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国内・海外のおすすめシュノーケリングスポット12選|魅力やベストシーズン

国内・海外のおすすめシュノーケリングスポット12選|魅力やベストシーズン

シュノーケリングで神秘的な水中世界を見たいと感じている方には、大スケールの体験ができる海外スポットがおすすめです。しかし、世界中には数多くのスポットがあるので、つい旅行先に迷ってしまう方も多いはず。

そこで今回は、初心者でも楽しめる魅力的な国内と海外のシュノーケリングスポットをご紹介します。貴重な体験ができるスポットを厳選しているので、手っ取り早く情報収集したいと考えている方にぴったりです。

各スポットの魅力に加えて、アクセス方法やベストシーズンなどもあわせて触れているので、ぜひ旅行計画の参考にどうぞ

INDEX

1.パラオ

パラオはミクロネシア地域にある、数百の島で形成された島国です。美しいリーフに囲まれた海には、「ロックアイランド」と呼ばれるキノコ型の島が広がっており、大自然の神秘を感じさせてくれます。

国土はそれほど大きくありませんが、魅力的なポイントが点在しているため、海を満喫したい方にはぴったりなスポットです。

【パラオの旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港からグアムや台北などを経由して約8時間~10時間(一部、チャーター便による直行便なら約5時間)
  • ベストシーズン:乾季で天候が落ち着きやすい12月~6月頃
  • ツアー料金の目安:約13万円~30万円(4日間~5日間)

特徴1:世界トップクラスの透明な海でお魚天国を観賞

パラオの魅力はなんといっても、世界トップクラスの透明度を誇る海の数々です。世界遺産にも登録されている「ロックアイランド」のほか、中心地の「コロール」や北端の「カヤンゲル島」など数々の絶景スポットを有しており、いずれも世界中のダイバー注目のスポットです。

一説によると、パラオには1,400種類以上の魚が生息するとされているため、魚影の濃さに圧倒されることでしょう。珊瑚の種類も非常に多く、シュノーケリングでも色とりどりの珊瑚を存分に楽しめます。

特徴2:唯一無二の体験ができる「ミルキーウェイ」など良質なポイントが点在

世界遺産登録エリアの「パラダイス」など、パラオには魅力的なポイントが点在しています。真っ白な海泥が特徴的な「ミルキーウェイ」も、パラオでしか見られない絶景が広がるポイントです。

ミルキーウェイは乳白色の海が幻想的で、美容や美白効果のある泥パックを全身に塗って楽しむのが定番の遊び方です。

ミルキーウェイの観光ガイド|天然泥パックを楽しむパラオの定番スポット

特徴3:幻想的なクラゲの世界「ジェリーフィッシュレイク」

パラオといえば、この「ジェリーフィッシュレイク」は外せません。無数のクラゲとともに泳ぐ体験は、まさに幻想的な景色として目の前に広がるでしょう。

ジェリーフィッシュレイクは世界遺産であるロックアイランドに位置する汽水湖で、まさにパラオならではのスポット。道中までは5〜10分ほどの山道を歩きますが、パラオに訪れる際にはぜひ押さえておきたいポイントです。

エルニーニョ現象の影響で一時期クラゲがいなくなりツアーも中止されていましたが、2019年に入り、ツアーが再開されています(2020年4月時点)。

ロックアイランドの観光ガイド|定番の人気スポットやダイビング、アクティビティ情報

2.モルディブ

モルディブはインドの南に浮かぶ1,000以上の島々で形成されています。海には数多くの珊瑚が自生しており、26の美しい環礁が広がります。

「1島1リゾート」といわれるように、多くの島にリゾート地があるのもモルディブならでは。年間を通して気温が安定しているため、1年を通して海を楽しめるスポットです。

5月~10月頃までは雨季にあたるため、快晴の中でシュノーケリングを楽しみたい方は11月〜4月頃を狙いましょう。

【モルディブの旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港から上海やシンガポールを経由し約12時間~13時間
  • ベストシーズン:降水量の少ない1月~4月頃
  • ツアー料金の目安:約12万円~15万円(4日間~5日間)

