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サーフィンの始め方入門|初心者が知っておきたいマナーと道具を解説

サーフィンの始め方入門|初心者が知っておきたいマナーと道具を解説

サーフィンを始めようと思っても、周りにサーファーがいないと、どうやって始めたら良いのか、見当もつきませんよね。

結論から述べると、サーフィンは、未経験者でも始めることができます。

この記事では、サーフィンの始め方、知っておきたい注意事項、必要な道具、初期費用などを分かりやすく解説します。

また、スクールの体験、料金相場についても説明しているので、サーフィンに挑戦したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

安心・安全にサーフィンを始める2つの方法

サーフィンの始め方は、主に2つあります。

  • 知人のサーファーから学ぶ
  • サーフィンスクールで学ぶ

サーフィンは、波や天候をよむスキルが必要なので、自己流はおすすめできません。波をよむのは難しいため、初心者判断は大変危険です。

また、サーフィンにはルールやマナーがあるので、経験者から教えてもらう必要があります。頼れるサーファーがいない方は、スクールの体験サーフィンからスタートするのがおすすめです。

世界のサーフィンスポットの一つとして知られているパラオでは、初心者でも安心して参加できる体験レッスン(サーフィン体験 少人数制&日本語で教えるから安心!<午前/送迎付>)もあります。ぜひご検討ください。

サーフィンを始める前に知っておきたい注意点3つ

ここでは、サーフィンを始める前に知っておきたい注意点をまとめています。

1.サーフィンができない海もある

日本の海は、場所によってサーフィンを禁止行為としていることがあるので注意しましょう。

特に夏は、各海岸で海水浴エリア規制が行われます。海水浴場として使われる期間中、指定時間内のサーフィンは禁止となります。

  • 期間の目安:7月1日〜8月31日
  • 時間帯の目安:午前9:00〜午後5:00

海岸によって、期間や指定時間が異なるので、海に行く前に確認しておきましょう。

また、海水浴エリア規制がないポイントもありますが、遊泳者と接触しないよう注意が必要です。

2.初心者一人で海に行かない

サーフィンには、ルールやマナーがあります。

  • 一つの波に一人
  • 集団で海に入らない
  • ローカル優先(地元のサーファー)
  • ゴミを捨てない
  • 挨拶をする

違反すると、揉め事の原因になったり、接触事故に繋がったりするので注意しましょう。

それだけでなく、サーフィンには、天候や波をよむスキルが必要です。命に関わるので、初心者一人で海に行くのは控えましょう。

3.サーフィンは根気がいるスポーツ

サーフィンは、年齢や性別関係なく、誰でも気軽に始めることができます。

しかしサーフィンは、1日で乗りこなせるものではないので、根気が必要です。たとえ運動神経に自信のある男性であっても、同じことが言えます。

まず、初心者は「サーフボードに立つ」練習から始まります。上手に立つだけでも、習得に時間がかかるので、何度も海に通わなければなりません。

今すぐ海を楽しめる趣味が欲しい方は、サーフィンではなくシュノーケリングなどのアクティビティがおすすめです。

初心者でもシュノーケリングを楽しむために知っておきたいこと!必要な道具や注意点を解説

スクールでサーフィンを習うメリット5つ

サーフィンを教えてくれる知人がいない方は、スクールに通うことをおすすめします。

ここでは、スクールでサーフィンを習得するメリットを5つ紹介しています。どうやってサーフィンを始めようか、悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.最短で波に乗れる

スクールでは、サーフィンを教えるプロから直接学ぶことができます。レッスンは少人数制なので、みっちり教えてもらえるのが特徴です。そのため、知人サーファーのサポートのもと独学で頑張るよりも短い期間で波に乗ることができます。

サーフィンは、ボードに立つだけでも難しく、途中で挫折してしまう方が多いのが現実です。その点、スクールはインストラクターが助けてくれるので、モチベーション維持にも繋がります。

また、サーフィンの基礎技術だけでなく、波や天候のよみ方など必要な知識はすべて教えてくれます。スクールは、短時間で一人前のサーファーになりたい方におすすめです。

2.一人でもサーフィンを始められる

初心者が一人でサーフィンを始めようとするのは非現実的です。しかし、スクールに通えば、一人でサーフィンライフをスタートすることができます。

スクールは、自分でサーフボードやウェットスーツを準備する必要がないので、一人でサーフィンを始めやすい環境が整っています。一人でスクールに参加していいのか不安に思う方も多いですが、お一人様大歓迎のスクールはたくさんあるので安心してください。

友達同士で通うのは、予定を合わせるのが大変なので、結局一人で通っているという方も少なくありません。実際に、ほとんどのスクールは、受講生の半分以上が「一人参加」です。

また、女性専用のスクールもあるので、女性一人でもサーフィンにチャレンジできます。

3.体験サーフィンは季節を問わず参加できる

スクールの体験サーフィンは、年間を通して開催されているので、季節を問わずいつでもサーフィンを始めることができます。

サーフィンは、夏のイメージがあるかもしれませんが、冬も体験可能です。体験は、1日に2回ほど開催しているスクールが多く、季節によって開催時間が異なります。

  • 夏季:早朝、夕方
  • 冬季:昼前〜昼過ぎ
  • 料金の相場:5,000〜9,000円
  • 所要時間の目安:3〜4時間

夏は、気温が高く快適ですが、海が混雑しているというデメリットがあります。一方、冬は気温が低く防寒が必要ですが、海が空いているのでサーフィンしやすいのがメリットです。

