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初心者のためのカヤックガイド|必要な道具や国内外のおすすめスポットをご紹介!

初心者のためのカヤックガイド|必要な道具や国内外のおすすめスポットをご紹介!

カヤックは、全身を使いパドルを漕ぐことによって、船を進めていくアクティビティです。普段いくことのできない場所で景色を味わうことや、激流の中で圧倒的なスリルと興奮を楽しむことができます。

今回は、カヤックを始めてみたい初心者に向けて、そもそもカヤックとは何か?といった基礎知識から、おすすめしたいカヤックスポットをご紹介します。

カヤックとは?

カヤックとは、パドルで水を漕ぐことによって船体を進める「カヌー」の1種を指します。カヌーには大きく分けて、「カヤック」と「カナディアンカヌー」と呼ばれるものがありますが、両者には使用するパドルや船体に違いがあります。

カヤックは、船体が密閉された「クローズドデッキ」と呼ばれる小舟を使用し、握る棒(シャフト)の両端に水かきが付いた「ダブルブレードパドル」で漕ぐのが一般的です。

一方のカナディアンカヌーは、船体が開放的な「オープンデッキ」と呼ばれる小舟を使用し、握る棒の片側のみに水かきが付いた「シングルブレードパドル」で漕ぐのが一般的です。

カヤックは船体が細く、機動性が高いので川や海のスポーツとして楽しまれています。カナディアンカヌーは、水面が穏やかな湖畔で、ゆっくりと漕ぎながら景色を見る目的で楽しまれる方が多くなっています。

初心者はカヤック体験ツアーから始めよう!

テレビや雑誌・SNSなどでカヤックの映像を見て、自分も始めて見たい!と考えている人も多いのではないでしょうか?

実は、一口にカヤックといっても、フィールド(どの環境でやるか)によって魅力や難易度が異なります。

  • シーカヤック:海で行うカヤックのこと。海を泳ぐ魚を間近に楽しめる他、洞窟や岩場といった普段見ることのできない景色を味わえます。ただし、場所によっては波や潮流の影響を強く受けます。
  • リバーカヤック:川で行うカヤックのこと。強い流れの中でカヤックをうまく操作する必要がありますが、独特のスリル感や達成感を味わえます。
  • ファンカヤック(レイクカヤック):湖で行うカヤックのこと。流れが穏やかなので周囲の景色を楽しみながら、船を漕ぐことができます。比較的簡単なので、初心者におすすめ。フィッシングを楽しむ方も多くなっています。

「海」「川」「湖」で、それぞれカヤックの楽しみ方は違うのですが、いずれにしても船を漕ぐパドルの扱い方や、バランスを取るための体重移動の仕方、万が一転覆したときの対処法などを事前に学んでおく必要があります。

初心者の方は、専門のガイドさんからレッスンを受けることができるカヤック体験ツアーに参加すると良いでしょう。カヤックの操作はもちろんのこと、ツアー中に出会う生き物の名前や植物の名前を教えてもらうこともできますよ!

カヤックの種類を知ろう

カヤックには、船体の形状や機能によっていくつか種類が存在します。それぞれのタイプで楽しみ方が異なりますので、「自分がどのように楽しみたいか」をイメージしながら選んでいくと良いでしょう。

インフレータブルカヤック

専用のポンプで空気を入れることによって、膨らまして使用するタイプです。使用していないときは空気を抜いてコンパクトにできるので、持ち運びや収納が簡単。価格も他のタイプよりお手頃なので、初心者におすすめです。

船体に空気が入っているので、カヤックが安定しやすいのがポイント。ただし、耐久性が高くなく衝撃に弱いので、流れが穏やかな湖や波の影響を受けない海(湾内)での使用が一般的です。

 

リバーカヤック

引用元:モンベル | オンラインショップ | マグナム 72

リバーカヤックは、流れの速い川で使用するために設計されたタイプです。激流下りなどアクティビティ性の高いシーンで使われますが、操作が難しいことから中〜上級者向けの種類と言えるでしょう。

