、基本的な知識や泳ぎ方をレクチャーしてもらえる点も体験ツアーの魅力。必要なものや環境をしっかりとそろえてもらえるため、初心者の方でも安心して参加できます。
さらに、周辺の海に詳しいガイドであれば、魅力的なスポット・ポイントを教えてもらえることも。潜るポイントがすでに決められている体験ツアーが多いので、場所選びに手間取ることもありません。
どんな体験ツアーがある?目的に合わせてプランを選べる
シュノーケリングの体験ツアーは、同じ地域でもさまざまなプランがあります。安全な浅瀬で楽しめるものや、魅力的なポイントまで移動するプランまで幅が広いので、目的や計画に合わせてプランを選べます。
なかにはランチが用意されており、いくつかのポイントを回れるような本格的なプランもあります。地域によって開催されるプランには違いがあるため、事前に情報収集をしてから旅行の計画を立てるようにしましょう。
国内のおすすめのシュノーケリングスポット5選
シュノーケリングが楽しめるスポットは、国内・海外問わず世界中に魅力的なスポットが点在しています。沖縄などの温暖なエリアはもちろん、関東にも体験ツアーが開催されているスポットは見られるため、シュノーケリングは遠出が必須なアクティビティではありません。
ここからは、魅力的な国内のシュノーケリングスポットをご紹介していきましょう。
1. 八丈島(東京都)
日本本土の東京都から南へ約280kmの場所にある、「ウミガメの楽園」とも称されるスポット。島内や周辺は大自然に囲まれており、ウミガメに高確率で会えるツアーなどが開催されています。
八丈島でのシュノーケリングの魅力は、自然体の海洋生物を観察できること。夜間に開催されるナイトシュノーケルでは、キラキラ光る夜光虫や眠っている可愛い魚とも出会えます。
ほかにもビーチでゆったりと過ごせるプラン、乗船体験ができるプランなどツアーが充実しているので、ぜひツアー情報をチェックしてみてください。
【基本情報】
- エリア:東京都八丈町
- 東京からのアクセス:羽田空港から飛行機で約1時間
2. ヒリゾ浜(静岡県)
南伊豆町の南端に位置する「ヒリゾ浜」も、関東では屈指のシュノーケリングスポット。5m底の小石が見えるほど海の透明度が高く、自然の美しさを体感できるスポットなので「伊豆の最後の秘境」とも呼ばれています。
透きとおった水中世界に広がっているのは、愛くるしい熱帯魚たちが泳ぐ姿。魚影が濃いスポットなので、シュノーケリングでも十分に魚たちを目視できます。
ただし、体験ツアーは夏季限定であり、潜るポイントまでは渡し船に乗る必要があります。混雑する可能性も高いので、興味のある方は早めに予定を立てるようにしましょう。
【基本情報】
- エリア:静岡県賀茂郡南伊豆町
- 東京からのアクセス:都心から車で約4時間
3. 串本海中公園(和歌山県)
関西エリアのスポットを探している方には、和歌山県にある串本海中公園がおすすめ。ここは本州最大のテーブルサンゴの群生地であり、水中には幻想的な光景が広がっています。
珊瑚礁には可愛らしい魚も棲みついており、海洋生物を観察できる点もこのスポットの魅力。近くには黒潮が流れており、温帯と熱帯が入り混じる特徴的な環境なので、100種類以上の珊瑚など沖縄や関東にはない水中世界を楽しめます。
海水温が比較的温かく、体験ツアーが1年中開催されている点もうれしいポイントです。
【基本情報】
- エリア:和歌山県東牟婁郡串本町
- 大阪からのアクセス:大阪市から車で約3時間
4. 慶良間諸島(沖縄県)
沖縄本島から西へ数十kmの場所に位置する、世界的にも知名度があるシュノーケリングスポット。沖縄県内でもトップクラスの海の透明度を誇り、色とりどりの魚が多く生息しています。
慶良間はとにかく青い海が美しいため、ぷかぷかと浮かんでいるだけでも非日常を体感できます。その神秘的な光景から、海の世界遺産と呼ばれる「ラムサール条約」にも認定されているほど。
沖縄本島から比較的近く、旅行の日程を組みやすい点も魅力のひとつでしょう。
【基本情報】
- エリア:沖縄県島尻郡渡嘉敷村
- 東京からのアクセス:成田国際空港から飛行機で約3時間~3時間30分
5. 石垣島(沖縄県)
