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シュノーケリングに必要な道具まとめ|選び方とおすすめ製品を紹介

シュノーケリングに必要な道具まとめ|選び方とおすすめ製品を紹介

シュノーケリングの基本的な道具といえば、「マスク・スノーケル・フィン」の3点セット。しかし、シュノーケリングはほかにもさまざまな道具をそろえることで、安全性・快適性がぐっと高まります。

本記事では、シュノーケリングに必要な道具として、下記の10個のアイテムを紹介しています。

  1. 水中での視界をクリアにする道具「マスク」
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  2. 水中での呼吸を可能にする道具「シュノーケル」
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  3. 水中での推進力を得られる道具「フィン」
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  4. 濡れた岩場などを歩く際の道具「マリンシューズ」
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  5. 日焼けや体温低下から身を守る道具「グローブ」
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  6. 水中での安全性を高める道具「シュノーケリングベスト」
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  7. 紫外線や体温低下、擦り傷などから身を守る道具「ラッシュガード」
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  8. マスクのレンズを曇りを防止する道具「曇り止め」
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  9. ストラップが髪に絡まないようにする道具「ストラップカバー」
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  10. シュノーケリングで必要なアイテムを収納する道具「メッシュバッグ」
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また、シュノーケリングの道具の購入方法や、シュノーケリング初心者が最初に確認しておきたいステップについても解説しています。

安全かつ快適にシュノーケリングを楽しみたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

初心者でも安心!シュノーケリングを快適に楽しむための道具6選と選び方のポイント

シュノーケリングは初心者でも気軽に楽しめるマリンアクティビティですが、道具をしっかりとそろえることで楽しみ方の幅がぐっと広がります。安全性や快適性にも関わってくるため、計画を立てる段階で必要な道具も押さえておくことが大切です。

以下では、シュノーケリングに必要な道具を徹底的にまとめました。各道具の概要も理解しながら、スムーズに準備を整えていきましょう。

1. マスク

マスクは目から鼻までを覆うことで、クリアな視界を快適に確保できる道具です。製品によって素材や形状などさまざまなポイントが異なりますが、マスクは大きく以下の2タイプに分けられています。

  • 一眼タイプ1枚のレンズで作られているタイプ。中央にレンズの仕切りがないので、広い視野を確保できます。また、装着したときの表情がわかりやすく、写真うつりが良い点も魅力的なポイントです。
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  • 二眼タイプ:2枚のレンズで作られており、レンズの中央が仕切られているタイプ。一眼タイプに比べると視野はやや狭いですが、度付きレンズや視力矯正レンズを装着できます。
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それぞれのタイプの違いを理解しておくと、ご自身でぴったりなマスクを選ぶやすくなるため、しっかり確認しておきましょう。

マスクの選び方のポイント

  • 下を向いても落ちない、髪の生え際がスカート部分にかからないなど、フィット感を重視する
  • 実際に潜るシーンを想定して、ぴったりなレンズのタイプ・素材を選ぶ
  • 明るい視界を求める場合は透明のシリコン、水中撮影をする場合は黒いシリコンのものがおすすめ

マスク内に水が侵入すると快適性が損なわれるので、マスク選びではフィット感を意識することも大切。たとえば、肌に密着しやすいシリコンを選ぶ、自身の顔の大きさに合わせるなど、ぴったりとフィットするマスクを選びましょう。

また、レンズの素材については、軽量で割れる心配のない「プラスチックレンズ」や、割れにくい強化ガラスが使用された「テンパードガラス」などがあります。スカート部分に使用されているシリコンの色によっても使い勝手が変わってくるので確認が必要です。

シリコンには、おもに2つの色があります。「透明のシリコン」であれば、視野を広く保ちながら周囲の光を吸収できるので、明るい状態で水中を見ることができます。「黒いシリコン」には、余計な光が入らないよう視野を狭める機能が備わっており、写真を撮るときの視認性を上げられるため、水中撮影に適しているといえます。

おすすめのマスク

子ども用から大人用まで幅広い製品を取り扱う、人気ブランドのAQAが展開している二眼タイプのマスク。高品質のシリコンを使うことで、抜群のフィット感を実現しています。

さらにレンズには強化ガラスが使用されているため、安心して使いやすい点も魅力的なポイントです。このレンズは、近視や乱視にも対応しているため、視力が低い方でも安心してシュノーケリングを楽しめます。

