ロックアイランドを中心としたポコポコと顔を出す島々は、まさにパラオそのものの象徴。そして、その島々を囲むのが鮮やかなオーシャンブルーの海です。
2015年10月22日、パラオ共和国は、自国周辺の海域の80%を「海洋保護区」として指定し、漁業や鉱業などの資源採集活動を禁止する法案を可決しました。そのため、多様な海洋生物が保護され、美しい透明度の高い海が今なお守られています。
そのような美しい景色に囲まれたパラオで過ごすひとときは、まさに非日常の体験となるでしょう。
ここでは、そんなパラオを最大限に満喫するために、ぜひ訪れて欲しい海のスポットを5つご紹介します。それぞれの海の特徴や、楽しめるアクティビティ、ツアーの価格帯についてレポートしていくので、ぜひパラオを観光する際の参考にしてみてください。
※記事内1ドル=108円で計算しています。
大自然が広がるパラオの海9選
ここからは、パラオのオーシャンブルー広がる海を、人気スポットから穴場スポットまで9選紹介していきます。
行き方やツアー料金なども解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. セブンティアイランド(ロックアイランド)
パラオのほぼ中央にあり、450弱の島々によって形成される世界遺産・ロックアイランド。そのなかでも、とりわけ美しい40ほどの島々に囲まれたエリアが「セブンティアイランド」です。
まさに生命の楽園ともいえるスポットで、ミルキーウェイやロングビーチなど、多数の観光名所を擁するエリアでもあります。
メジャーなアクティビティは、ダイビングとシュノーケリング。カラフルで珍しい海の生き物と出会えるほか、戦争で海に沈んだ飛行機や沈船などの跡を見ることもできます。
また、セスナの遊覧飛行ツアーでひとたび空へと舞い上がれば、地上から眺める景色とは異なる素晴らしい景観が一面に広がります。
他にも、フィッシング、シーカヤック、クルージングといった、多岐に渡るアクティビティが楽しめるのが、セブンティアイランドの醍醐味です。
セブンティアイランドは野生生物保護区に指定されており上陸はできませんが、ダイビングポイントに向かう船から、あるいはセスナやヘリコプターで上空からその姿を眺めることができます。
いずれもツアー会社などを通してツアーを組むことで参加でき、セスナ飛行の場合はおよそ120〜300USドル(約1万2,960円〜3万2,400円)が目安。各ツアー会社によって異なるので、事前にチェックしておきましょう。
- 日本語の名称:ネルケウィト・アイランド群自然保護区
- アクティビティ:ダイビング、シュノーケリング、遊覧飛行ツアーなど
- ツアー価格帯:120〜300USドル(約1万2,960円〜3万2,400円)※セスナの遊覧飛行ツアー含む
2. ミルキーウェイ
澄み切ったブルーで知られるパラオの海で、珍しく乳白色を示す「ミルキーウェイ」。その理由は、珊瑚由来の石灰岩から溶け出した細かな白い砂が、深さにしてわずか2〜3mのところに沈殿・堆積しているためです。
珊瑚由来の石灰岩は、美白効果・保湿効果が抜群で、海底から採取した泥を全身に塗りたくるのがミルキーウェイの楽しみ方。塗った泥で文字やイラストを描いたり、その姿を写真に撮っているうちにあっという間に時間が経過します。
さいごは、船からおもいきってダイブ! 全身の泥を豪快に落とす開放感が味わえます。ふたたび船へと戻ると、ビックリするほどお肌がツルツル、スベスベになっています。
沈殿した泥の成分が海中に舞うため、透明度はあまり高くありませんが、泥パックの体験はなかなか他では味わえません。白みがかったターコイズブルーの海に浮かんで泳ぐ、神秘的な空間を楽しんでみてください。
ミルキーウェイは世界遺産にもなっているロックアイランドの一部で、船で訪れることになります。一般的に「ロックアイランドツアー」とするツアーに含まれることが多く、価格帯は100USドル前後(約1万800円)。ミルキーウェイ単体のツアーだと、半日程度の所要時間で80USドル前後(約8,640円)となっています。
なお、ロックアイランドに立ち入るにはロックアイランド許可証(1人あたり100USドル:約1万800円、6歳未満は不要)の取得、携帯が必要となるので、忘れずに手配しましょう。ツアー会社などを通して購入できます。
- 正式名称:Milkey Way
- アクティビティ:ロックアイランドツアー、全身泥パック体験
- ツアー価格帯:ロックアイランドツアー100USドル前後(約1万800円)、ミルキーウェイ単体 80USドル前後(約8,640円)
3. ロングビーチ
パラオの幻の絶景ポイントといえる「ロングビーチ」。潮の満ち引きの関係で、ビーチが現れるのは1日にたった1時間程度。訪れるには多少の運も必要かもしれません。
状態がベストなときには、抜けるような青空の下、ロングビーチの出発点である「オモカン島」から、少し先の通称「おじさんアイランド」まで、ゆるやかな弧を描きながら真っ白な道が続きます。まるで夢のような、あるいは映画の中にいるかのような、そんな景色を目の当たりにできます。
オモカン島は無人島ですが、メジャーな観光スポットとあって雨を避けられる小屋やトイレなど最低限の設備は揃っています。設備の充実度はあまり期待できないものの、自然溢れる雰囲気なので、写真や動画の撮影にはもってこいでしょう。
