シュノーケリングは老若男女が気軽に楽しめるため、幅広い層から人気を得ているマリンアクティビティです。はじめてシュノーケリングに挑戦するなら、シュノーケリングの基本的な道具である「マスク」「シュノーケル」「フィン」が一通りそろった「シュノーケリングセット」の購入がおすすめです。
しかしシュノーケリングセットひとつだけでも、数多くのセット商品が販売されているので、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。
そこで今回は、シュノーケリングセットの基本的な情報や、大人用から子供用のものまで、おすすめの製品をまとめてみました。初心者の方でもわかるように、各道具に分けて選び方のポイントを解説しています。
最後にはセットを購入せずにシュノーケルを楽しむ方法もご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
※記事内1ドル=108円で記載しています
シュノーケリングセットってどんなもの?4つの道具と選び方
シュノーケリングに使用するおもな道具としては、マスク・スノーケル・フィン・マリンシューズの4つが挙げられます。
シュノーケリングセットの中には、最低限必要なマスクとスノーケリングだけの2点セットや、フィンも付いた3点セットなどがあります。必要に応じて、マリンシューズが付属しているケースもあります。
各道具によって付け心地や泳いでいる時の感覚が変わってきます。子供用か大人用かも、大きな違いです。
そこで次からは、シュノーケリングに必要な道具の種類や、選び方についてご紹介していきます。
1.マスク
シュノーケリング用のマスクは水泳用のゴーグルとは違い、目から鼻までの浸水を防げます。一見すると似た形が多いと感じるかもしれませんが、種類や素材による違いを理解しておくと、ご自身にぴったりなものを選びやすいでしょう。
一眼タイプ
両目のレンズに仕切りがなく、視野を広げやすいタイプ。
二眼タイプ
左右に1枚ずつレンズが備わっており、それぞれに度付きレンズを入れられるタイプ。視力が悪い方におすすめ。
マスクの選び方のポイント
レンズの素材については、軽量で割れる心配のない「プラスチックレンズ」や、割れにくい強化ガラスが使用された「テンパードガラス」などがあります。また、スカート部分に使用されているシリコンの色によっても使い勝手が変わってくるので、細部までしっかりとこだわることが大切です。
そのシリコンには、おもに2つの色があります。「透明のシリコン」であれば、視野を広く保ちながら周囲の光を吸収できるので、明るい状態で水中を見ることができます。「黒いシリコン」には、余計な光が入らないよう視野を狭める機能が備わっており、写真を撮るときの視認性を上げられるため、水中撮影に適しているといえます。
- 下を向いても落ちない、髪の生え際がスカート部分にかからないなど、フィット感を重視する
- 実際に潜るシーンを想定して、ぴったりなレンズのタイプ・素材を選ぶ
- 明るい視界を求める場合は透明のシリコン、水中撮影をする場合は黒いシリコンのものがおすすめ
シュノーケリング用のマスクは、紹介したとおり快適性を意識して選ぶことが大切です。とくに広い視野やフィット感にこだわることで、より快適に水中世界を楽しめるようになります。
また、マスクは見栄えにも影響するので、ご自身にぴったりなデザインのものを選んでみてください。
ただし、シュノーケリングマスク1つでもさまざまな製品があるため、なかなか目星をつけられない方もいらっしゃるでしょう。
下記の記事では、おすすめのシュノーケリングマスクをいくつか紹介していますので、どうぞ参考にしてください(シュノーケリングセットは本記事内でも紹介しています)。
2.スノーケル(シュノーケル)
スノーケルは「マスク」とセットで販売されていることが多い、シュノーケリングの必須道具。スノーケルには以下のようにさまざまなタイプがあり、タイプごとに形状や使い勝手が異なります。
ストレートタイプ(J型)
真っ直ぐに伸びた筒が特徴的な、もっともスタンダードなタイプ。
ラップアラウンド型
水の抵抗を抑える目的で、筒が顔の形にそって曲げられているタイプ。内容量が少ないので、スノーケル内の水を排出しやすい点もメリット。
ドライトップ
筒の上部に「浸水防止弁」が備わっているタイプ。浮力によって防止弁が自動的に開け閉めされ、大きな波が来たときや潜水時の浸水を防げる。
排水弁付き
マウスピースの部分に、スノーケル内の水を排出できる弁が備わっているタイプ。浸水を防ぐ効果もある。
蛇腹タイプ