また、価格もリーズナブルなため、はじめてマスクの購入を検討している方にもおすすめできます。

この他のおすすめのシュノーケリングマスクについては、下記の記事でさらに詳しく紹介しています。どうぞ参考にしてください。

おすすめのシュノーケリングマスク12選!選び方や楽しむコツを解説

2. スノーケル

スノーケルは、「シュノーケル」とも呼ばれる、口に装着することで水中での呼吸を可能にする道具です。「マスク」とセットで販売されることが多いシュノーケリングに必須の道具で、以下のようにタイプごとに形状や使い勝手が異なるため、それぞれの特徴を理解しておくことが大切です。

  1. ストレートタイプ(J型)」…筒が真っ直ぐに伸びたスタンダードなタイプ
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  2. ラップアラウンド型」…筒が顔の形にそって曲げられているタイプ。内容量が少ないので、スノーケル内の水を排出しやすい
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  3. 蛇腹タイプ」…口元部分が蛇腹になっており、スノーケルの位置を調整しやすいタイプ
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  4. ドライタイプ」…筒の上部に「浸水防止弁」が備わっているタイプ。浮力によって防止弁が自動的に開け閉めされ、大きな波が来たときや潜水時の浸水を防げる
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  5. 排水弁付き」…マウスピースの部分に、スノーケル内の水を排出できる弁が備わっているタイプ。浸水を防ぐ効果もある
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スノーケルの選び方のポイント

  • 肺活量の多い方は筒が太いもの、少ない方は筒が細いものを選ぶ
  • 口のサイズに合ったマウスピース(口でくわえる部分)がついているものを選ぶ
  • 浸水が不安な場合は、排水室が大きなものを選ぶ

肺活量の多い男性は筒が多く空気が取り込みやすいタイプ、女性やお子様は筒が細いタイプを選ぶのがポイントです。また、初心者の方は、シュノーケルに水が入りくく、排水ができる「ドライアップ」「排水弁付き」のスノーケルがおすすめです。

なお、できるだけ深くまで潜りたい方は、筒が長いタイプを選ぶと水が入りにくいというメリットがあります。実際に潜る深さをイメージして、適切な長さのスノーケルを選ぶことが大切です。

この他、マウスピースのサイズや、水が入ってしまっても気道を確保できる排水室の有無もチェックポイントです。

おすすめのスノーケル

マウスピースにやわらかいシリコンを使うことでアゴの負担を軽減した、定番ブランド「Hele i Waho」が取り扱うラップアラウンド型のスノーケル。浸水を徹底的に防ぐ構造になっており、さらに排水弁もしっかりと備わっているので、安心・快適にシュノーケリングを楽しめます。

機能性とデザインを両立させながら、サイズがコンパクトで扱いやすい点も、初心者の方には魅力的なポイントでしょう。

3. フィン

フィンとは足に装着することで推進力を得られる、いわゆる「足ヒレ」のことです。先にご紹介したマスク・スノーケルとフィンは、シュノーケリングではとくに基本的な道具となるため「3点セット」とも呼ばれています。

フィンはシンプルな道具ではありますが、製品によって形状や長さ、幅、重さなどが異なります。一般的には、長く幅が広い製品のほうが高い推進力を得られますが、重量があるほど扱いが難しくなるため注意が必要です。

また、構造によって以下の2タイプに分けられている点も、フィンを選ぶ際に意識しておきたいポイントでしょう。

  • フルフットタイプ:サイズ調整はできないものの、足のサイズが変わらない限り抜群の安定感を誇るタイプのフィン。基本的には素足で着用しますが、擦れることを防ぐためにシューズなどの上から着用するケースも見られます。
  • ストラップタイプストラップやバネがついており、多少のサイズ調整がきくタイプのフィン。素足で着用する製品も見られますが、基本的にはダイビングブーツなどの上から着用します。

フィンの選び方のポイント

  • 実際に使用する人や、脱着するシーンを想定して種類を選ぶ
  • 脚力に自信のある方にはプラスチック素材、自信のない方にはゴム素材がおすすめ
  • 特にフルフットタイプはサイズが重要になるため、できれば試着をする