4.必要なものはすべて無料でレンタル可能

スクールでサーフィンをする場合、ウェットスーツやサーフボードなど、必要なものはすべてレンタルできます。レンタル代は、レッスン料金に含まれていることが多いので、追加で支払う必要はありません。

ただ、ウェットスーツの下に着る水着などはレンタルできないので、持参するようにしましょう。

  • 水着
  • 濡れても良い服
  • タオル
  • サンダル
  • 飲み物
  • 日焼け止め
  • ビニール袋
  • 洗顔フォーム
  • 化粧水など

また、スクールによりますが、受講生は無料で更衣室や温水シャワーを使うことができます。

5.同じレベルのサーフィン仲間ができる

サーフィンスクールは、受講者の半分以上が一人での参加です。そのため、他の受講生と仲良くなりやすいというメリットがあります。

同じレベルのサーフィン仲間ができるので、モチベーション維持にも繋がります。スクールを卒業したあとも、一緒に海に行くことができるので心強いですよね。

サーフィン仲間が欲しい方、モチベーションを維持したい方は、スクール受講をおすすめします。

基礎を習得したらサーフィン道具を揃えよう

サーフィンの初期費用は、5〜20万円が相場です。下記に、必要な道具をまとめました。

▼必須の道具

  • サーフボード(ロング,ショート,フィン) :サーフボードの中でも大きく分けて3つ種類があり、レベルや楽しみ方が変わってきます。値段は3万円~15万円。購入方法(中古、新品、オーダーメイド)によって値段が変わってきます。
  • サーフボードケース :サーフボードケースにはハードケース、ソフトケースの2種類があります。ハードケースの方がソフトケースよりも保護力はあがりますが、念のため、ソフトとハードの重ね使いをすると安心でしょう。おすすめの商品はこちら:Funktion サーフボードカバー ロングボード用
  • フィン:フィンの中にも多くの種類があり、それによってスピードやコントロールが変わってきます。サーフショップで購入する場合は、店員さんに聞くことをおすすめします。値段は約5,000円~。
  • リーシュコード:リーシュコードは、ボードと同じ長さのものを選びましょう。また、リーシュコードは身の安全を確保するために重要なものなので、1年に1度買い替えることがおすすめです。値段は約3,000円~。
  • ワックス :サーフボードと自分の体を密着させる効果があり、ベースコートとトップコートの2つを用意する必要があります。値段は約300円~。おすすめの商品はこちら:STICKY BUMPS 5個セット スティッキーバンプス サーフワックス
  • ウェットスーツ:ウェットスーツは、マリンスポーツに欠かせない体温を保護するためのウェアです。季節によって着るものが変わり、タイプによって動きやすさも変わってきます。値段は約1万円~10万円と大幅に変わってきます。

▼あると便利な道具

  • デッキパッド:デッキパッドとは、サーフボードに貼り付けてグリップする力を加えるものです。コントロールが効きやすくなるためおすすめのアイテムです。おすすめの商品はこちら:Funktion デッキパッド
  • ポリタンク:ポリタンクは、シャワー用やサーフボードの手入れ用にあらかじめ準備した水を入れるために使われます。ポイントによってはシャワー設備がない場所も多いため、用意することをおすすめします。おすすめの商品はこちら:ウォッシャブルタンク Nタイプ 10L
  • ポンチョ:シャワー設備が整っていないことから、着替えるスペースなどが無い場合に使えます。また、冬などは体を温めるためにも重要な役割を担っています。おすすめの商品はこちら:GoodsLand 【 4color 】 お着替えポンチョ
  • シリコンバケツ:濡れた衣類などを入れるためのバケツです。シリコンバケツの上でウェットスーツなどを脱ぐことで、砂がついてしまい手入れが難しくなる状況を避けてくれます。おすすめの商品はこちら:TUBTRUGS タブトラッグス L
  • キーロッカー:サーフィンをする際に車の鍵を保管する場所に困ってしまいます。そんなときにキーロッカーがあると安全に車の鍵を保管することができます。値段は約2,000円~です。おすすめの商品はこちら:YKC 防犯グッズ ロックポケット
  • ラッシュガード:ラッシュガードは紫外線対策におすすめです。日差しが強いサーフィンではラッシュガードの着用をするといいでしょう。おすすめの商品はこちら:GRID SURF(グライドサーフ) 全20色柄 メンズ ラッシュガード

また、サーフィンにおすすめのラッシュガードはこちらで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

サーフィンにおすすめのラッシュガード14選!種類や選び方も解説


基本的にレンタルできるので、最初から道具を揃える必要はありません。サーフィンの基礎を習得してから購入しましょう。

サーフィンと同じく、ウェットスーツを着るマリンスポーツにダイビングがあります。ダイビングスーツは、水圧に負けない作りになっているので、気になる方はチェックしてみてください。

ダイビングウエットスーツの選び方|機能性や種類ごとの特徴を解説

まとめ|まずはスクールの体験サーフィンに参加しよう!

サーフィンは、初心者でも始められるスポーツです。ただ、波に乗るコツが必要なので、自己流はおすすめできません。

まずは、スクールを活用して、サーフィンを体験してみましょう。サーフィンは、夏だけでなく、一年中楽しめますよ。

沖縄やハワイなどの観光地にも、サーフィン体験ツアーがあるので、旅行がてらサーフィンに挑戦するのもおすすめです。

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