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【総まとめ】ダイビングに必要な器材|各器材の機能や役割や便利アイテムまで

【総まとめ】ダイビングに必要な器材|各器材の機能や役割や便利アイテムまで

スキューバダイビングにせっかく興味を持っても、必要な器材の多さから「なかなか計画を立てられない…」と悩んでいる初心者は多いはず。器材選びはダイビングの安全性・快適性に大きく関わってくるので、役割や選び方のポイントをしっかりと理解しておくことが重要です。

そこで今回はダイビングに関する器材を、「必要になるもの」と「便利なアイテム」の2つにわけて徹底的にまとめました。各器材の役割や選び方に加えて、価格相場やおすすめ製品などもご紹介しているので、初心者の方でも迷わずに準備を進められます。

必要な器材・便利なアイテムをひとつずつチェックし、安全そして快適にダイビングを楽しめる環境を整えていきましょう。

ダイビングに必要な器材一覧

数あるマリンアクティビティのなかでも、ダイビングは必要な器材が多いアクティビティ。また、器材によって選び方のポイントや価格相場なども異なるので、とくに初心者の方は「なにから準備するべきかわからない」と悩んでしまうこともあるでしょう。

そこで、ダイビングを安全・快適に楽しむための器材を徹底的にまとめました。ダイビング旅行を計画している方は、以下の器材一覧を確認しながら準備を進めていきましょう。

1. マスク

水中世界を観察するダイビングでは、クリアな視界を確保してくれる「マスク」は必須となる器材です。水泳用のゴーグルとは違い、マスクは目から鼻までをすっぽりと覆ってくれるので、水中での快適性もぐっと高まります。

マスク選びの基本は、顔にしっかりとフィットするものを選ぶこと。また、マスクは大きく以下の2種類に分けられており、種類によって特徴が異なるので注意しておきましょう。

  • 一眼タイプ…1枚のレンズでつくられているタイプ。視力矯正レンズは装着できないものの、中央に仕切りがないため広い視野を確保できます。
  • 二眼タイプ…2枚のレンズでつくられており、中央に仕切りがあるタイプ。一眼タイプに比べると視野はやや狭くなりますが、度付きレンズや視力矯正レンズを装着できます。

マスクは製品ごとに価格が大きく異なり、5,000円前後のリーズナブルなものから、1万円を超える本格的なものまで幅広く見られます。コストを節約することも大切ですが、各シーンに必要な機能性にも目を向けたうえで製品を選びましょう。

SASはスーツなどの基本的なアイテムから本格的な器材まで、幅広いダイビング用品を取り扱っている人気メーカーです。本格的なマスクも取り扱っており、なかでも一眼タイプの「アイボックスL-1」はスカート部分にはやわらかいシリコン、レンズには強化ガラスが使用されたモデル。レンズ部分が大きめにつくられているので、広い視野を確保したい方にぴったりです。

また、全4色のカラーが用意されており、デザインはシンプルにまとめられています。

このほかにも、おすすめしたいダイビングマスクを下記の記事から紹介しています。ダイビングマスクの基礎知識や選び方のポイントも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

ダイビングマスクの選び方|初心者こそ押さえたいポイントやおすすめの製品

2. スノーケル

スノーケルは深く潜っているときは使わない器材ですが、ボートを待っている間や水面を移動する際に必要です。また、水面からダイビングするポイントを見つける際にも、スノーケルは役立つアイテムになるでしょう。

種類としては筒が真っ直ぐにのびた「ストレートタイプ」が一般的ですが、位置をかんたんに調節できる「蛇腹タイプ」を選ぶと、潜っている最中にスノーケルが邪魔になることを防げます。さらに快適性を高めたい方には、浸水防止弁や排水弁が備わっているものがおすすめです。

価格帯はダイビング器材のなかでも比較的リーズナブルで、2,000円~5,000円ほどで購入できます。

マリンスポーツの定番ブランド「Hele i Waho」が販売する、顔の形に沿って曲げられているラップアラウンド型のスノーケル。アゴが疲れにくい設計になっており、さらに位置もかんたんに調節できる蛇腹タイプなので、ダイビングにぴったりな製品です。

排水弁もしっかりと備わっており、水面での安全性・快適性を高めてくれます。

3. スーツ

保温性や浮力を高めるだけではなく、紫外線やケガからも身を守ってくれるスーツ。スーツにもさまざまな種類がありますが、ダイビング用のスーツは大きく以下の2種類に分けられています。