沖縄県のなかでも、とくにツアープランが充実している石垣島。カラフルな魚など生態系が豊かであり、2歳~3歳から楽しめる体験ツアーも見られます。
なかでも人気が高いポイントは、神秘の絶景が広がる「青の洞窟」。この海中洞窟には珊瑚が群生しており、水面からは太陽光がさしこむので、幻想的なブルーの水中世界を楽しめます。
海の透明度も高いため、水中写真を撮影したい方にもぴったりでしょう。
【基本情報】
- エリア:沖縄県石垣市
- 東京からのアクセス:羽田空港から飛行機で約3時間15分~3時間30分
6.沖ノ島(千葉県)
砂浜から歩いて渡れる無人の陸繋島で知られる、千葉県の「沖ノ島」。房総半島の南に位置する館山市にあり、東京から車で約3時間ほどでアクセスできます。
海水浴場の水質の基準となる環境省「海水浴場水質調査」では、毎年最高レベルの「AAランク」を記録し、関東随一の綺麗な海として知られています。
また沖ノ島周辺の海域は、「サンゴの北限域」として知られており、サンゴの鑑賞を楽しむことができます。黒潮の暖かい海水の影響を受けて、サンゴが育ちやすい環境があるのが理由です。
水深が浅い場所でもサンゴが見れるので、シュノーケリング初心者やお子様にもおすすめのスポットです。夏場は混み合うため、スケジュールを組む際には注意をしましょう。
【基本情報】
- エリア:千葉県館山市
- 東京からのアクセス:東京駅から車で約3時間
7.水晶浜(福井県)
日本海に面する北陸地方の福井県の敦賀半島には、「水晶浜」という海があります。そこでは、シュノーケリングでさまざまな魚のウォッチングを楽しめます。
じつはこの水晶浜、「日本一の楽園」と呼ばれ、『日本の水泳場55選』にも認定されている全国的に有名な海です。そこまで評価されるようになったのは、水晶浜の名前のとおり海の透明度が高く、水晶のような色の海をしていることが由来だとか。
水晶浜では、ホタルイカの群れや石鯛なども生息しているので、運が良ければシュノーケリングでも見ることができるかもしれません。
夏場は特に混み合い駐車スペースも限られているため、アクセス状況を事前に確認して、余裕を持ったスケジュールを組んでおきましょう。
【基本情報】
- エリア:福井県敦賀半島
- 大阪からのアクセス:大阪から車で約3時間
8.琴ヶ浜海岸(神奈川県)
神奈川県真鶴半島にあるビーチ、「琴ヶ浜海岸」。ここまで東京から車で約2時間でアクセスできるので、都内在住の方が利用しやすいシュノーケリングスポットの一つです。
そんな琴ヶ浜海岸は、日本の「ダイビングの発祥地」として知られており、毎年ダイビングやシュノーケリングに多くの人が訪れます。
また、ここは泳ぎに慣れた上級者だけではなく、家族連れの方にもぴったりなスポットだと言えます。海岸より近い浅瀬であれば、お子さんと一緒にシュノーケリングを楽しむ家族連れの方が沢山おられるようです。ただし海岸から少し離れると、一気に水深が深くなり、波が強くなってしまうため、お子様から目を離さないように注意しましょう。
気温と湿度の高い夏の夜であれば、海岸沿いに「夜光虫」が多く発生して、あたり一面に幻想的な光景が広がります。琴ヶ浜海岸でシュノーケリングを計画する際には、ぜひ夜の時間も滞在できるように考えてみてください。
【基本情報】
- エリア:神奈川県真鶴半島
- 東京からのアクセス:東京駅から車で約2時間
9.柏島 (高知県)
四国地方であれば、高知県の西のはずれにある「柏島」がおすすめです。関西にお住いの方であれば、大阪市内から車で約6時間でアクセスできます。
この島は、エメラルドグリーンの色をした海に囲まれたとても綺麗な島で、毎年ダイビングやシュノーケリングに、全国から多くの人が集まります。「船が宙に浮いて見える」ほど透明度の高い海として、SNS上でも話題を集めています。
さらに柏島のおすすめポイントは、その島に生息する魚の種類の豊富さです。なんと柏島の海の中には、約1,000種類以上の魚が生息していて(日本で見られる魚の3分の1に匹敵)、なかなか目にできない熱帯の魚や美しいサンゴに出会うことができます。
ぜひ水中カメラを持参して、美しい魚やサンゴの写真を撮ってみてください!