口元の部分が蛇腹になっており、スノーケルの位置を調整しやすいタイプ。シュノーケリング時には水の抵抗を受けやすいため、どちらかというとスキューバダイビングに適している。
スノーケルの選び方のポイント
スノーケルは種類が多いため迷うかもしれませんが、初心者の方にはスノーケル内に水が入りにくく、排水もできる「ドライアップ」や「排水弁付き」がおすすめです。
ただし、スノーケルを選ぶ際にはほかにも注意するべき点があるので、以下のポイントもしっかりと押さえておきましょう。
- 肺活量の多い方は筒が太いもの、少ない方は筒が細いものを選ぶ
- 口のサイズに合ったマウスピース(口でくわえる部分)がついているものを選ぶ
- 浸水が不安な場合は、排水室が大きなものを選ぶ
また、深くまで潜りたい方は、スノーケルの長さを意識することも大切です。実際に潜る深さをイメージして、その深さにぴったりな長さの製品を選ぶようにしましょう。
3.フィン
足に装着するフィンにもさまざまなタイプがありますが、大きく以下の2種類に分けられます。
フルフットタイプ
素足でも装着可能な、かかとまでしっかりと固定されるフィン。足との一体感があるので、水中でも推進力を得やすい。
ストラップタイプ
ソックスやマリンシューズを履いたまま装着できる、かかとをベルトで固定するタイプのフィン。ベルトは調整可能であり、足のサイズが多少変わっても装着できる。
フィンの選び方のポイント
複数人で使用する場合や、足が短期間で成長する子どもが使用する場合などは、ストラップタイプを選ぶと良いでしょう。推進力を重視するならフルフットタイプですが、さらに高い推進力を求めている方には、ヒレの先が2つに分かれている「先割れフィン」もおすすめです。
また、フィンは素材によっても特徴が異なり、硬く軽量な「プラスチック素材」や、弾力がある「ゴム素材」の製品があります。
- 実際に使用する人や、脱着するシーンを想定して種類を選ぶ
- 脚力に自信のある方にはプラスチック素材、自信のない方にはゴム素材がおすすめ
- 特にフルフットタイプはサイズが重要になるため、できれば試着をする
初心者の方で迷ってしまう場合は、扱いやすいゴム素材のフィンから検討すると良いでしょう。
下記の記事では、おすすめのシュノーケリングフィンをいくつか紹介していますので、こちらも参考にしてください。
4.マリンシューズ
シュノーケルセットはマスク・スノーケル・フィンの3点セット、もしくはマスク・スノーケルの2点セットが基本ですが、商品によってはマリンシューズも備わっています。特に岩場やビーチを歩く予定の方は、ケガを防止するためにもマリンシューズを用意しておくことがおすすめ。
マリンシューズの選び方のポイント
マリンシューズはもちろんフィット感も重要ですが、以下のポイントも押さえておきましょう。
- 動きやすいように、基本的には軽いものを選ぶ
- 岩場や危険物が多い場所で使う場合は、ソールの厚いものを選ぶ
- 脱げにくく、砂が入りにくい構造のものを選ぶ
マリンシューズを履いたままフィンを着ける場合は、内部の水が抜けやすいメッシュ素材のものがおすすめです。
初心者から子供用まで!習熟度別おすすめシュノーケリングセット21選
ここまでご紹介した各道具の選び方を押さえれば、ご自身にぴったりなシュノーケリングセットを選べます。ここからは、セット商品を展開しているおすすめのメーカーやブランドをご紹介していきましょう。
リーフツアラー【初心者・子供〜】
- マリン用品を幅広く扱っている定番ブランド
- 初心者におすすめ
- 価格帯:3,000円~4,500円前後
リーフツアラー(REEF TOURER)は、さまざまなマリン用品を取り扱う「TUSA」が展開するブランドです。子ども用から大人用まで幅広くそろっており、価格帯も3,000円~4,500円前後とリーズナブルなので、初心者にぴったりなブランドでしょう。
リーフツアラーのおもなセット商品です。いずれのセット商品も、テンパードガラスやシリコンを使用することで耐久性を高めています。スノーケルには排水弁も備わっているため、安全・快適にシュノーケリングを楽しめるでしょう。
マスクは一眼タイプが中心ですが、シリーズによって形状やシリコンの色に違いが見られます。
1. シュノーケリング2点セット(大人用)RC0103GM
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約4,400円
特徴:10歳以上の男女兼用。ワンタッチベルトによって、マスクのストラップをかんたんに調節できる。
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2. シュノーケリング2点セット(子供用)RC0202