特徴1:美しいハウスリーフに棲みつく色鮮やかな生き物たち

モルディブには島をぐるりと囲むハウスリーフが多く見られ、リーフには多くの魚が棲みついています。ヨスジフエダイやキンギョハナダイなど、色鮮やかな魚が生息しているので、美しい水中世界を楽しめるでしょう。

島によっては、ビーチからそのままハウスリーフに向かうことができます。

特徴2:ポイントはリゾートのすぐ近く。好きなときにすぐ海に飛び込める

なかでもモルディブの真ん中に浮かぶ「イフル島」は、環境保全活動を積極的に行っている影響で、特にハウスリーフが美しいポイント。島自体はリゾートとして開発されており、ホテルからすぐに美しい海へ飛び込めます。

ほかにも「ココア・アイランド」など、モルディブはリゾートの近くに潜るポイントがあるので、時間を無駄にせずシュノーケリングを楽しめます。

特徴3:ハニウェル湾ではマンタやウミガメなど、大物と一緒に泳ぐことも

ユネスコ保護海域の「ハニファル湾」は、シュノーケリングでマンタに出会えるポイントです。個人で行くことはできず、オプショナルツアー限定のポイントですが、マンタと一緒に海を泳げる経験は一生ものです。

ほかにもウミガメが生息しているなど、モルディブにはシュノーケリングでも大物と出会えるチャンスがあります。

3.セブ島 (フィリピン)

セブ島はフィリピンの中部にある、海洋保護区が点在しているスポット。海が美しいのはもちろん、珊瑚や色鮮やかな魚などの観光資源が豊富なので、シュノーケリングの定番ポイントも多く存在しています。

また、セブ島は観光地としても非常に栄えており、アフターダイブも楽しませてくれます。初心者向けのツアーも充実しているので、シュノーケリング未経験の方も十分に美しい海を満喫できるでしょう。

【セブ島(フィリピン)の旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港から直行便で約4時間30分~5時間30分
  • ベストシーズン:1年中。海の透明度が高いのは3月~7月頃
  • ツアー料金の目安:約5万円~8万円(4日間~5日間)

特徴1:シュノーケリングに最適な環境が整備

セブ島は遠浅の海が多く、周りの島が防波堤の役割を果たしているので、波が穏やかな傾向にあります。天候も比較的安定し、海も抜群の透明度を誇っているため、シュノーケリングに最適な環境がそろっています。

潮に流される心配がないので、特に初心者の方にはぴったりなスポットです。

特徴2:マクロから大物まで。写真映えするポイントも数多く存在

セブ島周辺には多種多様の生き物が生息しており、マクロ(小さな生き物)から大物まで幅広く楽しめます。たとえば、高級リゾートの「シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ セブ」は透明度が高く、浅い場所でも熱帯魚たちが泳ぎ回っています。

さらに南端の「オスロブ」では、ジンベエザメに出会えることも。魚たちと一緒に泳げるのはもちろん、しっかりと写真映えするポイントが点在しています。

特徴3:周辺の島へのアクセスも抜群。シュノーケリングの目的にぴったりなポイントを選べる

周辺の島までボートでかんたんに行ける点も、セブ島ならではです。近くには数多くの魚が生息する「ヒルトゥガン島」、魚影の濃い「ボホール島」などがあります。

ほかの島へ行けるオプショナルツアーも充実しているので、周辺の島もチェックしながら計画を立ててみてください。

4.グアム(アメリカ)

日本の南西、太平洋のミクロネシアに浮かぶグアム。日本では手軽に向かえる海外旅行先として知られていますが、美しい海が魅力的な常夏のリゾートなので、世界中からダイバーが集まるスポットでもあります。