【基本情報】
- エリア:高知県幡多郡
- 大阪からのアクセス:大阪市内から車で約6時間
10.百合ヶ浜 (鹿児島県)
最後に紹介するのは、九州地方の鹿児島県与論島にある「百合ヶ浜」です。
百合ヶ浜はこれまで紹介したスポットと一味違って、限定された”あるタイミング”でしかその姿を現しません。百合ヶ浜は、春から夏の干潮時だけに姿を現す『幻の白い砂浜』なのです。そんな希少性のあるビーチは、行くだけでも十分価値があります。
さらに百合ヶ浜のおすすめポイントは、透明度の高い海である点です。エメラルドグリーンの色をしていることから、百合ヶ浜は「与論ブルー」とも呼ばれています。
百合ヶ浜の海の中には、美しいサンゴやクマノミが生息しているので、シュノーケリングも楽しめます。運が良ければ、ウミガメにも出会えるかもしれません。
実際に百合ヶ浜に行く場合は、自力では行けないためツアーの申し込みが必要です。ツアーは、百合ヶ浜へ唯一アクセスできる「大金久海岸」から催行されているため、事前にチェックしておきましょう。
【基本情報】
- エリア:鹿児島県与論島
- 東京からのアクセス:成田国際空港から飛行機で約2時間
海外のおすすめシュノーケリングスポット5選
ここからは、海外でおすすめするシュノーケリングスポットを5つご紹介します。各スポットの見所や人気な理由をはじめ、アクセス方法やベストシーズンなどもあわせて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
1.パラオ
パラオは数百の大小さまざまな島で形成された国です。「世界有数のダイビングの聖地」として知られ、毎年多くの観光者が訪れています。
パラオで特に有名なスポットといえば、世界遺産にも登録されている「ロックアイランド」や、幻想的な乳白色の海が広がる「ミルキーウェイ」、無数のクラゲと泳ぐ体験ができる「ジェリーフィッシュレイク」があります。
それほど大きな国ではありませんが、綺麗な数々の海をはじめとした、美しい大自然が広がる魅力的なスポットです。
【基本情報】
- 日本からのおもなアクセス:成田空港からグアムや台北などを経由して約8時間~10時間(一部、チャーター便による直行便なら約5時間)
- ベストシーズン:乾季で天候が落ち着きやすい12月~6月頃
2.モルディブ
インドの南に浮かぶモルディブは、1,000以上の島々で形成されています。年間を通して気温が安定しているので、時期を問わずに海を満喫できます。モルディブの「イフル島」や「ココア・アイランド」では、リゾートのすぐ近くに潜るポイントがあるため、時間を余すことなくシュノーケリングを堪能できます。
また、「ハニファル湾」というユネスコ保護海域には、シュノーケリングでマンタに出会えるというオプショナルツアーも催行されています。
【基本情報】
- 日本からのおもなアクセス:成田空港から上海やシンガポールを経由し約12時間~13時間
- ベストシーズン:降水量の少ない1月~4月頃
3.セブ島 (フィリピン)
東南アジアのフィリピン中部に位置するセブ島。この島全体は海洋保護区になっているため、美しい海が多くシュノーケリングスポットも点在しています。
セブ島での有名なスポットは、ジンベイザメに出会える「オスロブ」をはじめ、高級リゾートの「シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ セブ」、数多くの魚が生息する「ヒルトゥガン島」、魚影の濃い「ボホール島」があります。