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約3,600円
特徴:4歳~9歳の男女兼用。ドライトップが備わっており、水の浸入を防ぎやすい。
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3. シュノーケリング3点セット(大人用)RP0103
セット内容:マスク、スノーケル、フィン
価格帯:オープンプライス
特徴:10歳以上の男女兼用。基本的な特徴は2点セットと同じであり、フィンはストラップタイプ。
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Hele i Waho【初心者・子供〜】
- 機能性と耐久性に優れたブランド
- 初心者やお子様におすすめ
- 価格帯:2,500円~4,000円前後
製品作りにインストラクターが携わっている、エイチアイディが展開するブランドです。安心して長く使える製品を目指しており、初心者向けのマリン用品を中心に製造しています。
Hele i Wahoのおもなシュノーケリングセットは以下のとおり。マスクの視界が良好な点も魅力で、浸水防止や排水機能にこだわりが見られるので、初心者やお子様にはぴったりなブランドです。
4. 100%ドライスノーケル付き2点セット
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約2,500円
特徴:スノーケルの上部に浮力体を使うことで、水が入らない仕組みに。
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5. マリンシューズ付き3点セット(子供用)
セット内容:マスク、スノーケル、マリンシューズ
価格帯:約4,000円
特徴:スノーケルは、浸水を徹底的に防ぐ仕組み。マリンシューズも備わっており、安全性にこだわられている。
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6. ドライスノーケル付き3点セット
セット内容:マスク、スノーケル、フィン
価格帯:約4,000円
特徴:2点セットに、ストラップタイプのフィンがついた商品。全体的に軽量であり、子どもから大人まで装着できる。
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AQA【初心者〜上級者】
- 安全性と快適性に優れたブランド
- 初心者から上級者まで幅広い層におすすめ
- 価格帯:2,500円~7,000円前後
国内でシュノーケリングがあまり認知されていなかった時代から、マスクやスノーケルなどを開発してきた老舗ブランドです。安全性・快適性の2つに力を入れており、海を存分に楽しめる製品をいくつも展開しています。
AQAのおもなセット商品は以下のとおり。男性用や女性用など、AQAはセット商品のバリエーションが豊富で、デザインは全体的にシンプルなものが多いため、さまざまな服装やシチュエーションに合わせやすいでしょう。
初心者~上級者まで、幅広い層に対してセット商品が展開されているブランドです。
7. アコライト&ビキシーVライトⅢ 2点セット
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約2,600円
特徴:4歳~9歳の子ども向け。マスク、スノーケルともにシンプルなセット商品であり、カラーバリエーションが豊富。
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8. アネモライト&ビキシードライスペシャル 2点セット
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約3,300円
特徴:9歳以上の子ども向け。二眼マスク、ドライトップのスノーケルがセットになった商品。
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9. AQAスノーケリング3点セット シリコン
セット内容:マスク、スノーケル、フィン
価格帯:約7,000円
特徴:シリコン素材が多く使用されているセット商品。マスクの横幅が広いため、ワイドな視界を確保できる。
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mares【初心者〜上級者】
- 機能面とリーズナブルな金額を両立させたブランド
- 初心者から上級者まで幅広い層におすすめ