観光地として開発が進んでいるため、シュノーケリングはもちろん、さまざまなアクティビティを楽しめます。比較的移動時間が短く、ツアー費用も安い傾向にあるので、気軽に行きやすいスポットの1つといえるでしょう。

【グアム(アメリカ)の旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港から直行便で約3時間30分~4時間
  • ベストシーズン:降水量が少なく、海の透明度も高い1月~4月頃
  • ツアー料金の目安:約7万円~10万円(4日間~5日間)

特徴1:近くのビーチでもトロピカルフィッシュを観察

グアムにはホテルから近いパブリックビーチがいくつかあるので、わざわざ遠くのビーチに向かう必要がありません。透明度が高い「タモンビーチ」、中級者以上がゆったりとした時間を過ごす「ガンビーチ」など、魅力的なポイントが点在しています。

海には常夏の南国らしく、可愛らしいトロピカルフィッシュ(熱帯魚)が泳いでいます。深いところまでダイビングしなくても、海の生き物たちに出会えます。

特徴2:珊瑚礁やマクロ、ウミガメなどの大物も群がる水中世界

なかでもシュノーケリングのポイントとして人気なのが「イパオビーチ」です。珊瑚礁や熱帯魚が多く、美しい水中世界が広がります。

イルカやウミガメと出会えるオプショナルツアーもあるので、大物との触れ合いもぜひ体験してみてください。

特徴3:初心者にも安心なオプショナルツアーが充実

機材セットがついたプランや、子どもが参加できるプランなどもあるので、大人数や家族での旅行先にぴったりです。
通常のツアーに加えて、魅力的なオプショナルツアーも利用すれば、さらに充実したシュノーケリング旅行を楽しめるでしょう。

5.サイパン(アメリカ)

日本の南西、アメリカの自治領であり北マリアナ諸島に位置するサイパンは、珊瑚礁や鮮やかなコーラルフィッシュ、魅力的なビーチスポットなど、まさに南国の楽園と呼べる島です。

ツアーが充実しており、治安も安定しているため、女性や子ども、初心者でも安心して南国気分を味わえます。

【サイパン(アメリカ)の旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港からグアムを経由し、約10時間~11時間(時期によっては一部、約3時間30分の直行便あり)
  • ベストシーズン:降水量が下がり、海の透明度も高い1月~4月頃
  • ツアー料金の目安:約10万円~15万円(4日間~5日間)

特徴1:海の透明度は抜群。美しい水中世界をじっくりと観察できる

サイパンは年間を通して水温が安定しており、浅瀬のビーチが点在しています。なんといっても海の透明度が高いので、色とりどりの珊瑚や熱帯魚をはっきりと観察できます。

なかでも景観が美しいのは、真っ白なビーチが広がる「マニャガハ島」です。周囲1.5キロの小さな無人島で、のんびりとした時間を過ごせます。

特徴2:幻想的な光のカーテンを楽しめる「グロット」

サイパンの有名ポイントといえば、やはり「グロット」です。太陽の光が差し込む洞窟ポイントであり、グロットでは大自然の神秘や幻想的な光のカーテンを楽しめます。

グロットはダイビングポイントとして有名ですが、シュノーケリングで楽しめるツアーもあります。

特徴3:オプショナルツアーなら初心者でも本格的なシュノーケリングを楽しめる

シュノーケルセット付きやガイド付きのツアーが充実している点も、特に初心者にとってはうれしいポイント。ガイド付きのツアーであれば、初めての方でもより本格的なシュノーケリングを楽しめます。

ただし、エリアによっては子どもが参加できないツアーもあるので、その点に注意しながら計画を立てましょう。

6.ラパス (メキシコ)

ラパスはメキシコの西部、バハカリフォルニア半島の先端部に位置する都市。ラパスに面しているコルテス海は、イルカやクジラなどの大物が躍るワイルドな海として知られています。