  • ウエットスーツ…水着の上から着用するタイプ。夏の海やリゾートなど、おもに水温・気温があたたかいシーンで使用されています。
  • ドライスーツ…インナーの上から着用するタイプ。海に入っても体が濡れず、冬の海でも耐えられるほどの保温性を備えています。

スーツは季節を意識して選ぶことも大切ですが、なによりもフィット感が重要なポイントです。また、スムーズに着脱することが求められるシーンでは、ファスナーの位置や数も確認しておきましょう。

数多くのスーツを取り扱う人気メーカー「ワールドダイブ」が取り扱う、両面にジャージ素材が使用された初心者~中級者向きのスーツ。耐久性や乾きやすさにもこだわられているので、初心者でもかんたんに扱えるモデルです。

オプションで手首や足首、首元にファスナーをつけられる点もうれしいポイントでしょう。

ここで紹介した内容に加えて、ダイビング用スーツは、さらに細かくタイプがあり使用用途が異なってきます。そのタイプ毎の特徴と使用用途、おすすめの製品について次の記事から紹介します。ぜひ参考にしてください。

ダイビングスーツの選び方|機能性や種類ごとの特徴、正しい扱い扱い方まで

4. フィン

先端に水かき(ブレード)がついている、「足ヒレ」の役割を果たす器材。フィンには以下の2種類があり、使用するシーンに適したタイプを選ぶことが大切です。

  • フルフットタイプ…サイズ変更はできないものの、フィットするものを選べばしっかりと固定されるタイプ。一般的には、2つ目のフィンとして購入するケースが多く見られます。
  • ストラップタイプ…備えつけのストラップによって、サイズを多少変更できるタイプ。スムーズに着脱できるため、徒歩での移動が多いシーンに適しています。

フィンを選ぶ際には、ブレードの硬さや長さも意識しておきたいポイント。キックをしたときのしなり方で使いやすさが変わってくるので、自分の脚力に合ったものを選びましょう。

リーズナブルな製品は5,000円前後、本格的なタイプは1万円~2万円ほどで購入できます。

基本的なマリン用品を充実させた人気メーカー「リーフツアラー」が手がける、持ち運びに便利なサイズのストラップフィン。余計な抵抗を逃がす水抜き穴が備わっているので、キックによる疲れもしっかりと抑えられます。

また、擦れを防止するためにやわらかい素材が使われている点もうれしいポイントです。

5. マリンブーツ

マリンブーツは岩場や落ちている貝殻、危険生物などのリスクから、足をしっかりと保護してくれる道具です。かかとの下まで覆うものは「ショートタイプ」、足首まで覆えるものは「ロングタイプ」と呼ばれており、ほかにも製品ごとに厚さや耐久性などが異なります。

薄いタイプはフィンとの併用も可能ですが、安全性にこだわりたい方には底が厚いロングタイプの製品がおすすめ。また、とくにフィンと併用する場合はサイズも重要になるので、自分の足にしっかりとフィットするものを選びましょう。

本格的なものは1万円を超えますが、リーズナブルな製品であれば4,000円~6,000円ほどで購入できます。

TUSAは世界中のダイバーから愛用されている、総合ダイビング器材の人気メーカー。TUSAが取り扱うロングタイプのマリンシューズは、足首から足の裏までを広く保護してくれます。また、やわらかな履き心地を実現しているため、ストレスを感じずにダイビングを楽しめます。

上からフィンをそのまま履きやすいグリップソールが採用されている点も、ダイバーにとってはうれしいポイントでしょう。

6. グローブ

グローブはダイビング中のケガや、体温低下から身を守ってくれる道具です。ふやけた手は思った以上にケガをしやすいため、水温が低くなくてもしっかりと用意しておく必要があります。

グローブはシーズンごとに種類が分けられており、比較的温かい環境ではメッシュ素材、寒い環境ではネオプレーン素材のものが便利。また、水中でカメラを操作したい場合には、人差し指の部分がないタイプの製品を選ぶとよいでしょう。

価格帯は使用されている素材にもよりますが、1,000円~4,000円ほどでの購入が可能です。

ケブラーと呼ばれる素材を使うことで、驚異の耐久性を実現した人気ブランド「Hele i Waho」のグローブ。熱や摩擦、切創、衝撃などから手を保護し、フィット感や軽さにもこだわりを見せている製品です。