船から直接飛び込むことが多い場合はフルフットタイプ、移動する機会が多い場合は着脱しやすいストラップタイプがおすすめです。さらに高い推進力を求めている方には、ヒレの先が2つに分かれている「先割れフィン」もおすすめです。

また、フィンは素材によっても特徴が異なり、硬く軽量な「プラスチック素材」や、弾力がある「ゴム素材」の製品があります。初心者の方で迷ってしまう場合は、扱いやすいゴム素材のフィンから検討すると良いでしょう。

おすすめのフィン

幅広いマリン用品を取り扱う、初心者に人気のブランド「リーフツアラー」が取り扱っているストラップフィン。素材や構造に工夫を凝らすことで、軽量でありながらも高い推進力を実現しています。

ストラップの調整がしやすく、さらに扱いやすいようにコンパクトなサイズに設計されている点も魅力的なポイント。ほかにも擦れを防止するフットポケットなど、初心者向けの機能が充実した製品なので、最初に購入するフィンとして検討したいモデルでしょう。

この他のおすすめのシュノーケリングフィンについては、下記の記事でさらに詳しく紹介しています。どうぞ参考にしてください。

おすすめのシュノーケリングフィン7選!正しい選び方や使い方を徹底解説

4. マリンシューズ

貝殻が散らばったビーチや濡れた岩場などを歩く際には、裸足やビーチサンダルでは危険です。足の裏を切ってしまう恐れがありますし、濡れた岩場は思った以上に滑るので、大きなケガにつながりかねません。

そのため、仮にフルフットタイプのフィンを選ぶ場合であっても、マリンシューズは常に用意しておくことがベスト。ぴったりなサイズを選ぶことはもちろん、使用シーンを想定して必要な機能を見極めることが大切です。

マリンシューズも、シュノーケリングの必須アイテムなため、選び方についてはしっかり確認しておきましょう。

マリンシューズの選び方のポイント

  • 速乾性や通気性に優れた「メッシュ素材」がおすすめ
  • 柔軟性と動きやすさに優れた「ストレッチ素材」も人気がある
  • ソールが薄くて柔軟性があり、グリップ力に優れたものを選ぶ

「メッシュ素材」のマリンシューズは、水が溜まりにくいという特性があるため、海から上がった後でもそのまま歩くことができます。「ストレッチ素材」のマリンシューズは快適に動けるため、水陸両用のシューズとして人気があります

また、岩場など滑りやすい場所を歩く際にはソールがしっかりとしたもの、着用したままシュノーケリングを楽しむ場合は水抜けが良いメッシュ状のものを選ぶとよいでしょう。

おすすめのマリンシューズ

足首までしっかりと固定された、人気ブランドAQAのロングセラー製品。水中でも脱げにくいため、着用したまま安心してシュノーケリングを楽しめます。

岩場を歩く際も、足裏をしっかり保護してくれるため、キズの心配なく陸上での移動ができます。砂が入りにくいフィット感のある仕様で、通気性がよいのもうれしいポイント。

メンズ・レディースに加えて、子ども用のモデルである「スノーケリングシューズキッズ」も展開されています。子どもでも脱ぎやすいベルクロ仕様のシューズになっているので、安心して履かせることができます。

5. グローブ

長い時間海に入ってふやけた状態の手は、ちょっとした刺激でもケガをしてしまいます。また、素手の状態は日焼けや体温低下にもつながるので、グローブも用意しておくことが望ましい道具です。

安全・快適ににシュノーケリングを楽しむためには、必須の「3点セット」に加えてグローブも用意するのをおすすめします。

グローブの選び方のポイント

  • 擦れやキズから身を守る耐久性と保温性に優れた、「ラッシュガード素材」のグローブを選ぶ
  • 紫外線から身体を守る「UVカット機能」があるかチェックする

グローブを選ぶ際のポイントは、シュノーケリングを楽しむ環境によって素材を変えること。水温が低い場所では保温性が優れているウエットスーツ素材のものを、水温が高い場所ではラッシュガード素材やメッシュ素材の製品を選ぶと快適です。

また、必要に応じてUVカット加工が施されているものなど、機能性にも目を向けるようにしましょう。

おすすめのグローブ

初心者向けのマリン用品を充実させている、リーフツアラーが取り扱っているマリングローブ。メッシュ生地を使用することで、抜群の水はけ・通気性を実現しています。

もちろん耐久性にもこだわっており、岩場や珊瑚、日焼けなど、さまざまなリスクから手をしっかりと守ってくれます。伸縮性が高く、かんたんに着脱できる点もうれしいポイントです。

6. シュノーケリングベスト


シュノーケリングベストは、水中で浮力を得るために着用する、シュノーケリングの安全性を高めるアイテム。浮力とバランスをしっかりと保てるので、体力の温存や行動範囲の拡大にもつながります。

身の安全を確保するためにも大切なアイテムなので、選び方や役割を理解して選べるようにしましょう!