世界遺産にも登録されている港町で優雅なシュノーケリングを楽しめば、日頃の疲れから一気に解放されるでしょう。

ラパスはツアー情報がやや少なく、6日以上の滞在プランが中心となってくるので、早めに計画を立てることが大切です。

【ラパス(メキシコ)の旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港からメキシコシティを経由し20時間以上
  • ベストシーズン:水温がやや高い6月~11月、もしくはアシカを見られる10月~11月頃
  • ツアー料金の目安:約18万円~30万円(6日間~8日間)

特徴1:大スケールの海洋生物と遭遇できる

ラパスの魅力といえば、やはりクジラやイルカなどの大物に出会えること。ラパス沖にはジンベエザメも生息しており、運が良ければ一緒に泳ぐこともできます。

シュノーケリングでジンベエザメと泳げるポイントは、世界広しといえどもかなり珍しいといわれています。一緒に泳ぐ際には、現地ガイドが説明する注意点に従うようにしてください。

特徴2:写真映え間違いなしの可愛らしいアシカも生息

コルテス海を北上した「ロス・イスロテス」などでは、可愛らしいアシカとも遭遇できます。ここには数百頭のアシカがコロニーを形成しているといわれており、シュノーケリングでアシカと戯れることも可能です。

ラパスは海洋生物の宝庫なので、迫力ある写真や可愛らしい写真を撮影するにはぴったりなスポットでしょう。

特徴3:白い砂浜に心が癒されるエメラルドグリーンの海

コルテス海の主役は、海の生き物だけではありません。海そのものもエメラルドグリーンで美しく、白い砂浜が広がるきれいなビーチも存在しています。

特に「エスピリト・サント島」は海やビーチが美しいため、壮大な景色の中でシュノーケリングを楽しみたい方におすすめです。

7.フィジー (フィジー共和国)

フィジーは南太平洋の真ん中に浮かぶ、隠れ家リゾートとしても利用されている島国です。日本からは約7,000キロ離れていますが、時差は3時間とそれほど気にする必要はありません。

外界と隔たれた静かなリゾートが点在しているので、ゆっくりと癒されたい方にはぴったりです。日本の夏休みの時期にベストシーズンが訪れるので、お子さまを含めた家族旅行を組んでみてはいかがでしょうか。

【フィジー(フィジー共和国)の旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港からオークランドを経由し15時間以上
  • ベストシーズン:降水量が比較的少ない6月~9月頃
  • ツアー料金の目安:約13万円~17万円(4日間~5日間)

特徴1:通称「クリスタルブルー」の美しく透明な海

フィジーの海は透明度が高く、南国特有の太陽光に照らされキラキラと輝きます。その様は「クリスタルブルー」と呼ばれることもあり、単に海を見るだけでもため息がもれるほど。

美しい珊瑚礁も自生しており、ゆったりと流れる時間の中で、極上のシュノーケリングを楽しめます。

特徴2:神秘的な光景が広がる「サウス・シー・アイランド」

シュノーケリングをするうえで特におすすめなスポットが、「サウス・シー・アイランド」と呼ばれる無人島です。この島は美しい珊瑚礁や透明な海に囲まれており、色鮮やかな魚のウォッチングを楽しめます。

島にはシュノーケリングの練習ができる海水プールも備わっているので、初心者の方でもゆっくりと体を慣らせます。

特徴3:サメと一緒に泳いで非日常のスリルを体験

ツアーの中には、サメと一緒に泳げる魅力的なプランもあります。すぐ近くを泳ぐサメは迫力満点で、日本ではなかなか味わえないスリルを体験できます。

ブルーシャークをはじめ、グレイリーフシャークやレモンシャークなど複数のサメが生息している点も、フィジーならではの魅力です。

8.バリ島 (インドネシア)

インドネシアの首都ジャカルタの東に位置する、「地上最後の楽園」とも呼ばれるバリ島。国内有数のリゾート地であり、マクロから大物まで生息するスポットとして人気を集めています。

