


安くて頑丈なスーツケース7選!おすす...

586もの島々で構成されており、魅力的なスポットがあちこちに点在しているパラオ。せっかく行くなら欲張って観光したいところですが、どうしてもスケジュールの都合もありますよね。そんなときは、オプショナルツアーを組んで効率よくパラオを観光するのが賢い旅の方法です。
パラオ観光の定番であるロックアイランドのツアーはもちろん、イルカと泳げるツアーや、セスナからロックアイランドを見渡すツアーなどパラオには多くのアクティビティツアーがあります。
今回はそんなパラオに5日間滞在した筆者がおすすめする、海・空・陸の7種類のオプショナルツアーをご紹介します。
【重要:新型コロナウィルスの影響について】
2020年10月現在、新型コロナウィルスの影響で、パラオへの旅行ツアーならびに定期航空便の運航は一時停止されています。またパラオへの渡航者は入国後14日間、指定のホテルに隔離されることになっているのでご注意ください。
※記事内1ドル=108円で計算しています
パラオ旅行で外せない大人気ツアーは、やはり世界遺産にも登録されているロックアイランドのツアーです。
ロックアイランドには美しい島々が点在しており、干潮時にのみ現れる「ロングビーチ」や泥を全身に塗る体験ができる「ミルキーウェイ」、たくさんのクラゲと一緒に泳げる「ジェリーフィッシュレイク」など、さまざまな見どころがあります。実際に筆者もロックアイランドのツアーに参加しましたが、この旅一番のハイライトになりました。
パラオに訪れたならまず初めに体験したいスポットといっても過言ではないほど、ぜひ参加して欲しいツアーです。
定番の「ミルキーウェイ」や「ロングビーチ」などロックアイランドの見どころを周遊し、パラオの海でシュノーケリングも楽しめる充実のツアーです。日本語を話せるガイドが同行するので、パラオがはじめての方も安心です。
パラオのポストカードでもよく見かける、海水の浸食が生んだナチュラルアーチや、第二次世界大戦時に使用されていた大砲など、パラオの歴史を感じるスポットも行程に含まれており、無人島でのランチも楽しみながら1日中パラオを感じることができます。
通常のロックアイランドツアーをさらに進化させたのが、このスペシャルロックアイランドツアー。「ミルキーウェイ」、「ロングビーチ」といった定番スポットに加え、パラオ特有の人気観光スポットである「ジェリーフィッシュレイク」を一度に楽しめるぜいたくなツアーです。
ミルキーウェイではあざやかなターコイズブルーの海でパラオ特有の真っ白な泥を塗って遊んだり、ジェリーフィッシュレイクではオレンジ色の無数のクラゲたちと泳いだり。1日に1時間程度しか姿を見せないロングビーチなら、インスタ映えする写真が撮れること間違いないでしょう。まさに”スペシャル”な時間を過ごすことができます。
パラオを代表する見どころを一気に回ることができるので、はじめてのパラオをとにかく満喫したい方におすすめです。
パラオといえば美しい海の中でのマリンアクティビティ。なかでも人気なのはシュノーケリングです。 海を泳ぐのが苦手でなければ誰でも参加できるので、ダイビングよりも気軽に色彩豊かな美しい魚たちと触れ合えます。ツアーでは一度で数スポットのシュノーケリングが可能なので、数多くの魚と出会えます。
場所によってはカクレクマノミやナポレオンフィッシュなど南国特有の魚を見つけることもでき、魚好きにはおすすめのツアーとなっています。
ホテルへの送迎を含め、約8時間でパラオのシュノーケリングスポットを巡るツアーです。カクレクマノミなど南国特有の魚と泳ぐ空間はまるで夢のよう。