シュノーケリングベストとライフジャケットの違い

  • シュノーケリングベスト

出典:楽天市場公式ページ

シュノーケリングを楽しむために使われます。体にフィットする設計になっているため、ライフジャケットのようにカパカパせずに海の中を泳ぐことができます。シュノーケリングに慣れて身軽に動きたいという方はシュノーケリングベストをおすすめします

  • ライフジャケット

出典:楽天市場公式ページ

船に乗るときなど命を守るために使われます。また、ライフジャケットには国で定められた基準があります。チェック項目をクリアしてある商品は説明欄に、基準をクリアしているかという記載があるので、チェックして購入しましょう。普段から素潜りやダイビングをしている方には必要ありませんが、初めてシュノーケリングをする方や泳ぎに自信のない方は、ライフジャケットの着用をおすすめします

ライフジャケットは頭が浮くように設計されていますが、シュノーケリングベストはそのような設計はされていないようです。

シュノーケリングに慣れるまではライフジャケットの用意を忘れずに、慣れてきたらシュノーケリングベストで身軽に快適に楽しみましょう。ここからは、シュノーケリングベストの選び方とおすすめ製品を紹介していきます。

シュノーケリングベストの選び方のポイント

  • 体重の10%の浮力が備わっているかどうかが重要
  • 安全性を高めるために、赤や黄色といった目立つ色のシュノーケリングベストを選ぶ
  • 携帯性が高くコンパクトに収納できるかどうかも大切

一般的にシュノーケリングでは、自分の体重の10%の浮力が備わっているシュノーケリングベストの使用が推奨されています(例:体重が50キロの場合、浮力は5キロ)。

この絶妙な浮力により、水中の安全性と快適性を左右するため、自分の体重にあった浮力のシュノーケリングベストを選ぶことが鍵となります。

また、安全性を高めるという意味ではシュノーケリングベストの「」も大切。もしもの水難事故の時に発見しやすくなるように、シュノーケリングベストは目立ちやすい暖色系の色を選ぶのがポイントです。

なお、持ち運ぶことを考えるとコンパクトに収納できるタイプが便利です。とくに荷物の多さが気になる方は、自分で空気を入れたり抜いたりできる製品を選ぶとよいでしょう。

おすすめのシュノーケリングベスト

程よい浮力に抑えることで抜群のフィット感を実現した、人気ブランド「リーフツアラー」が取り扱うシュノーケリングベスト。ウエストベルトが備わっているので、水中でのベストの浮き上がりをしっかりと防いでくれます。

ベストには5箇所の調節ベルトが備わっているため、自分の体格にしっかりフィットさせることができます。また、成長期を迎えた子ども(Sサイズ:身長95cm〜)でも対応できる仕様となっているため、お子様のためにベストの購入を検討しているご家族にもぴったりです。

また、全体的にコンパクトにつくられており、持ち運びに便利な点も魅力的なポイントです。

あると安心!安全性・快適性をさらに高めるシュノーケリングの道具4選

ここまではシュノーケリングに必須な道具をご紹介しましたが、ほかにも安全性・快適性を高めてくれるアイテムがいくつかあります。集中してシュノーケリングを楽しむために、できれば以下で挙げる道具もそろえておきましょう。

7. ラッシュガード

ラッシュガードとは、紫外線や体温低下、擦り傷などから身を守るために、水着の上から着用する服のことです。パーカーなどのトップスをはじめ、日焼けを防止するレギンスやボードショーツなど、ラッシュガードにはさまざまなタイプがあります。

体型のカバーやファッションアイテムとしても使えますが、ラッシュガードの本来の目的は安全性を高めること。そのため、使用するシーンを想定したうえで、必要な機能を見極めることが重要です。