バリ島は独自の文化が発展しており、建造物や地形もユニークなので、陸上の観光も存分に楽しめます。

1年中海を満喫できるスポットですが、雨季には突然の雨に襲われることもあるので、快晴が続く乾季(4月~10月頃)に計画を立てると良いでしょう。

【バリ島(インドネシア)の旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港から直行便で約7時間
  • ベストシーズン:降水量が少なく、海の透明度も高い4月~10月頃
  • ツアー料金の目安:約10万円~15万円(4日間~5日間)

特徴1:透明度の高い海で、マクロから大物まで遭遇できる

バリ島周辺には珊瑚に群がるトロピカルフィッシュから、夏の風物詩であるマンボウやマンタまで、さまざまなスケールの生き物が棲みついています。透明度が高いポイントも多いので、シュノーケリングでも十分に魚を観賞できます。

特にマクロが多いため、可愛らしい魚を撮影したい方にはぴったりです。

特徴2:気軽に楽しめる初心者向けのポイントが点在

初心者でも気軽に楽しめるポイントが点在している点も、バリ島の大きな魅力です。南部リゾートエリアから近い「サヌール」、黒砂の底に珊瑚礁が自生する「アメッド」など、ゆっくりとシュノーケリングを楽しめる環境が整っています。

また、周辺が国立公園に指定されている「ムンジャンガン」は、年間を通して透明度が高いので、特に人気が高いポイントです。

特徴3:シュノーケリングでも沈船ウォッチングができる

さらに島の北東部にある「トランベン」では、シュノーケリングで沈没船を見ることができます。第二次世界大戦で沈んだ「リバティ号」が海底に眠っており、今では魚たちの棲みかになっています。

シュノーケリングで沈船を見られるポイントは珍しく、バリ島なら唯一無二の体験ができます。

9.プーケット (タイ)

タイの南西、アンダマン海に浮かぶ島「プーケット」は、タイ国内では最大のリゾート地であり、首都バンコクからもアクセスが良好であるため、世界中から観光客が訪れます。

特に島の西側にはビーチが点在しており、広大なブルーの海でさまざまなアクティビティを楽しめます。

乾季がベストシーズンとなりますが、気温・水温としてはオールシーズン泳げる環境にあるので、スケジュール調整もしやすいスポットです。

【プーケット(タイ)の旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港からドンムアン空港を経由し、約9時間30分~11時間
  • ベストシーズン:降水量が少ない11月~3月頃
  • ツアー料金の目安:約5万円~10万円(4日間~5日間)

特徴1:ポイントによって姿を変える、透き通った「アンダマン海の真珠」

プーケットの海は世界中の観光客から評価されており、その透明度から「アンダマン海の真珠」と呼ばれることも。海が青く見えるのはもちろん、ポイントによってはエメラルドグリーンに輝く点も、観光客の心をつかんで離しません。

特にビーチでは、白い砂浜と海のコントラストが抜群にきれいです。

特徴2:美しいビーチや離島で大自然に触れ合える

リゾートは波が穏やかな「カタビーチ」が有名です。また、運が良ければウミガメに会える「シミラン諸島」、圧倒的な海の美しさを誇る「ピピ島」など、さまざまな魅力を持ったポイントが点在しています。

ゆったりとした時間を過ごしたい方は、観光客の数が比較的少ない「マイトン島」がおすすめ。マイトン島はプーケットの港から、スピードボートで約20分~30分のところにあります。

特徴3:雨季に楽しめるポイント「カイ島」

一般的に南国のリゾート地は、乾季がベストシーズンといわれます。プーケットにも雨季・乾季はありますが、「カイ島」と呼ばれるポイントは1年を通して波が穏やか。

カイ島はプーケットからも比較的近く、色鮮やかな魚たちが生息しているので、時期にこだわらず気軽に楽しめます。

10.ハワイ (アメリカ)

「海外の青い海」と聞いて、多くの方はハワイを思い浮かべるでしょう。ハワイは世界中の観光客が訪れるスポットであり、シュノーケリングを楽しむ環境がしっかりと整えられています。