UVカット機能も備わっているので、日焼けをしっかりと防ぎたい方にもおすすめです。

7. ダイブコンピューター

体内に溶け込んだ窒素量を管理し、減圧症を防ぐために「無減圧潜水時間(NDL)」を教えてくれる器材。レギュレーターに装着する「コンソール型」と、腕時計のように装着する「ウォッチ型」の2種類があります。

ダイブコンピューターを選ぶ際には、データの見やすさや分かりやすさを重視することがポイントです。さらに安全性を求めたい場合は、警告アラームが備わっているものを選ぶなど、安全機能に目を向けてみましょう。

製品によって価格は大きく異なりますが、一般的なタイプであれば35,000円~70,000円前後が相場です。

体内の窒素を検出する「M値警告機能」と警告アラームが搭載された、本格的なダイビング器材をとりそろえるTUSAのダイブコンピューター。スマートフォンとの連携機能も備わっているので、ログデータの記録や保管もしっかりと行えます。

また、ソーラー充電式が採用されており、電池切れの心配がない点も魅力的なポイントです。

ここまでの内容に加えて、ダイブコンピューターの必要性や正しい使い方、選び方のポイントを別の記事で解説しています。おすすめのブランドもさらに紹介しているので、初めて購入する方はぜひ参考にしてください。

初めてのダイブコンピューターガイド|正しい使い方、おすすめの選び方やブランド

8. BCD(浮力調整具)

BCDは、水面ではライフジャケットの機能、水中では浮力を高める機能を果たしてくれる、安全性にかかわる大切な装備です(Buoyancy Control Deviceの略)。フィット感が重要になる器材ですが、スーツの上からの着用が前提となるため、スーツのサイズと合わせることを忘れてはいけません。

サイズ感に不安を感じている場合は、多少のサイズ調整がきく「ストラップタイプ」がおすすめ。ほかにも、ウエイトを装着できるものや浮力が背中側にくるタイプなどがあるので、必要な機能をしっかりと見極めてから選ぶことが大切です。

10万円を超える高価な製品も見られますが、初心者~中級者向けのモデルであれば4万円~8万円ほどで購入できます。

Aqua Lungは世界的ダイビングギアカンパニーとして、高品質・革新的な製品を展開している人気メーカー。そんな同メーカーが取り扱う「ウェーブ」は、備えつけのウエストバンドによってサイズ調整ができる、摩擦に強い素材が使用されたモデルです。

耐久性や浮力などの基本的な機能に加えて、視認性にもこだわられた製品なので、ダイビングの安全性をぐっと高められます。一般男性用のサイズはもちろん、小柄な女性や子ども用のサイズも幅広く用意されています。

9. レギュレーター

BCDとともに「重器材」と呼ばれる、エアタンクから空気を吸うために使用される器材です。製品によってさまざまな点が異なる道具ですが、その仕組みから大きく以下の2タイプに分けられています。

  • バランスピストン…比較的シンプルなつくりであり、別タイプのダイアフラムに比べると安価なタイプ。接続部分の可動性が良いので、水中でホースに引っ張られることなく快適にダイビングを楽しめます。
  • バランスダイアフラム…水深などの影響を受けにくく、空気を安定して供給してくれるタイプ。可動部にゴミが入りにくい構造になっており、耐久性の面でも優れています。

レギュレーターを選ぶ際には、マウスピースの大きさや形を意識することがポイント。ダイビングの命綱ともいえる器材なので、空気が吸いやすいものを選ぶ必要があります。

製品によって価格帯は大きく異なりますが、一般的なタイプであれば5万円~10万円の予算で購入できます。

ダイビング用品・器材を幅広く取り扱う、世界的メーカー「Aqua Lung」が展開するバランスピストン型のレギュレーター。シンプルなデザインと構造が特徴でありながらも、高い保温性や操作性を実現している製品です。

耐久性をはじめとした基本的な性能に加えて、アゴへの負担を軽減するなどの快適性にも力を入れています。

10. オクトパス(予備のレギュレーター)

万が一のトラブルに備えて用意する、予備のレギュレーターです。基本的な選び方はレギュレーターと同じですが、分かりやすいように色を変えたり軽量なものを選んだりなど、シーンに合わせたものを選ぶことが大切です。

安価なものでは1万円ほど、本格的なタイプは3万円~5万円ほどで購入できます。

世界的なメーカー「Aqua Lung」が取り扱う、緊急時でも分かりやすいように視認性の高いイエローホースが使用されているモデル。空気を安定して供給できる構造になっており、ホースの組み換えにも対応しています。