とくに日焼けをしっかりと防ぎたい方は、複数のラッシュガードを組み合わせて肌の露出を抑えるようにしましょう。

おすすめのラッシュガード

初心者でも安心して愛用できるマリングッズを展開する、定番ブランド「Hele i Waho」が取り扱うパーカータイプのラッシュガード。UVカットはもちろん、素材にこだわることで吸水速:乾も実現させています。

さらに軽量かつコンパクトな製品なので、手に持って運ぶ際にも便利なモデルです。耐塩素など耐久性の面でも優れているため、幅広いシーンで愛用できるでしょう。

8. 曇り止め

水中世界でクリアな視界を確保するために、マスクのレンズ部分に塗布するアイテムです。曇り止めには大きく以下の3つの種類があり、種類ごとに特徴が異なります。

  • 液体タイプ:指でレンズ全体にのばして使用する、リーズナブルなタイプの曇り止め。
  • スプレータイプ広い範囲に塗布できるため、レンズの面積が大きい一眼タイプのマスクに適している曇り止め
  • ジェルタイプ:液体タイプと同じく、レンズ全体にのばして使用するタイプ。ほかの種類に比べると、効果が長持ちする特徴を持っています。

どの種類を選んでも問題はありませんが、使用するマスクとの組み合わせを考えながら、使いやすいものを選ぶようにしましょう。

おすすめの曇り止め

曇り止めとレンズクリーナーの効能がひとつになっているシードロップの製品。使い方はかんたんで、レンズの内側と外側に液体を2滴ほどたらして均一に伸ばし、その後すすぎ洗いをするだけです。

すると、シュノーケリングマスクの内側だけでなく、外側も綺麗な状態に保たれるため、水中でもクリアな視界を長時間保つことができます

シュノーケリングマスク以外にもゴーグル・サングラス・フェイスマスクといったアイテムにも併用して使用できるのもうれしいポイントです。

シュノーケリングマスクの曇り止めについては、下記の記事からさらに詳しく解説しています。こちらもぜひ参考にしてください。

シュノーケリングマスクの曇り止め!おすすめアイテムと対処法を紹介

9. マスクストラップカバー

基本的にはウェットスーツ生地でつくられている、マスクのストラップ部分を覆うためのカバー。ストラップが髪に絡まることを防いでくれるので、髪の毛が長い女性の方におすすめのアイテムです。

また、マスクストラップカバーは目につきやすい後頭部に装着するため、デザインにこだわることでファッション性も楽しめます。

おすすめのマスクストラップカバー

マスクのストラップ部分に装着することで、マスクの着脱も楽にしてくれる老舗ブランド「GULL」のカバー。カバーの仕様は、マジックテープタイプではなく伸び縮みするバンドタイプで着脱できるため、髪の毛が絡んでしまう心配はほとんどありません。

また、全6色のデザインが用意されているので、ほかのアイテムとの組み合わせも考えながら、ファッション性にもこだわれます。リバーシブルにもなっているので、その時の気分に合わせて使い分けられるのもうれしいポイントです。

10. メッシュバッグ

シュノーケリングはさまざまな道具が必要なアクティビティであり、ときには濡れたままの道具を多く持ち運ぶことも。そこで役立つ道具が、網状のバッグである「メッシュバッグ」です。

濡れても問題がない素材でつくられており、さらに大きなタイプであれば家族分の道具を持ち運べるので、とくに荷物が多いシーンでは重宝するアイテムでしょう。もちろん、シュノーケリング以外のマリンアクティビティでも大活躍します。

おすすめのメッシュバッグ

最大で「70cm×35cm×40cm」の大容量になる、人気ブランド「Hele i Waho」が取り扱うナイロン製のメッシュバッグ。1人分の荷物であればシュノーケリングの3点セットに加えて、マリンシューズやその他小物も収納できます。

シンプルなデザインではありますが、肩紐の調整が自在にできるため、男女兼用で使用することが可能です。収納性に加えて機能性もあるメッシュバッグのため、シュノーケリング以外の使用用途も十分に広がります。

シュノーケリングの道具はどこで購入するべき?