ハワイはツアーの選択肢が多く、プランごとに価格帯はさまざまです。事前に目的のポイントや滞在先を絞っておき、コストパフォーマンスの高いツアーを選べるようにしておきましょう。ほかのアクティビティや宿泊施設も充実しているので、大人数での旅行にもぴったりです。

【ハワイ(アメリカ)の旅行情報】

  • 日本からのおもなアクセス:成田空港から直行便で約7時間30分~8時間
  • ベストシーズン:降水量が少なく比較的暖かい5月~9月頃
  • ツアー料金の目安:約15万円~30万円(4日間~5日間)

特徴1:透き通った美しい浅瀬で色とりどりの魚に出会える

ハワイは美しい海も魅力的ですが、その海に棲む色とりどりの魚たちも見逃せません。特に自然保護区に指定される「ハナウマ湾」は、浅瀬にも多くの魚が現れるので、初心者でも魚ウォッチングを存分に楽しめます。

さらに、ハナウマ湾には美しい珊瑚も広がっているので、幻想的な水中世界を観察できるでしょう。

特徴2:全米最大の珊瑚や絶景を観察できる「サンドバー」

なかでも特徴的なポイントが、天国の島とも呼ばれる「サンドバー」。干潮時のみに浮かび上がる島で、周囲には全米最大にして最長の珊瑚が自生しています。

白い砂浜に、透明な海が混じる景色はまさに神秘的。波も穏やかなので、ゆっくりとシュノーケリングを楽しめます。

特徴3:初心者から上級者まで満足できるツアーがそろう

ハワイは1年を通して人気が高い観光地なので、オプショナルツアーも充実しています。コーラルガーデンを観察できるプランや、大物に遭遇できるプランなど、目的に合わせて利用するツアーを選べます。

初心者向けや日本語ガイド付きのプランもあるので、シュノーケリング未経験の方でも安心です。

11.沖縄 (日本)

日本の最西部に位置する都道府県、「沖縄」。沖縄は、都心から飛行機で約3時間で行けるアクセスの良さから、日本全国から多くの観光者が訪れています。

また沖縄の気候は、1年を通して海水温が20℃を下回らない暖かい気候のため、年間でシュノーケリングを楽しめます。しかし、外気温が寒くなる冬の季節は、海で泳ぐ快適な環境と言えないため、ベストシーズンは4月〜11月頃となっています。

【沖縄の旅行情報】

  • 東京からのおもなアクセス:成田空港から直行便で約2時間50分
  • ベストシーズン:外気温が寒くない4月~11月頃がおすすめ
  • ツアー料金の目安:約3万円~4.25万円(3日間~4日間)

特徴1:160の島々を有する日本唯一の南国地帯

約160の島々がある沖縄には、約150万の人口を有しており、その約9割が沖縄本島に集中しています。沖縄の暮らしでは、南国ならではの暖かい気候が広がる、のどかな生活を楽しめます。

沖縄の海は、透明度の高いエメラルドグリーンの色をした海があることで、国内外から人気を集めています。その美しい海には、数百種のサンゴ礁が生息し、普段目にできないカラフルな魚たちを鑑賞できます。

また海の特徴に加えて、沖縄の街にはハイビスカスやデイゴなどの植物も珍しく、南国ならではの景観が一面に広がります。

特徴2:マンタシュノーケリングの聖地「石垣島」

石垣島の海の魅力は、なんといっても世界屈指のマンタ出現率の高さ。そんな石垣島近海には、「マンタシュノーケリングの聖地」と呼ばれる有名なスポットがあります。

石垣島のマンタが見れるシーズンは3月〜11月頃までと比較的長い期間続きます。特に遭遇しやすいのが秋の9〜10月頃。マンタの生息ポイントは、島からボートで5分〜10分ほどでアクセスできるところにあるため、現地では多くのツアーが催行されています。