- 価格帯:3,000円~6,000円前後
イタリア発祥のブランド「mares」は、初心者から上級者まで幅広く安心して使用できる高い安全性のある器材を開発してきました。高品質なモデルでありながら、価格帯は約3,000円~6,000円といったリーズナブルな金額で販売されています。
maresのおもなシュノーケリングセットは以下のとおり。なかでもmaresのマスクには、顔に跡が残らない優しいタッチにこだわった絶妙なフィット感と、水中でも驚くほど視界が広い視認性が特徴的です。
機能面を充実させて、コスパ良くシュノーケリングセットを揃えたい方に、おすすめしたいブランドです。
16. シュノーケリング3点セット(大人用) X-ONE MAREA
セット内容:マスク、スノーケル、フィン
価格帯:約12,000円
特徴:上質シリコンを採用したマスクとスノーケルが加わった、大人専用のセット商品。フィンには推進力に優れた設計が施されており、楽に進むことができる。
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17. シュノーケリング2点セット(大人用) VENTO ENERGY SET
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約6,000円
特徴:上質シリコンとWater Transfer技術を採用したマスクとスノーケルの2点セット。スノーケルにはクリアしやすい排気バルブ付き。
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18. シュノーケリング3点セット(子供用) Allegra PIRATE
セット内容:マスク、スノーケル、フィン
価格帯:約3,000円
特徴:安全性と機能性を充実させた子ども専用のセット商品。スノーケルには、水が侵入しづらいドライトップ機能が実装。
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TUSAsport【中級者〜上級者】
- 広い視野を確保できる視認性の高いデザイン
- 初心者から上級者まで幅広い層におすすめ
- 価格帯:4,000円~1万円前後
リーフツアラーと同じく、「TUSA」が展開しているブランドのひとつ。TUSAsportでは「プレミアムシュノーケリングセット」として、以下のように本格的なセット商品が展開されています。
TUSAsportのマスクは、全体的に広い視野を確保できるデザインになっています。また、スノーケルの機能性も優れており、浸水防止機能や排水機能が高いので、初心者の方でも安心してシュノーケリングを楽しめるでしょう。
中品質~高品質のセット商品を求めている方に、ぜひおすすめしたいブランドです。
13. シュノーケリング2点セット(大人用) UC7525
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約8,800円
特徴:二眼タイプのマスクと、浸水を徹底的に防ぐスノーケルがセットになった商品。浸水防止として、マスクにもダブルスカートが備わっている。
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14. シュノーケリング2点セット ミラー仕様(大人用) UC1625MQB
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約1万800円
特徴:ミラーレンズが搭載された、一眼タイプのマスクが特徴的なセット商品。ミラー仕様によって、より快適に水中世界を楽しめる。
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15. シュノーケリング2点セット(子供用) UC0201
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約4,000円
特徴:安全性やくわえ心地が重視された、子ども専用のセット商品。柔軟な素材を使用することで、口元の負担を軽減している。
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GULL【中級者〜上級者】
- シンプルで無駄のないデザインと機能性の高いブランド
- 金額が高いため、中級者や上級者におすすめ
- 価格帯:1万5,000円~3万円前後
日本発祥のブランド「GULL」の製品は、シンプルで無駄のないデザインに定評があります。その洗練されたシンプルなデザインにより、高いパフォーマンス力のある機能性を実現しています。