これまでシュノーケリングの道具について紹介してきましたが、実際にどこで買い揃えたらいいのでしょうか?シュノーケリングの道具を購入する方法は、おもに以下の4つがあります。

  1. 大型量販店で購入する
  2. ダイビングショップで購入する
  3. ネットショップで購入する
  4. フリマアプリで購入する

購入する場所によって、それぞれメリット・デメリットがあります。特徴を理解して、自分に合った方法で道具を揃えましょう。

大型量販店で購入する

シュノーケリングセットは、一番身近な方法だとホームセンターやスポーツ用品店といった大型量販店で購入ができます。

大型量販店のメリットは、現物を比較しながら商品を購入できる点です。さまざまなメーカーの商品を試着しながら、自分に合った道具を揃えることができます。

また、金額が安いというメリットもあります。定価から「○○%OFF」といったバーゲンセールを定期的に実施しているので、ネットやSNSからお店のセール情報を確認してみてください。

デメリットは、器材のセットの仕方や手入れの方法といった専門的なアドバイスをしてくれるスタッフが少ないという点です。そのため、この商品で本当に良かったのかと不安になることがあります。

大型量販店に行く際には、事前に買いたい商品の情報をネットや専門のダイビングショップの人から確認しておくと安心でしょう。

ダイビングショップで購入する

「自分に合った道具を選べなくて不安…」という方は、ダイビングショップがおすすめです。

ダイビングショップでは、経験豊富なスタッフから、自分に合ったおすすめの商品を紹介してくれるので、購入時の不安が少ないという点です。おすすめの道具から手入れの方法まで詳しく教えてくれるので、聞きたいことはしっかりと確認しておきましょう。

またダイビングショップによっては器材を購入すると、ダイビングやシュノーケリングのツアー料金が安くなる場合もあります。

デメリットは、定価で器材を販売するダイビングショップがほとんどのため、金額が高くなってしまう点です。また、特定のメーカーの商品しか取り扱っていない場合があるため、器材の比較がしづらいこともあります。

ダイビングショップで購入する前には、大型量販店やネットの情報からほかの商品も比較検討してみるのをおすすめします。

ネットショップで購入する

ネットショップのメリットは、なんといっても「品数の多さ」です。無名のものからブランドものまで幅広く商品を選べるため、予算に合わせて商品を選ぶことができます。

また直接お店に行かずに購入できるので、時間や労力がかからない「手軽さ」もメリットの一つです。ネットで検索しながら、さまざまなメーカーの商品を比較検討して、クリック一つで購入できるのはとても便利ですよね。

デメリットは、あくまでネット上の情報となるため信頼性が欠けてしまうかもしれないという点です。

ネット上に掲載されている商品の特徴やレビューが、本当に正しいものかどうかは実際に使ってみないとわかりません。ネット購入だと、現物を実際に確認できないというのは不安になってしまいます。

そのため、ネットで購入するときには、事前に大型量販店やダイビングショップに行って現物を確認してみるのが賢い買い方だと言えるでしょう。

フリマアプリで購入する

ネットで購入する手段の中でも、最近人気を集めているのがフリマアプリ。フリマアプリとは、ネット上のフリーマーケットのことで、「メルカリ(mercari)」や「ラクマ(楽天)」といったサービスが代表的です。もちろん、シュノーケリングの道具も購入できます。

フリマアプリのメリットは、ほとんどの出品物が中古品のため、これまで紹介したどの方法よりも安価で購入できるという点です。ただし、掲載している商品状態のチェックは必須。出品者の評価や商品の写真をしっかり確認して、購入したあとに後悔することがないようにしておきましょう。

またフリマアプリは、欠品となっているモデルや廃盤となってしまったモデルといった「宝物」に遭遇するチャンスがあるのもうれしいポイント。商品の掲載情報は頻度高くアップデートされるので、随時チェックしてみるのをおすすめします。

デメリットは、商品状態の不確かさに加えて、基本的に返品できないという点です。そのため、購入したい商品が見つかった際には、事前にショップで試着をしてフィット感を確認しておくのをおすすめします。

これらの点から、フリマアプリはお得な価格でシュノーケリング道具を購入したい方にぴったりだといえます。

初心者でも安全にシュノーケリングを楽しむための3ステップ

シュノーケリングの道具を揃えたら、いざ海で使ってみたいところですが、その前に確認しておきたいことがあります。マリンスポーツには危険が付きものなため、「道具の正しい扱い方」や「基本的な泳ぎ方」をチェックしておく必要があります。さらに、「熟練した経験者によるガイド」も必要となるでしょう。