セブ島の周りには小さな島がたくさんあり、それが防波堤の役割を果たすため、全体的に波が穏やかです。そのため潮に流される心配が少ないので、初心者の方にぴったりなスポットがたくさんあるので安心です。
【基本情報】
- 日本からのおもなアクセス:成田空港から直行便で約4時間30分~5時間30分
- ベストシーズン:1年中。海の透明度が高いのは3月~7月頃
4.グアム(アメリカ)
グアムは、西太平洋のミクロネシアにあるアメリカ領の島。日本から毎年多くの旅行者が訪れるグアムは、美しい海を観光資源としたさまざまなアクティビティを楽しめるため、世界中からも多くのダイバーが集まります。
グアムのシュノーケリングのスポットとして人気を集めているのが、「イパオビーチ」です。ここでは、サンゴ礁や熱帯魚が多く生息しており、美しい海の世界を堪能できます。そのほかにも、海の透明度が高い「タモンビーチ」、中級者以上におすすめの「ガンビーチ」など、魅力的なスポットが点在しています。
グアムは日本からの移動時間も比較的短く、ツアー費用も安めに設定されているため、気軽に行ける海外のシュノーケリングスポットです。
【基本情報】
- 日本からのおもなアクセス:成田空港から直行便で約3時間30分~4時間
- ベストシーズン:降水量が少なく、海の透明度も高い1月~4月頃
5.サイパン(アメリカ)
グアムに引き続いてアメリカ自治領の一つであるサイパンは、日本の南西、北マリアナ諸島に位置しています。ここは、南国の楽園と呼べる島。サイパンは年間を通して水温が安定し、浅瀬のビーチが点在しているため、毎年多くの観光者で賑わいます。
サイパンでおすすめしたいスポットは、真っ白なビーチが広がる「マニャガハ島」、幻想的な光のカーテンを楽しめる「グロット」です。ここでは、ダイビングスポットだけでなく、シュノーケリングスポットとしても知られており、初心者でも利用できるツアーが充実しています。
また、サイパンは治安も良いとされているため、はじめての海外旅行者でも安心して滞在できます。
【基本情報】
- 日本からのおもなアクセス:成田空港からグアムを経由し、約10時間~11時間(時期によっては一部、約3時間30分の直行便あり)
- ベストシーズン:降水量が下がり、海の透明度も高い1月~4月頃
このほかにおすすめしたい海外のシュノーケリングスポットを、さらに5つ次の記事から紹介しています。ぜひ旅の参考にしてください。
体験ツアーも多いシュノーケリングに、初心者もぜひ挑戦してみよう
幅広い年齢層がゆったりと楽しめる、神秘的・幻想的な水中世界を観察できるなど、シュノーケリングにはさまざまな魅力があります。体験ツアーに参加すれば費用や手間も抑えられるため、初心者からでも気軽に始めやすいマリンアクティビティでしょう。
日本国内・海外問わず魅力的なスポットが点在しており、旅行の日程を組みやすい点もシュノーケリングの魅力。数多くの体験プランが見られるので、目的にぴったりなツアーも見つかるはずです。
国内スポットでのシュノーケリングに慣れてきたら、海外のスポットにもぜひ目を向けてみましょう。
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