また、耐久性を高めるために強化ポリカーボネート素材が使用されている点も、安心できるポイントです。

11. コンソールゲージ

コンソールゲージは残圧計・水深計・コンパスの3つの機能が備わった、安全なダイビングに欠かせない計器です。ダイブコンピューターに水深計が備わっている場合は、残圧計・コンパスのみが備わった2ゲージタイプを選んでも問題ありません。

コンソールゲージはこまめに確認する道具なので、視認性にこだわることが重要です。また、とくに深い場所に潜る際には、暗くても確認できる蓄光機能つきのタイプを選びましょう。

価格帯については、2万円~5万円前後の製品が中心です。

世界中のダイバーが愛用するメーカー「TUSA」が取り扱う、残圧計とコンパスが備わった2ゲージタイプのコンソールゲージ。視認性と精度にこだわった安心設計であり、安全なダイビングをしっかりとサポートしてくれます。

素材にはエラストマー樹脂が使用されており、製品検査にも力を入れているため、耐久性の面でも安心です。

12. ウエイトベルト

水中での浮力を調整する目的で、腰に着用するベルト。単にウエイトを装着するだけのシンプルなタイプもありますが、腰への負担を抑えたもの、ダイビングの邪魔になりにくいものなど製品の幅が広いので、使用シーンに合わせたものを選びましょう。

比較的リーズナブルな器材であり、ベルトとウエイト(重り)を合わせても数千円ほどで購入できます。なお、BCDなど他の道具にウエイトを装着できる場合は、そもそもウエイトベルト自体が必要ない可能性もあるので事前にチェックしておきましょう。

信頼性と安全性にこだわった日本の老舗ブランド「GULL」が取り扱う、ベーシックなタイプのウエイトベルト。見た目も構造もシンプルにまとめられているので、初心者の方でも使いこなしやすい製品です。

全6色のカラーがあり、視認性が高い明るいカラーもしっかりとラインナップされています。

「あったら便利」な道具も押さえよう!ダイビングの安全性・快適性を高めるアイテム

ここまではダイビングに必要な器材をご紹介してきましたが、それ以外にも用意しておきたい道具がいくつかあります。シーンによっては必要がない場合もありますが、以下でご紹介する道具もしっかりとそろえておけば、ダイビングの安全性・快適性はさらにアップします。

せっかくのダイビングを思う存分楽しむために、便利なアイテムも合わせて確認しておきましょう。

13. 水中ライト

ディープダイビングやナイトダイビングなど、光が届きにくいシーンで重宝する道具。水中世界をじっくりと観察できるのはもちろん、水中撮影の際にも大活躍してくれます。

水中ライトを選ぶ際のポイントは、光量やサイズ感を意識すること。たとえば、とくに暗い場所では大光量のタイプを、便利に持ち運びたい方はポケットに入れられる小型タイプを選ぶとよいでしょう。

本格的なものは1万円を超えますが、シンプルなタイプであれば数千円ほどで購入可能です。

4本の単1乾電池で動作する、世界的なメーカー「Aqua Lung」のロングセラー製品。見た目・機能ともにシンプルなモデルですが、ボディに明るいイエローが使われているため視認性が抜群です。

初心者からプロフェッショナルまで、幅広い層のダイバーに愛用されています。

14. 水中ナイフ

ダイビングの最中には、釣り糸や海藻、ロープなどが体に絡まってしまう恐れがあります。そんなときに大活躍するアイテムが、「ダイバーズナイフ」とも呼ばれる水中ナイフです。

ほかにも地面に刺して身体を固定したり、シリンダーで音を出してバディに知らせたりなど、水中ナイフにはさまざまな活用方法があります。選び方としては扱いやすさやサイズ感を意識し、どのような状況下でも使いやすいものを選びましょう。

リーズナブルなものは数千円ほどで購入できるため、ぜひ用意しておきたいアイテムです。

世界的なメーカーの「Aqua Lung」が取り扱う、ブレード長が15cm、全長が28cmの定番のダイビングナイフ。シリンダーやベルトもしっかりと備わっているので、安全に携帯できる製品です。

柄の部分に明るいイエローが使用されており、水中での視認性が高い点も安心できるポイントでしょう。

15. 水中カメラ

水中カメラを用意しておくと、ダイビングの楽しさは倍増します。水中世界を楽しむ自分の姿を写真に収められますし、可愛らしい生物や幻想的な光景も写真・データとして残せます。