ここでは、初心者の方でも安全にシュノーケリングを楽しむためのポイントを3つに分けて紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

【ステップ1】シュノーケルマスクの正しい扱い方を確認する

シュノーケリングを快適に楽しみたいなら、シュノーケルマスクの正しい扱い方をマスターしておくことは必須です。

なぜなら正しく扱わないと、シュノーケリング中にマスクの内側が結露によって曇ってしまい、視界が遮られてしまうことがあるからです。また、マスクの装着の仕方が間違っていると、マスクの中に水が入ってしまうこともあります。

これらを防ぐためには、以下の点がポイントとなります。

  • マスクが曇った時は、「マスククリア」を実践する口から息を吸って鼻からゆっくりと吐いていく動作のこと。この動作を数回繰り返すことで、マスクの曇りを解消することができます。
  • マスクストラップは後頭部の上、つむじのすぐ下あたりを意識して装着する:ゴムバンドの位置が下過ぎる、もしくは耳が折れる位置に装着すると、シュノーケリング中にゴムバンドがずるずると下がってしまい水が侵入する要因となります。しっかりと頭の上部に装着することで、鏡を見ながら適切な位置を調整しましょう。
  • マスクストラップは少し緩めにサイズ調整するストラップのサイズが緩すぎたり、きつすぎたりすると、マスクの中に水が入ってしまいます。水中では水圧がかかるのを見越して、マスクストラップを絶妙な締め具合に調整しておくことで水の侵入を防ぐことができます。
  • マスクに髪の毛が入らないように装着するマスクと顔の間に髪の毛が挟まったまま水中に入ると、マスクと顔の間にできた隙間から水が入ってきてしまうため注意が必要です。

マスクの中に水がたまると、視界が狭まったり鼻に水が入ってパニックに陥る可能性があり、とても危険です。ここで紹介したマスクの正しい扱い方を確認しながら、安全で快適なシュノーケリングを楽しんでくださいね。

【ステップ2】シュノーケリングの呼吸方法と泳ぎ方を確認する

マスククリアの説明の際に触れたとおり、シュノーケリングでは、口から息を吸って口から吐く「口呼吸」が基本となります。

しかし、初心者だと、ついつい陸と同じように鼻呼吸をしてしまいがちです。もし水中で鼻呼吸をしてしまうと、空気がたまってマスクの装着位置がズレてしまうため、マスクの中に水が侵入しまうので危険です。

その点、口呼吸が不安な方は、水中に入る前に鼻を手でつまんで口呼吸をする練習をしておきましょう

また、シュノーケリングで海の中を泳ぐ際には、体全体の力を抜いて水面に浮くように「リラックスする」ことがポイントです。体が緊張して固くなると、フィンに上手く力が伝わらず、足がつってしまう危険性があります。

それでもうまく浮くことができない場合は、シュノーケリングベストを装着して水面の浮力をしっかり確保するようにしましょう。

【ステップ3】シュノーケリングツアーに申し込む

シュノーケリングは、泳ぎに慣れていない方でも楽しみやすいマリンスポーツですが、経験者や熟練者が近くにいない場合、もしものことを考えると不安になります。

そこでシュノーケリング初心者には、安全性の確保に加えて、シュノーケリングを最大限満喫するためにもツアーに参加するのをおすすめします。

ツアーでは、インストラクターが、シュノーケリングの基本ルール・泳ぎ方から水中生物の観察の仕方まで、しっかり教えてくれます。また、ツアーは基本的にインストラクター1人につき5〜6人の小人数制のものが多く、インストラクターの目がしっかり行き届くようになっているので安心です。

シュノーケリングツアーは、日本国内はもちろん海外でも初心者が楽しめるシュノーケリングスポットが点在しており、各地で開催されています。ぜひ機会を見つけて、申し込みを検討してみるのはいかがでしょうか。

魅力がいっぱい!国内外で満喫できるシュノーケリングスポット

シュノーケリングの道具も一通り揃い、シュノーケリングの楽しみ方もある程度理解できたら、いよいよ本番です。実際に、シュノーケリングの魅力を最大限引き出してくれるスポットへ足を運んでみましょう。