川岸や岩にぶつかっても壊れないように、船体が強度の高いポリエチレンで作られているものが一般的。操作性を高めるために、全長が短くなっています。激流の中で、スリルや興奮を味わい方におすすめのタイプです。

シットオントップ


引用元:モンベル | オンラインショップ | ペスカドールプロ 12.0

シットオントップは、船体の上に座るタイプのカヤックで、他のタイプと大きく異なります。流れのない湖で、フィッシング目的に使用されることが多くなっています。

そのため、船体が広く取られており、釣り具やクーラーボックスの積載が可能です。カヤックを楽しみにながら、釣りをしたい方におすすめのタイプです。

カヤックに必要な道具や装備

カヤックには、最低限「カヤック(船体)」「パドル」「ライフジャケット」「ヘルメット」の4つのアイテムが必要です。特にカヤックは転覆ありきのアクティビティですので、ライフジャケットの装着は必須です。

これらのアイテムは体験ツアーであれば、いずれも無料でレンタル(ツアー代金込)することができますが、個人で楽しみたい場合には、自分で用意する必要があります。

  • カヤック:50,000〜200,000円
  • パドル:5,000〜20,000円
  • ライフジャケット:5,000〜30,000円
  • ヘルメット:2,000円〜10,000円

各アイテムの相場は、上記のようになっています。性能が高くなればなるほど、価格は上がる傾向にあります。

あると便利なアイテム

カヤックは、基本的に水に濡れるものだと認識しておいてください。水をかぶると、体温を奪われ、体感温度が下がります。濡れても大丈夫なように、ライフジャケットの下にはレインウェアを着用しましょう。

水着でカヤックを行う場合もありますが、肌を露出すると万が一カヤックが転覆した時に、岩場や川底に触れて怪我をする恐れがありますので、避けた方が良いでしょう。

その他、スマホや財布などを水から守る防水リュックもしくは防水カバー、日焼けを防ぐためのサングラスや日焼け止めを忘れずに用意してください。

  • 防水リュック
  • レインウェア
  • サングラス
  • 日焼け止め
  • 帽子
  • タオル
  • 濡れても良い靴

カヤックに必要な準備まとめ|安全・快適に楽しむ服装や持ち物まで

国内のおすすめカヤックスポット

国内では全国各地にカヤックを楽しめるスポットが点在しています。その中でも、初心者におすすめな代表的スポットをご紹介していきます。

沖縄(石垣島)|マングローブの密林や圧倒的なロケーションを楽しめる

沖縄本島から飛行機で約1時間のところに位置する石垣島。マングローブに囲まれた穏やかな川から湾内までをカヤックで散策できます。

本島では決して見ることのできない珍しい生き物や植物を楽しむことができ、透明度抜群の海も魅力的です。また、夕方から開始するナイトカヤックでは海に沈みゆくサンセットや満点の星空を体験することができますよ!

1年を通して気温が高いので、通年でカヤックを楽しむことができます。

【基本情報】

  • エリア:沖縄県石垣市
  • 時期の目安:通年
  • ツアー料金の目安:5,000円〜10,000円
  • 都心からのアクセス時間:羽田空港からは約3時間、成田空港からは約4時間

埼玉県(長瀞)|都心からのアクセス抜群!激流の中の川下り体験も

埼玉県の北東部に位置する長瀞は、関東近辺では随所のカヤックスポットです。いわゆる「川下り」と呼ばれ、激流の中をパドル操作や体重移動でカヤックをうまくコントロールする必要があります。

また場所によっては、流れが穏やかな箇所もあり、子供連れや初心者でも楽しむことができます。近くに温泉施設もあるので、カヤックで疲れた体をすぐに癒せるのも嬉しいポイント。