ただし、水中カメラは種類が非常に多く、アクセサリーも豊富に存在しています。価格帯も数万円~数十万円と幅が広いため、目的にぴったりなものを選ばなくてはなりません。

どんな被写体を撮影したいのか、どんなシーンで撮影したいのかなどを意識しながら、必要な機能性を見極めるようにしましょう。

カメラの大手メーカー「富士フィルム」が取り扱う、初心者向けの水中カメラ。耐寒-10℃や防水25mなど、ダイビングの撮影で求められる基本的な性能をしっかりと備えています。

また、約207gのコンパクトボディでありながら、主要被写体認識などの便利な機能も充実。スマートフォンをはじめとした端末とも接続できるため、さまざまなシーンで活躍してくれる製品でしょう。

16. 水中ノート

ダイビング中は声を出せないため、ダイバー同士でコミュニケーションをとる際には水中ノートを活用します。また、発見した海洋生物や地形の特徴をメモする際にも水中ノートは役立ちます。

水中ノートを選ぶ際には書きやすさはもちろんですが、サイズ感も意識することがポイントです。大きすぎるとかさばってしまうので、ほかの荷物との兼ね合いも考えながら適したサイズを選ぶようにしましょう。

一般的なタイプの水中ノートであれば、2,000円~3,000円ほどで購入可能です。

リーズナブルなマリン用品を幅広く展開する、定番ブランド「AQROS」が取り扱っている水中ノート。紙を必要としないタイプであり、13.7cm×16cmのコンパクトなサイズなので、水中でもかんたんに持ち運べます。

さらにBCジャケットなどに引っ掛けられるように、側面部分にフックがついている点もうれしいポイントです。

17. メッシュバッグ

ダイビングを楽しんだ後は、濡れた衣類や道具を持ち帰る必要があります。そんなときに重宝するアイテムが、メッシュ素材でつくられたバッグです。

メッシュバッグは水に濡れても問題がないので、ダイビング器材一式を濡れたまま収納できます。ただし、製品によってサイズが大きく異なるので、持ち運ぶ荷物の量を想定して容量を選びましょう。

コンパクトな製品は2,000円~3,000円ほど、容量が大きいものは5,000円~1万円ほどで購入できます。

「70cm×35cm×40cm」の大容量が確保された、定番ブランド「Hele i Waho」が取り扱うナイロン製のメッシュバッグ。ダブルファスナーが備わっているため、多くの器材を収納してもかんたんに壊れることはありません。

シンプルなデザインではありますが、使いやすいようにストラップやグリップカバーも備わっています。

18. ダイビングバッグ

ダイビング旅行の荷物や器材をまとめて収納できる、大型のバッグです。ハードケースやソフトケース、4輪のキャスタータイプなどさまざまな種類があり、容量も製品によって大きく異なります。

機能的なものを選ぶことはもちろん、ダイビングバッグ選びではなによりも収納性が大切。持ち運ぶ荷物の量をしっかりと想定し、全ての荷物が問題なく収まるものを選びましょう。

価格帯はおもに容量によって異なり、リーズナブルなものは1万円弱、大容量のものは2万円~3万円ほどで購入できます。

世界的なダイビング用品のメーカー「Aqua Lung」が取り扱う、123Lの大容量が魅力的なダイビングバッグ。サイド部分にフィンを入れられる収納ポケットが備わっており、さらに耐久性や耐腐食性にもこだわっているため、1度購入すれば長く愛用できる製品です。

ハンドルも収納可能であり、車などでバッグ自体を持ち運ぶ際にもかさばりません。

ダイビングの器材を揃える順序

ダイビングアイテムと浜辺

これまでダイビングに必要な器材をご紹介してきましたが、「どの器材から揃えていったらいいんだろう・・・」と思った方も多いのではないでしょうか?

全部のダイビング器材を一度に買い揃えるのは、労力とお金がかかります。いざ始めてみても、途中で辞めてしまったり長続きしなければ非常にもったいないですよね。そこで、まずは優先的に必要なものから順序よく揃えていくことをおすすめします。

押さえておきたい情報として、ダイビングショップでレンタルできる器材はなるべく購入しないようにしましょう。そうすれば、ある一定の器材は買わずに済むため、低コストでダイビングの準備ができます。