ここでは、シュノーケリングを満喫できる国内外の代表的なスポットを紹介します。それぞれのスポットでは、シュノーケリングツアーが開催されているため、ぜひ自分に合ったスポットを見つけながら、旅行計画の参考にしてください。

1. 全国各地から訪れやすい代表スポット「伊豆」

静岡県三島市から南に伸びる伊豆半島は、日本のマリンアクティビティを代表するスポットです。東京から車で約2時間で行けるアクセスの良い距離にあるため、年中多くの人が訪れています。

おすすめのスポットは、小さな子連れのご家族で楽しめる海水浴場が点在する「伊東」や、熱海から定期高速船に乗って約30分ほどで到着する「初島」です。

伊豆半島では、南の島から黒潮に乗ってやってきた、色鮮やかな海洋生物を鑑賞でき、季節によって魚の特色が変化するため、いつ訪れても飽きることはありません。初心者から上級者まで、思う存分シュノーケリングを楽しむことができるでしょう。

  • ベストシーズン:黒潮が接近する暖流の9月~10月頃がおすすめ
  • ツアー料金の目安:約6千円~1.6万円(日帰り)

2. 南国気分を味わいながら水中世界を満喫できる「沖縄」

日本の最西部に位置する「沖縄」は、日本国内から気軽に南国気分を味わえるスポットとして、人気を集めている観光地の一つです。

沖縄でも人気のあるスポットといえば、マンタが数多く出現することで有名な「石垣島」です。「マンタシュノーケリングの聖地」とも呼ばれており、3月〜11月頃までの長い期間に、マンタを鑑賞するツアーが催行されています。

また、真っ青で透明度の高い海が一面に広がる「慶良間諸島」も有名で、毎年冬のシーズンには、ザトウクジラを観察する「ホエールウォッチング」が実施されます。

沖縄の気候は、1年を通して海水温が20℃を下回らない暖かい気候のため、年間を通してシュノーケリングを楽しめます。しかし、外気温が寒くなる冬の季節は、海で泳ぐ環境とは言えないため、ベストシーズンは4月〜11月頃となっています。旅行計画をする際には、十分注意をしてください。

  • ベストシーズン:外気温が寒くない4月~11月頃がおすすめ
  • ツアー料金の目安:約3~4.25万円(3~4日間)

3. 世界トップクラスの透明な海を体験できる「パラオ」

日本から約3,000km離れた場所に位置する南の島「パラオ」。日本との時差もなく、フライトも直行便であれば約4.5時間で行けるため、日本人が気軽に訪れやすいリゾート地として人気を集めています。

パラオの魅力はなんといっても、世界トップクラスの透明度を誇る海です。世界遺産に登録されている「ロックアイランド」をはじめ、乳白色の海が幻想的な「ミルキーウェイ」、無数のクラゲと一緒に泳ぐ体験ができる「ジェリーフィッシュレイク」といったスポットが有名です。

パラオには1,400種類以上の魚が生息するとされており、珊瑚の種類も非常に多いため、シュノーケリングでは、まさに圧巻な水中世界を目にできるでしょう。

また、パラオの各スポットでは、数多くの日本人向けのツアーが催行されており、日本人スタッフが運営する会社があるのもうれしいポイント。初めての海外旅行者でも安心して利用することができます。

  • ベストシーズン:乾季で天候が落ち着きやすい12月~6月頃
  • ツアー料金の目安:約13~30万円(4~5日間)

このほかにも国内外の魅力的なシュノーケリングスポットはまだまだあります。下記の記事では、各スポットの魅力をはじめ、アクセス方法やベストシーズンも一緒に紹介していいるので、ぜひこちらも参考にしてみてください。

国内・海外のおすすめシュノーケリングスポット12選|魅力やベストシーズン

レンタルも上手に活用しながら、万全の準備を整えよう

今回ご紹介したように、安全・快適にシュノーケリングを楽しむにはさまざまな道具が必要です。ただし、必須となる道具はシーンによって多少異なるため、実際に楽しむシーンをイメージしながら、用意するべきアイテムを慎重に見極めましょう。

また、なかには3点セットやシュノーケリングベストのように、現地でレンタルできる道具もいくつかあります。レンタルを上手に活用すれば、全ての道具を自前でそろえる必要はありません。

参加するツアーやショップの情報も調べながら、シュノーケリングを存分に楽しむための準備をしっかりと整えていきましょう。

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