そのほかにも、絶景シュノーケリングスポットと呼ばれる「青の洞窟」では、色鮮やかな魚や美しいサンゴ礁、豊富なマクロ系生物を数多く観察できます。

特徴3:真っ青で透明度の高い海が広がる「慶良間諸島」

慶良間諸島には、「ケラマブルー」と呼ばれる真っ青で透明度の高い海が一面に広がる、癒しのシュノーケリングスポットとして有名です。そんな慶良間諸島は、平成26年3月5日(サンゴの日)に31番目の国立公園として指定されました。

島周辺の海には、高密度に生息するサンゴ礁と色鮮やかな魚たちが群れて泳ぐ光景を目にすることができます。さらに、毎年冬のシーズンには、アラスカから出産と子育てに訪れるザトウクジラを観察する「ホエールウォッチング」が実施されます。

12.伊豆 (日本)

静岡県三島市から南に伸びる伊豆半島は、日本のマリンアクティビティを代表するスポットとして知られています。それもそのはず、伊豆半島には東伊豆、西伊豆、南伊豆それぞれに約30以上ものシュノーケリング・ダイビングエリアが点在しています。

また伊豆半島は、東京から車で約2時間で行けるアクセスの良い距離にあるため、気軽に旅行計画を立てやすいのも魅力の一つです。

【伊豆の旅行情報】

  • 東京からのおもなアクセス:都心から、東名高速道路経由で約1時間50分
  • ベストシーズン:黒潮が接近する暖流の9月~10月頃がおすすめ
  • ツアー料金の目安:約6千円~1.6万円(日帰り)

特徴1:まるで海外リゾートのように美しい海が広がる

伊豆周辺には、まるで海外の南国リゾートに訪れたような美しい海が一面に広がります。伊豆半島の南伊豆や下田の海は、最高ランクともいえる水質を保持しており、透明度の高いビーチがあちこちにあります。

さらに伊豆半島には、ウミウシやハンマーヘッドといった普段目にできない海洋生物が生息していたり、火山活動による地形の変化や沈船を目にできたりと、バラエティに富んだ水中世界が広がります。

特徴2:島周辺でも魚影が濃く見られる「初島」

熱海の沖から約10km先にある周囲4kmほどの小さな島、「初島」。ここは、熱海から定期高速船に乗って約30分で行ける距離にある、観光のために開発されたリゾートアイランドです。

初島では、南の島から黒潮に乗ってやってきた、色鮮やかな海洋生物を鑑賞できます。たとえば、イサキの群れにキビナゴ、タカベ、カンパチといった魚や、目をこらせば観れるジョーフィッシュやカエルアンコウといったマクロ系生物もたくさん生息しています。季節によってさまざまな表情を魅せる海なので、いつ行っても飽きないスポットです。

特徴3:イソギンチャク畑やカラフルなソフトコーラルが観れる「伊東」

東伊豆にある伊東の海は、水質が綺麗で透明度がバツグン。伊東には、小さな子ども連れのファミリーで楽しめる海水浴場から、ボートに乗って訪れるやや距離のある小島など、さまざまな海のスポットがあります。

伊東の沖1km弱に浮かぶ「手石島」が見える海辺には、いたる所に岩礁があり、満潮時には海面からでもたくさんの魚を鑑賞できます。たとえば、イソギンチャク畑やカラフルなソフトコーラル、キンギョハナダイの群れ、カンパチ、ワラサなどの大型の回遊魚のウォッチングを楽しめます。

まとめ|国内・海外旅行の目的を決めて、シュノーケリングスポットを選ぼう

国内・海外のシュノーケリングにはさまざまな楽しみ方があります。スポットごとに見どころや楽しみ方は異なるので、まずは絶対外せないポイントや、どのような体験をしたいのかを考えてみてください。

旅行代理店やツアー会社では豊富なオプショナルツアーを用意しているので、希望にあうプランを探してみましょう。下記の記事が参考になると思うので、こちらもぜひ目を通してみてください。

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