GULLというブランドを語るうえで欠かせないのが、2眼レンズマスクの「MANTIS」です。素ガラスよりも対象物をクリアに見ることが可能なスーパークリアレンズを使用しており、薄暗い水中世界でも色鮮やかに見える高い視認性を確保しています。
セットの価格帯は、約15,000円~30,000円とほかのブランドと比べると高い金額に設定されています。そのため、シュノーケリングに慣れた中級者から上級者におすすめしたいブランドだといえます。
19. シュノーケリング2点セット(大人用) マンティス5 ブラックシリコン
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約15,000円
特徴:スーパークリアレンズが施された「MANTIS 5」が、スノーケルとセットになった商品。男女モデル専用にサイズを分けたマウスピースも実装されている。
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20. シュノーケリング4点セット(大人用) マンティス5+ミューサイファーフィン
セット内容:マスク、スノーケル、フィン、マリンブーツ
価格帯:約28,000円
特徴:GULLで人気な「MANTIS 5」と「ミューサイファーフィン」が一緒になったセット商品。スノーケルには、水が入りづらい排水室と排水弁があり使いやすさに定評がある。
購入はこちら:シュノーケリング4点セット(大人用) マンティス5+ミューサイファーフィン | Amazon
21. シュノーケリング4点セット(大人用:女性向け) ネイダ+ハイドロスラスト
セット内容:マスク、スノーケル、フィン、マリンブーツ
価格帯:約28,000円
特徴:機能性とシルエットにこだわった女性のために開発されたマスク「ネイダ」が、組み込まれたセット商品。ネット限定商品のフィン「ハイドロスラスト」も同梱されている。
購入はこちら:シュノーケリング4点セット(大人用:女性向け) ネイダ+ハイドロスラスト | mic21
PROBLUE【中級者〜上級者】
- 本格的な機能性に優れたブランド
- 中級者や上級者におすすめ
- 価格帯:6,000円~2万円前後
基本的なシュノーケリング用品を始め、バックやアクセサリーなど幅広いマリン用品を展開しているブランドです。価格帯は全体的に高めですが、細部にまでこだわられた商品が多いので、本格的なセットを揃えたいと考えている方にぴったりでしょう。
PROBLUEのおもなセット商品は以下のとおり。PROBLUEのマスクは全体的に広視野であり、水中世界を存分に楽しめる構造になっています。また、本格的なデザインの商品が多いため、カッコよさやおしゃれ感を演出したい方にもぴったり。
機能性が高いので、中級者~上級者の方でも満足できるブランドでしょう。
10. 軽器材2点セット MS-170 SN-1080
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約1万5,800円
特徴:一眼タイプのマスクと、セミドライタイプのスノーケルがセットになった商品。マスクは横に長く、広い視野を確保できる。
購入はこちら:軽器材2点セット MS-170 SN-1080 | Amazon
11. 軽器材2点セット MS-252 SN-1084
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約18,800円
特徴:二眼タイプのマスクと、セミドライタイプのスノーケルがセットになった商品。度付きレンズに対応しているため、視力が悪い方におすすめ。
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12. 軽器材2点セット(お子様用) MS-121
セット内容:マスク、スノーケル
価格帯:約5,900円
特徴:4歳~9歳の子ども向け。マスクは全体的に透明であり、視野を広げやすいデザインになっている。
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シュノーケリングセットの他に用意しておきたいもの
シュノーケリングに必要なマスク・スノーケル・フィン・マリンシューズが揃ったら、次にそろえておくと便利なものを紹介します。
- シュノーケリングベスト:水中で浮力を保つために装着する、ライフジャケットの役割をしてくれるアイテムです。泳ぎに慣れていない方はもちろん、そうでない方も身の安全を守るために用意することが望ましいです。おすすめの商品はこちら:リーフツアラー RA0402 スノーケリングベスト スリム
