


水中ドローンで釣りをする方法まとめ|...

カヤックは、全身を使いパドルを漕ぐことによって、船を進めていくアクティビティです。普段いくことのできない場所で景色を味わうことや、激流の中で圧倒的なスリルと興奮を楽しむことができます。
今回は、カヤックを始めてみたい初心者に向けて、そもそもカヤックとは何か?といった基礎知識から、おすすめしたいカヤックスポットをご紹介します。
カヤックとは、パドルで水を漕ぐことによって船体を進める「カヌー」の1種を指します。カヌーには大きく分けて、「カヤック」と「カナディアンカヌー」と呼ばれるものがありますが、両者には使用するパドルや船体に違いがあります。
カヤックは、船体が密閉された「クローズドデッキ」と呼ばれる小舟を使用し、握る棒(シャフト)の両端に水かきが付いた「ダブルブレードパドル」で漕ぐのが一般的です。
一方のカナディアンカヌーは、船体が開放的な「オープンデッキ」と呼ばれる小舟を使用し、握る棒の片側のみに水かきが付いた「シングルブレードパドル」で漕ぐのが一般的です。
カヤックは船体が細く、機動性が高いので川や海のスポーツとして楽しまれています。カナディアンカヌーは、水面が穏やかな湖畔で、ゆっくりと漕ぎながら景色を見る目的で楽しまれる方が多くなっています。
テレビや雑誌・SNSなどでカヤックの映像を見て、自分も始めて見たい!と考えている人も多いのではないでしょうか?
実は、一口にカヤックといっても、フィールド(どの環境でやるか)によって魅力や難易度が異なります。
「海」「川」「湖」で、それぞれカヤックの楽しみ方は違うのですが、いずれにしても船を漕ぐパドルの扱い方や、バランスを取るための体重移動の仕方、万が一転覆したときの対処法などを事前に学んでおく必要があります。
初心者の方は、専門のガイドさんからレッスンを受けることができるカヤック体験ツアーに参加すると良いでしょう。カヤックの操作はもちろんのこと、ツアー中に出会う生き物の名前や植物の名前を教えてもらうこともできますよ!
カヤックには、船体の形状や機能によっていくつか種類が存在します。それぞれのタイプで楽しみ方が異なりますので、「自分がどのように楽しみたいか」をイメージしながら選んでいくと良いでしょう。
専用のポンプで空気を入れることによって、膨らまして使用するタイプです。使用していないときは空気を抜いてコンパクトにできるので、持ち運びや収納が簡単。価格も他のタイプよりお手頃なので、初心者におすすめです。
船体に空気が入っているので、カヤックが安定しやすいのがポイント。ただし、耐久性が高くなく衝撃に弱いので、流れが穏やかな湖や波の影響を受けない海(湾内)での使用が一般的です。
川岸や岩にぶつかっても壊れないように、船体が強度の高いポリエチレンで作られているものが一般的。操作性を高めるために、全長が短くなっています。激流の中で、スリルや興奮を味わい方におすすめのタイプです。
そのため、船体が広く取られており、釣り具やクーラーボックスの積載が可能です。カヤックを楽しみにながら、釣りをしたい方におすすめのタイプです。
カヤックには、最低限「カヤック(船体)」「パドル」「ライフジャケット」「ヘルメット」の4つのアイテムが必要です。特にカヤックは転覆ありきのアクティビティですので、ライフジャケットの装着は必須です。
これらのアイテムは体験ツアーであれば、いずれも無料でレンタル(ツアー代金込)することができますが、個人で楽しみたい場合には、自分で用意する必要があります。
各アイテムの相場は、上記のようになっています。性能が高くなればなるほど、価格は上がる傾向にあります。
カヤックは、基本的に水に濡れるものだと認識しておいてください。水をかぶると、体温を奪われ、体感温度が下がります。濡れても大丈夫なように、ライフジャケットの下にはレインウェアを着用しましょう。
水着でカヤックを行う場合もありますが、肌を露出すると万が一カヤックが転覆した時に、岩場や川底に触れて怪我をする恐れがありますので、避けた方が良いでしょう。
その他、スマホや財布などを水から守る防水リュックもしくは防水カバー、日焼けを防ぐためのサングラスや日焼け止めを忘れずに用意してください。
国内では全国各地にカヤックを楽しめるスポットが点在しています。その中でも、初心者におすすめな代表的スポットをご紹介していきます。
沖縄本島から飛行機で約1時間のところに位置する石垣島。マングローブに囲まれた穏やかな川から湾内までをカヤックで散策できます。
本島では決して見ることのできない珍しい生き物や植物を楽しむことができ、透明度抜群の海も魅力的です。また、夕方から開始するナイトカヤックでは海に沈みゆくサンセットや満点の星空を体験することができますよ!
1年を通して気温が高いので、通年でカヤックを楽しむことができます。
【基本情報】
埼玉県の北東部に位置する長瀞は、関東近辺では随所のカヤックスポットです。いわゆる「川下り」と呼ばれ、激流の中をパドル操作や体重移動でカヤックをうまくコントロールする必要があります。
また場所によっては、流れが穏やかな箇所もあり、子供連れや初心者でも楽しむことができます。近くに温泉施設もあるので、カヤックで疲れた体をすぐに癒せるのも嬉しいポイント。
都心からのアクセスが抜群なので、初めてのカヤック体験にうってつけのスポットです。
【基本情報】
日本百景にも数えられる北海道洞爺湖。ここでは穏やかな湖上をゆっくりと漕いで、大自然を堪能できます。操作が簡単なカナディアンカヌーを用いるツアーが多いので、のんびりと周りの景色を楽しみたい方におすすめです。
湖畔でティータイムが楽しめるツアーや船体が透明なクリアカヌーに乗ることができるツアーなど、様々なプランが用意されています。
【基本情報】
カヤックを体験できるのは、決して国内だけではありません。海外では日本では味わえない絶景の中、カヤック体験ができるツアーがあります。
日本の南、およそ3,000kmに位置するパラオは、透明度抜群の海でのシュノーケリングや世界遺産に登録されている「ロックアイランド」の観光を楽しむことができる国です。
パラオでは、カヤックのスポットが多数あり、様々なツアーが用意されています。中でも、青の洞窟と呼ばれるスポットをシーカヤックで散策ツアーは魅力的。天候や潮の満ち引きによって、海の濃淡がコバルトブルーやエメラルドグリーンに変化し、その瞬間でしか味わえない貴重な経験になること間違いなし。
なお、パラオではサンゴ礁の破壊を防ぐために、有害な成分を含む日焼け止めの持ち込みが禁止されています。持ち込みに注意をすると共に、肌をしっかりと守るための対策が必要なことを覚えておきましょう。
【基本情報】
日本人にはお馴染みのリゾート地であるハワイでも、カヤック体験が可能です。海外では珍しく日本人ガイドが多いのが特徴で、初心者の方でも丁寧にレッスンを受けることができます。
ツアープランも豊富で、シュノーケリングと一緒になっているプランやウミガメを間近で見ることができるプランなど、好みに合わせて選ぶことが可能です。ビーチ観光やショッピングだけでなく新しいハワイの楽しみ方を探している方にぜひおすすめです。
【基本情報】
カヤックはきちんとしたレッスンを受ければ、安全に楽しむことができるアクティビティです。水上という普段はなかなか行くことのできない場所から、周りの景色を楽しむのは格別な経験になるでしょう。
正しい知識や十分な装備を身につけて、おすすめのカヤックスポットへ出かけましょう。今まで味わったことのない至福の瞬間がきっと待ち受けています。
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