設備がしっかりしたダイビング用のボートなので、移動中も快適に過ごせます。なかにはジャグジーがついたボートもあるので船上での時間も楽しめます。要望があればジェリーフィッシュレイクやロングビーチへ行くことも可能なので、シュノーケリングと組み合わせても良いでしょう。
一日のツアーは体力的にちょっと心配、という方には半日ツアーがおすすめです。午後からのスタートなので、11:45にホテルへピックアップ。朝はゆったり過ごしつつも、しっかりと2ポイントでシュノーケリングを楽しめます。美しい珊瑚を観察したり、可愛い魚たちと一緒に泳いだり、半日でも満足できる内容です。
パラオの海を自由気ままに楽しみたい方は、立ったままパドルを漕ぐ人気スポーツ・SUP(スタンドアップパドルボード)が含まれるシュノーケルツアーがおすすめです。
午前中はSUPで海上散歩を楽しみ、午後はシュノーケリングで海中をじっくりと観察。ランチは海の見えるレストランなので、1日を通してパラオの海を満喫できます。
パラオの人気ツアーの一つにシーカヤックで移動するオプショナルツアーがあります。シーカヤックは海専用のカヤックで、波や風、潮流の影響を受けづらい作り。通常ボートでは入れないような秘境スポットに行けるのも大きな特徴です。
ロックアイランドの中でも美しいビーチの一つといわれる「ウーロン島」をシーカヤックで周り、その後ビーチで1泊キャンプをするツアーです。
ボートにカヤックを乗せて、島の周辺の洞窟などを探索。夜はバーベキューやキャンプファイヤーを楽しみ、最後はパラオの星空を満喫して眠りにつく、という夢のようなプランです。
パラオにはイルカと遊べる「ドルフィンズパシフィック」という研究施設があります。イルカと触れ合えるだけでなく、一緒に泳いだり記念写真を撮ったりと幅広い層の方が楽しめるツアーが揃っています。
イルカの理解を深めるためにも、ドルフィンズパシフィックのツアー参加者が全員受講するコースです。
イルカを見学しながら、イルカの生態や能力、環境保全について学びます。最後にはイルカの近くまで寄って、触れ合ったり写真を撮ることができます。泳ぐのは苦手だけどイルカと触れ合いたい、という方におすすめです。
イルカと触れ合うだけでは物足りない、という方には「ドルフィン・フリーダイブ」がおすすめ。素潜りでイルカと一緒に泳ぐことができ、間近にイルカが泳ぐ貴重な体験ができます。泳ぐ前に講習も用意されているので、安心して潜れます。
フィンやマスクは無料で貸し出しているので、手ぶらで行けるのもうれしいポイント。水中カメラを持って行けば、イルカと一緒に泳ぐ写真も撮影できます。
上記で紹介した「ドルフィン・フリーダイビング」は、特別なライセンスや機材がなくても泳ぎに自信があればイルカと一緒に一定の深さまで泳ぐことができますが、「ドルフィン・ダイビング」では専用の機材とライセンスがあれば、水深10メートル以上の海の中をイルカと一緒に泳ぐことができます(機材はレンタル可能)。
ダイビングライセンスを保持していて、日頃からダイビングを楽しんでいる方であれば、ぜひドルフィンズ・パシフィックの公式サイトから予約してみてください。海の世界を奥深くまでイルカと一緒にダイビングするという、貴重な体験ができますよ。
またこれを機に、ダイビングライセンスの取得を検討している方がいれば、下記の記事からライセンスの基本情報や取得する方法について理解することができます。ぜひ、こちらも参考にしてください。
パラオといえば壮大な海の絶景ですが、空のツアーもいかがでしょうか。セスナ飛行ツアーではパラオを上空から眺めることができ、同じパラオでもまるで別世界のような景色がそこには広がります。セスナに乗る経験はめったにできないので、一生に一度の忘れられない体験になるはずです!