- グローブ:長い時間海に入ってふやけた状態の手は、ちょっとした刺激でもケガをしてしまいます。また、素手の状態は日焼けや体温低下にもつながるので、用意しておくといいでしょう。おすすめの商品はこちら:リーフツアラー マリングローブ RA0202 U-5825 ブラック Lサイズ
- ラッシュガード:水中での体温低下、紫外線、擦り傷などから身を守るアイテムです。水着の上から羽織れるタイプもあるので一枚持っておくと便利でしょう。おすすめの商品はこちら:ラッシュガード メンズ HeleiWaho
- 曇り止め:水中世界でクリアな視界を確保するために、マスクのレンズ部分に塗布するアイテムです。曇り止めには液体タイプ、スプレータイプ、ジェルタイプの3種類があります。おすすめの商品はこちら:GearAid/ギアエイド SEA BUFF(シーバフ) マスク(水中メガネ)用
- マスクストラップカバー:マスクのストラップが髪に絡まることを防止してくれるヘアバンドのようなものです。髪の毛が長い女性の方におすすめのアイテムで、デザインにこだわることでファッション性も楽しめます。おすすめの商品はこちら:マスクバンドカバーワイド II GULL/ガル
- メッシュバッグ:水はけや速乾性に優れた素材でつくられており、濡れたシュノーケル道具を入れるのに重宝するアイテムです。おすすめの商品はこちら:プールバッグ|ALANGDUO
シュノーケリングに必要な道具についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
シュノーケリングセットはどこで買うべき?
いざ、シュノーケリングセットを揃えようとする時、どこで購入すべきか迷ってしまう方は少なくありません。そこで、どうしても購入する場所や手段で迷ってしまう方には、「ダイビングショップ」と「ネット通販」で選ぶ方法をおすすめします。
これから、この2つの購入方法の特徴について、メリットとデメリットに分けて解説します。それぞれの特徴を理解した上で、自分に合った方法を見つけてシュノーケリングセットをそろえるようにしましょう。
ダイビングショップで購入する
- メリット:経験豊富なスタッフから直接商品を紹介してもらえる。ツアー料金が安くなる場合がある。
- デメリット:定価で販売する場合が多いため金額が高い。メーカー毎の比較がしづらい。
ダイビングショップでは、経験豊富なスタッフから、自分に合ったおすすめの商品を直接紹介してくれるので、購入時の不安が少ないです。事前に聞きたいことを確認できるので、おすすめのメーカーや手入れの方法など詳しく尋ねてみましょう。
また、ダイビングショップによっては器材を購入すると、ダイビングやシュノーケリングのツアー料金が安くなる場合があります。旅行を計画している人にとっては、うってつけの特典です。
デメリットは、定価で器材を販売するダイビングショップがほとんどのため、金額が高くなってしまう点です。また、特定のメーカーの商品しか取り扱っていない場合があるため、器材の比較がしづらいこともあります。
そこでダイビングショップで購入する前には、事前にネットの情報を調べておいて、ほかに気になる商品もいくつか比較検討しておくのをおすすめします。
ネット通販で購入する
- メリット:数多くの商品から調べて注文ができる。直接お店に行かずに、ボタンひとつで購入ができる。
- デメリット:商品の実物が見れないため、商品の使い心地を確認できない。商品レビューが本当か分からず、不安になることもある。
ネット通販のメリットは、なんといっても商品数の多さ。無名のブランドから定番のブランドまで幅広く商品を選べるため、希望する予算に合わせて商品を選ぶことができます。
また、直接お店に行かずに購入できる「手軽さ」もメリットのひとつ。ネットで検索しながら、さまざまなメーカー毎の商品をチェックして、クリックするだけで購入できる便利さは言うまでもありません。
デメリットは、あくまでネット上の情報となるため信頼性が欠けてしまう可能性があるという点です。ネット上に掲載されている商品の特徴やレビューが、本当に正しいものかどうかは実際に使ってみないとわかりません。
そのため、ネットで購入するときには、事前にダイビングショップに行って現物を確認しておくと安心するでしょう。ネットとダイビングショップをうまく使い分けることがポイントとなります。
このほかにもシュノーケリングセットを購入する手段があります。その点については、下記の記事で解説しているので参考にしてください。
セット商品を買わずにシュノーケリングを楽しむ方法も!