ではこの点を踏まえつつ、どの順番でダイビング器材を揃えると効率的なのかを解説していきます。下記の一覧を参考にしてください。

  1. 「ダイビングマスク」と「スノーケル」:一番最初に準備しておきたいアイテム。自分の顔の形に合ったものを選んでおくと、水の侵入を防げる。直接顔や口が触れるので、レンタルしたものだと不快感を覚えやすい。
  2. 「ダイブコンピューター」:ダイビングをする際に重要な情報となる、水深や無減圧潜水時間を教えてくれるので、安全面も考慮すると優先的に準備しておきたいアイテム。また、ダイビングショップでレンタルできない場合が多い(もしくは別途料金が必要)。
  3. 「フィン」もしくは「スーツ」:シュノーケリングを楽しみたい方はフィン、ダイビングを楽しみたい方はスーツを、自分の好みでどちらかのアイテムを選択。これらにマスクとスノーケルを組み合わせれば、旅行中にレンタルすることなくシュノーケリングを楽しめる。
  4. 「BCD」と「レギュレーター」:ダイビングをこれからずっとやり続けたいと考えている方向けのアイテム。この2つのアイテムが加われば、旅行中にレンタルすることなくダイビングを楽しめる。
  5. 「ダイビングバッグ」もしくは「メッシュバッグ」:ダイビングに必要なアイテムを収納するカバン。旅行先までの移動時に必要です。

上記でご紹介したアイテムを、上から順番に揃えていくと良いでしょう。

ダイビングの器材はどこで購入すべき?

ダイビングに必要な器材はどこで購入するのが良いのでしょうか。選択肢は主に以下の3つですが、それぞれメリットやデメリットが異なります。ご自身のニーズに合った場所で、適切な商品を選びましょう。

  1. ダイビングショップで購入する
  2. 大型量販店で購入する
  3. ネットショップで購入する

ダイビングショップで購入する

ダイビングショップで購入する最大のメリットは、経験豊富なスタッフやインストラクターから、自分に合ったおすすめの商品を紹介してくれる「安心感」です。「どの商品を選べばいいか迷ってしまう…」という方は、商品選びの参考にすると良いでしょう。

またダイビングショップによっては器材を購入すると、ファンダイブ料金やダイビングのツアー料金が割引される場合もあります。その点も事前に確認してみてください。

デメリットは、定価で器材を販売するダイビングショップがほとんどのため、金額が高くなってしまう点です。また、ほかのメーカーの商品を取り扱っていないと、器材の比較がしづらいこともあります。

ダイビングショップで購入する前には、大型量販店やネットの情報から、ほかの商品を比較検討してみるのをおすすめします。

大型量販店で購入する

大型量販店の最大のメリットは、「現物を比較しながら商品を購入できる」という点です。またセット価格で売られてあったり、定価から「○○%OFF」といったバーゲンセールも定期的に実施されているため、安く購入できるのも魅力です。

また大型量販店によっては、商品のバリエーションが限られている場合があります。自分に合ったアイテムが見つからない可能性も頭に入れておきましょう。

加えてダイビングの専門的なスタッフがいないので、適切なアドバイスが受けられないケースもあります。大型量販店に行く際には、事前に買いたい商品の情報を、ネットや信頼できるダイビング通の人から確認しておきましょう。

ネットショップで購入する

ネットショップのメリットは、なんといっても「品数の多さ」です。無名のものからブランドものまで幅広く商品を選べるため、予算に合った商品を購入できます。

また直接お店に行かずに購入できるので、時間や労力がかからない「手軽さ」もメリットの一つです。ネットで検索しながら、さまざまなメーカーの商品を比較検討して、クリック一つで購入できるのはとても便利ですよね。

デメリットは、あくまでネット上の情報となるため信頼性が欠けてしまうかもしれないという点です。ネット上に掲載されている商品の特徴やレビューが、本当に正しいものかどうかは実際に使ってみないとわかりません。ネット購入だと、現物を実際に確認できないというのは不安になってしまいます。

そのため、ネットで購入するときには、事前に大型量販店やダイビングショップに行って現物を確認してみるのが賢い買い方だと言えるでしょう。

ツアーやショップのレンタルも上手に活用しよう

今回ご紹介したとおり、ダイビングにはさまざまな器材・道具が必要です。ただし、実際にはツアーやショップでレンタルを利用できるので、全ての道具を自前でそろえる必要はありません。

ただし、ツアーやショップによってレンタルできる器材には違いが見られるので要注意。事前に現地の情報をしっかりと調べておき、「どの道具を自分で用意する必要があるのか」を慎重に判断することが大切です。

また、初心者の間はレンタルを中心に利用し、慣れてきたころに気に入った器材をそろえる方法もおすすめ。ダイビングを楽しむシーンを想定したうえで、必要な器材をひとつずつそろえていきましょう。