高度300~500mの高さから、ロックアイランドを見下ろせるセスナ遊覧飛行ツアーです。美しい海の青と、島々の緑というコントラストは一生の思い出になること間違いなし。周遊する時間やスポットごとにコースが分かれており、予算やスケジュールに応じた選択ができます。
パラオを上空から眺める景色は写真ではよく見かけるものの、実際目にすると得られる感動は格別。とくにカップルや新婚の方にはぜひ体験して欲しいツアーです。
パラオのオプショナルツアーというと離島に行くツアーを思い描きますが、ダウンタウンのあるコロール島やパラオ最大の島・バベルダオブ島を周遊するツアーもあります。
マリンアクティビティのイメージが強いパラオですが、陸地の観光スポットも点在しており、大自然を進むトレッキングも人気ツアーの一つ。コロール島やバベルダオブ島を余すところなく散策したい方におすすめのツアーをご紹介します。
パラオの空の玄関口は、国際空港のある「バベルダオブ島」ですが、経済の中心地は「コロール島」にあります。日本人ガイドによる解説付きの観光ツアーで、人気スポットの日本・パラオ友好の橋(KBブリッジ)や、博物館、水族館に加えて、免税店やお土産屋にも立ち寄る盛りだくさんのコース。1日でコロール島の主要スポットを周ることができます。
ダウンタウンというコロールの中心部には、パラオ最大のショッピングセンターが2軒、銀行、レストラン、カフェ、お土産屋などが揃っており、現地のパラオの人々が集まる拠点の場所となっています。
パラオは日本との歴史において深い関係があるため、たびたびショッピングセンターではパラオ人の名札に日本名が使われているのを目にしたり、「daijobu(大丈夫)」や「okyaku(お客)」などの日本語を耳にすることがあると思います。今なおパラオに残っている、日本との繋がりが垣間見える瞬間です。
こんな体験ができるのもパラオの中心地であるコロール島ならでは。ツアーの際には、ガイドの話に耳を傾ければ、パラオと日本の歴史について深く知れるでしょう。
ジャングルの中に突如現れるパラオ最大の巨大な滝「ガラスマオの滝」を訪れるツアーです。
片道約40分の行程では、川を渡ったり滝つぼで泳いだりとアドベンチャー感満載。雨が降った後は水かさが増してスリルも増しますが、くれぐれも滑りやすいのでご注意を。赤土や川のエリアを超えると、終着地には壮大な滝が目の前に広がります。
道中は日差しが強いエリアや川のそばを下るエリアがあるので、日焼け対策をしたり、滑りやすい靴を避けて、万端の準備で望みましょう。
日本とパラオには深い歴史があります。とくにパラオ諸島の南西部に位置するペリリュー島は、二次大戦で日本とアメリカの激戦地となりました。そのため、島内には戦車や戦闘機や兵士の所持品などが多く残されています。
ペリリュー島は、ジャングルが広がる穏やかで小さな島ですが、平和への祈りや戦没者の慰霊で多くの方が訪れます。シュノーケリングやシーカヤックなどマリンスポーツを楽しむのも魅力ですが、日本とパラオの歴史を学ぶ時間をもうけても良いかもしれません。
ペリリュー島戦跡ツアー(引用元:パラオのオプショナルツアー|パラオ旅行専門店ナイスデイツアー)
日本語の話せるガイドが同行し、車で慰霊碑や戦車・司令部といった歴史のつめ跡が残るスポットを巡ります。毎日ツアーが開催されているので、スケジュール調整がしやすいのが特徴。
島内を歩き回るので、動きやすい靴を持参すると共に、日光をさえぎる建物がないので日焼け対策を怠らないようにしましょう。
戦跡ツアーでは、たくさんの犠牲者がでたスポットにも足を運びます。決して明るい気持ちにはなりませんが、過去の重大な出来事を風化させない為にも、一人でも多くの人に戦争の惨さを感じていただきたいと思います。また、ペリリュー島には素朴で美しい村があり、観光地であるコロール島とは違った時間を過ごすことができます。田舎ならではの雰囲気を味わいたい方にもおすすめのツアーです。
魅力いっぱいのアクティビティと一緒に催行されるパラオのオプショナルツアーに申し込むには、主に以下の3つの方法があります。
パラオ旅行を存分にかつ手軽に楽しみたいなら、パラオ旅行に特化した大手航空会社のパッケージを利用するのがおすすめです。航空券の手配から最適なツアーの提案まで、相談窓口の担当者が案内してくれます。
たとえば大手航空会社の「JAL」では、チャーター直行便を使ったパラオの特別ツアーを催行しています(2020年10月現在未定)。滞在中の楽しみ方やおすすめのホテルなど、手取り足取り紹介してくれるので、初めての海外旅行者でも安心して利用できます。
パラオでのアクティビティを存分に満喫したいなら、ツアー会社を活用するのがおすすめ。航空会社が催行するツアーとの大きな違いは、種類の豊富さです。