なかには、「購入するセットがなかなか決まらない…」「今から購入しても間に合わない」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。しかし、仮にセットがなくてもシュノーケリングを楽しむ方法はあるので、諦める必要はありません。
現地でレンタルをする
旅行先にあるダイビングショップやスポーツショップのなかには、機材をレンタルできるお店もあります。マスク・スノーケル・フィンの3点セットに加えて、ライフジャケットやマリンシューズを借りられるショップもあるので、必要な機材を一式で揃えられるでしょう。
料金はショップによって異なりますが、3点セットのレンタル料の相場は1,000円~2,000円ほど。2点セットや3点セットはご自身で用意しておき、それ以外の機材を現地で借りる方法もあります。
たとえば、南国のリゾート地・パラオにある老舗レンタルショップ「splash(スプラッシュ)」の例を見てみましょう。
- 軽器材セット(マスク・シュノーケル・ストラップフィン・ブーツ):12USドル(約1,296円)
- マスク&シュノーケル:5USドル(約540円)
- 度付きレンズ入りマスク&シュノーケル:8USドル(約864円)
- フィン:5USドル(約540円)
- ブーツ:5USドル(約540円)
上記のショップでは、シュノーケリングの基本的なセットに加えて、各道具を単品でレンタルできます。ただし、地域によってはレンタルショップが存在していない可能性もあるので、下調べはきちんと行っておきましょう。
ツアーに参加する
シュノーケリングを手軽に楽しむ手段としては、ツアーやオプショナルツアーに参加する方法もあります。プランにシュノーケリングが含まれているツアーであれば、基本的に機材も現地で借りられます。
最近ではシュノーケリングのプランも充実してきており、国内の観光地はもちろん、海外にもさまざまなツアーが見られます。たとえば、圧巻の水中世界が広がるパラオでは、以下のようなオプショナルツアーが用意されています。
ロングビーチ&ミルキーウェイツアー(1日)
真っ白な砂浜や乳白色の海が広がるポイントで、クルージングやシュノーケリングを楽しめるツアー。
奇跡の楽園!ノースシュノーケルツアー(1日)
手つかずの自然が残る「エビールチャネル」で、美しい景色や生き物との触れ合いを楽しめるシュノーケルツアー。
最後の秘境!カヤンゲル環礁ツアー(1日)
圧倒的な透明度を誇る「カヤンゲル環礁」の付近で、ゆったりとシュノーケリングを楽しめるツアー。
なかにはガイド付きのプランも見られるので、そのようなツアーを選べば初心者の方でも安心してシュノーケリングを楽しめます。
この他のパラオのオプショナルツアー
これまで紹介したシュノーケリングツアーのほかにも、パラオにはさまざまな種類のツアーが計画されています。海であれば「シーカヤックで探検するツアー」や「イルカと触れ合えるツアー」が、陸であれば「コロール島を観察するツアー」、空であれば「セスナ遊覧飛行ツアー」といった、海・陸・空に適した魅力的なアクティビティが満載です。
興味のある方は、ぜひシュノーケリングのツアーと一緒にパラオのオプショナルツアー情報をチェックしてみてください。
初心者はシュノーケリングセットのレンタルやツアーの利用を検討してみよう
シュノーケリングセットを用意するために、必ずしも購入しなければならないわけではありません。レンタルやツアーへ参加し、借りたものを実際に使ってみてから、ご自身にぴったりなものを選ぶこともできます。
ただし、器材を借りる場合であっても、快適にシュノーケリングを楽しむためには、道具の選び方を知っておくことが大切です。目的や環境など、各シーンにぴったりな道具を選んでシュノーケリングをすれば、より魅力的な時間を過ごせるでしょう。
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