都心からのアクセスが抜群なので、初めてのカヤック体験にうってつけのスポットです。

【基本情報】

  • エリア:埼玉県秩父郡長瀞町
  • 時期の目安:通年
  • ツアー料金の目安:5,000円〜7,000円
  • 都心からのアクセス時間:電車で1時間30分〜2時間、車で約1時間30分

北海道(洞爺湖)|北海道の大自然をゆっくりと堪能できる

日本百景にも数えられる北海道洞爺湖。ここでは穏やかな湖上をゆっくりと漕いで、大自然を堪能できます。操作が簡単なカナディアンカヌーを用いるツアーが多いので、のんびりと周りの景色を楽しみたい方におすすめです。

湖畔でティータイムが楽しめるツアーや船体が透明なクリアカヌーに乗ることができるツアーなど、様々なプランが用意されています。

【基本情報】

  • エリア:北海道虻田郡洞爺湖町
  • 時期の目安:4月~10月頃(夏季限定のプランあり)
  • ツアー料金の目安:4,000円~6,000円
  • 都心からのアクセス時間:成田空港から新千歳空港まで約2時間、新千歳空港からは車で約1時間20分

海外のおすすめカヤックスポット

カヤックを体験できるのは、決して国内だけではありません。海外では日本では味わえない絶景の中、カヤック体験ができるツアーがあります。

パラオ|シーカヤックで一生忘れられない景色を

日本の南、およそ3,000kmに位置するパラオは、透明度抜群の海でのシュノーケリングや世界遺産に登録されている「ロックアイランド」の観光を楽しむことができる国です。

パラオでは、カヤックのスポットが多数あり、様々なツアーが用意されています。中でも、青の洞窟と呼ばれるスポットをシーカヤックで散策ツアーは魅力的。天候や潮の満ち引きによって、海の濃淡がコバルトブルーやエメラルドグリーンに変化し、その瞬間でしか味わえない貴重な経験になること間違いなし。

なお、パラオではサンゴ礁の破壊を防ぐために、有害な成分を含む日焼け止めの持ち込みが禁止されています。持ち込みに注意をすると共に、肌をしっかりと守るための対策が必要なことを覚えておきましょう。

【基本情報】

  • エリア:ミクロネシア(日本の南、約3,000km)
  • 時期の目安:通年(ベストシーズンは乾季にあたる12月~6月頃)
  • ツアー料金の目安:6,000円~12,000円
  • 都心からのアクセス時間:成田空港から経由便で約8時間~10時間(一部、チャーター便による直行便あり)

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ハワイ|ウミガメを間近に見ることができるプランも

日本人にはお馴染みのリゾート地であるハワイでも、カヤック体験が可能です。海外では珍しく日本人ガイドが多いのが特徴で、初心者の方でも丁寧にレッスンを受けることができます。

ツアープランも豊富で、シュノーケリングと一緒になっているプランやウミガメを間近で見ることができるプランなど、好みに合わせて選ぶことが可能です。ビーチ観光やショッピングだけでなく新しいハワイの楽しみ方を探している方にぜひおすすめです。

【基本情報】

  • エリア:太平洋(日本の東、約6,500km)
  • 時期の目安:通年(ベストシーズンは乾季にあたる5月~10月頃)
  • ツアー料金の目安:10,000円~15,000円
  • 都心からのアクセス時間:成田空港から直行便で約7時間30分~8時間

カヤックが体験できる世界の魅力スポット!初心者や子どもでも大自然を満喫

おすすめスポットでカヤックでしか味わえない水上の景色を楽しもう!

カヤックはきちんとしたレッスンを受ければ、安全に楽しむことができるアクティビティです。水上という普段はなかなか行くことのできない場所から、周りの景色を楽しむのは格別な経験になるでしょう。

正しい知識や十分な装備を身につけて、おすすめのカヤックスポットへ出かけましょう。今まで味わったことのない至福の瞬間がきっと待ち受けています。