ツアー会社が提供するプランには、独自に展開するオリジナル要素が盛り込まれていることがあります。たとえば、一人旅やカップル旅に特化してあったり、ダイビングコースが充実してあったり、低価格を重視してあったり、さまざまな旅行者のニーズに合わせて作られています。
下記の記事では、パラオタイムス編集部がおすすめするツアー会社を紹介しています。ぜひ参考にしながら、自分に合ったツアー会社を見つけてください。
現地でやりたいことを見つけたい方は、宿泊先のホテルでツアーを手配するのがおすすめです。外国人が多く宿泊するホテルであれば、前日からでもツアーに申し込める場合が多いので、旅行計画を立てずに訪れた方でも安心できます。
しかし、内容によっては相場より高い金額のツアーだったり、日本人のガイドがいなかったりするので、事前にホテルの情報を把握しておくことをおすすめします。ホームページでチェックする際には、オプショナルツアーを催行しているのか、日本人観光客の口コミが良いのかなどを確認しておくと良いでしょう。
その点、下記の記事では、日本人観光客から人気のあるパラオのホテルを紹介しているので参考になるはずです。ぜひチェックしてみてください。
日本からパラオまで、ツアー会社ではなく自分で航空チケットを用意して行く場合、直行便と経由便のフライト情報を事前に確認しておきましょう。例年だと、日本からパラオまで運航する経由便(グアム・ソウル・台北経由)は3社、季節限定のチャーター便が2社運航しています。
ここでは、日本からパラオへのフライト情報をご紹介します。
直行便であれば、日本ーパラオの飛行時間は約4.5時間と、経由便とは違って大幅に時間を短縮できますが、その分チケットの金額が高くなるため(約15万円前後)注意が必要です。
各社の運航スケジュールは以下の通りです。
経由便の場合、トランジットの時間は購入する航空券によって異なりますが、時間が長いチケットの方が安い傾向にあります。
3カ所の経由便で利用する際に必要な、代表的な航空会社、フライト時間、運行スケジュールは下記の通りです。
【グアム】
【ソウル】
【台北】
なるべく旅費を安く抑えたい方は、日本から経由地までの便をLCCなどを利用して、ご自身で航空券を手配するのがおすすめです。
パラオに行く際には、これらの情報をもとに、旅行の日程や予算、発着時間や経由地などを考慮し、ご自身にあった航空券を購入するようにしましょう。
その点、格安航空券の予約サイト「TRAVELIST」では、人気の行き先と旅行の日程から、ベスト価格な航空券を検索できます。現在はコロナの影響から、国内線のサービスしか提供されていませんが、通常時は海外航空券も利用できるので、一度チェックしてみてください。
パラオは熱帯雨林気候で、平均気温は約27度と安定して温暖な気候を保っています。11〜4月は乾季で、5〜10月は雨季の2つの季節に分けられます。
パラオの気候の特徴をまとめると、下記の通りです。
乾季 | 雨季 | |
特徴 | 紫外線が非常に強い 湿気が少なく過ごしやすい |
激しいスコールが多発 雨に加えて風の影響も強い |
時期 | 11月〜4月 | 5月〜10月 |
ツアー料金 | 高い | 安い |
おすすめの観光スポット | ロックアイランド ロングビーチ カヤンゲル など |
ジェリーフィッシュレイク ベラウ国立博物館 エピソンミュージアム など |
雨季は天候が荒れやすく波が立つことが多いため、ダイビングなど海のアクティビティ目的の方は比較的天候の落ち着いた乾季がおすすめです。ダイビング以外の観光やリゾート目的であれば、あまりシーズンに左右されませんが、旅行の繁忙期となる夏休みや年末年始はやはり旅費がやや高額になります。
少しでも費用を抑えたい方は、パラオの雨季にあたるオフシーズンをおすすめします。旅行者には敬遠されがちなシーズンのため、ツアー料金が安くなる傾向があります。
パラオの乾季と雨季はどちらにもメリット・デメリットがあるので、最終的にどのシーズンに旅行するかは、じっくり考えて決めるようにしましょう。
待ちに待ったパラオ旅行、決められた時間の中で楽しく効率よく観光するためには、オプショナルツアーの利用がおすすめです。ツアーによって価格もさまざまなので、数あるツアーの中から自分に合った内容を探し出し、旅を最大限に満喫しましょう。
人気のロックアイランドツアーでは、定番のミルキーウェイ、ロングビーチ、ジェリーフィッシュレイクといったスポットを一気に周遊できるので、パラオ初心者はまず体験したいおすすめのコースです。その後、海を満喫するシュノーケリングやシーカヤック、あるいは空を楽しむセスナ遊覧飛行ツアーを体験してみると良いでしょう。
オプショナルツアーに参加すると、現地に詳しいガイドからパラオの歴史や文化、生き物までさまざまな情報も学べます。オプショナルツアーを制して、パラオ旅行を思う存分楽しんでください。
(執筆:片岡力也)