ロングビーチのあるオモカン島はロックアイランド中心部よりやや南に位置しており、拠点となるコロールからは船で40分程度。ミルキーウェイなどを訪れるロックアイランドツアーに組み込まれていることが多く、ツアー代金はおよそ100USドル(約1万800円)で設定されています。
- 正式名称:Long Beach
- アクティビティ:シュノーケリング、写真や動画の撮影
- ツアー価格帯:100USドル(約1万800円)
4. カープ島
上空から見ると星型をしたキュートな「カープ島」、じつはオーナーが日本人なんです。島名もオーナーの奥様が広島カープのファンであることに由来しており、島の施設の色もすべてカープのチームカラーで統一されています。
カープ島は、周囲にパラオの有名なダイビングスポット「ブルーコーナー」「ジャーマンチャネル」「ブルーホール」などが点在しており、船で10分とアクセスもよいため、世界中からダイバーが訪れる場所でもあります。
地形美にも魚群の種類の豊富さにも優れたカープ島周辺では、ほかにもシュノーケリングを楽しんだり、シーカヤックを借りて透明度抜群の海を漂う贅沢な時間を過ごすこともできます。可愛らしいウニの一種や、変わった形の貝にも多く出会えます。
カープ島のカヤックさらに、カープ島には唯一の宿泊施設「カープ・アイランド・リゾート」も。ハンモックでのんびりと海を眺め、ときには夕陽に照らされながら眠りについたり……。「時計のない島」といわれるほどのんびりとしたカープ島で、一泊過ごしてみるのもよいでしょう。
カープ島は、ロックアイランドを訪れるツアーに組み込まれることの多い島です。ブルーコーナー、ジャーマンチャネル、ブルーホールといったパラオ有数のダイビングスポットに近いため、ダイビングツアーを組み込むのもよいでしょう。
ツアーの価格帯はおよそ100〜150USドル(約1万800円〜1万6,200円)。日本人に馴染み深いこともあり、旅行会社によってはカープ島の滞在を目的としたパッケージツアーなども組まれています。
- 正式名称:Ngercheu Island(Ngeroi Islandとも呼ばれる)
- アクティビティ:ダイビング、シュノーケリングなど
- ツアー価格帯:100〜150USドル(約1万800円〜1万6,200円)
5. ガルメアウス島
世界遺産に登録されるほどの豊かな自然と絶景を誇る「ロックアイランド」のなかでも、ひときわ美しいビーチを持つ「ガルメアウス島」。無人島ながら施設も整っており、ツアーなどで立ち寄る機会も多い人気の島です。
浅瀬の穏やかなビーチがある一方でメジャーなダイビングスポットも多く、子どもから大人まで、また、ダイビングにおいても初心者からベテランまで、多くの方が楽しめる環境が整っています。
体験ダイビングやダイビングライセンス取得コースの際にもこの島の砂地が使用され、初心者のみならずベテランでも潜りやすい海とされています。サメなどの大物や南国らしい小さい魚との出会いを楽しめるボートダイブのポイントもあります。
島の正面には、アントニオ猪木さんが名誉オーナーの「イノキアイランド」があり、保護のため集められている1m超の大きなシャコ貝などを眺めることもできます。
ガルメアウス島はロックアイランドのほぼ中心部に位置しており、休憩場所として使われることが多いため、ツアーに参加して立ち寄ることになります。
観光スポットを巡るツアーの価格帯はおよそ80〜100USドル(約8,640円〜1万800円)ですが、ダイビングツアーの場合はプラス50USドルくらい(約5,400円)の幅を見ておきましょう。ライセンス取得コースであれば、500USドルくらい(約5万4,000円)が目安です。
- 正式名称:Ngermeaus Island
- アクティビティ:ダイビング、シュノーケリングなど
- ツアー価格帯:80〜100USドル(約8,640円〜1万800円)、ダイビングツアープラスは上記に+50USドル(約5,400円)
6. ペリリュー島
パラオ諸島の南西部に位置し、700人の住民が生活する小さな島「ペリリュー島」。この島は、第二次世界大戦の日本とアメリカの激戦地として知られ、当時の戦跡が今もなお残っている日本と所縁のある島です。
ペリリュー島で立ち寄りたいおすすめの海に、戦跡ツアーで必ず立ち寄る「オレンジビーチ」があります。オレンジビーチという名前は、アメリカ軍が使用していたコードネームです。その当時、アメリカ軍がペリリュー島に上陸した浜辺であり、日本軍とアメリカ軍との激戦が繰り広げられた場所として知られています。
ツアーでオレンジビーチに立ち寄った際には、透明感抜群の海と砂浜を眺めながら、ガイドが説明するペリリュー島の歴史の話を聞くことができます。地元の人はここで泳ぐことは少なく、静かで美しいビーチの景観として大切に守られています。
また、このペリリュー島もロックアイランドと同様に、珊瑚礁が隆起してできた石灰岩の島です。そのため、島内には洞窟が多く、その周辺には「ペリリューコーナー」や「ペリリューエクスプレス」などのダイビングポイントがあり、大きい海洋生物が見られるチャンスが高いことから、ダイバーに人気の島でもあります。
島内の有名なダイビングサービスとして、「ペリリューダイバーズ」というペリリュー島で初めてオープンした老舗のダイビングショップがあります。そこでは、ペリリュー島周辺だけではなく、ブルーコーナーやジャーマンチャネルなどの人気エリアも一緒に催行するツアーが開かれています。
ペリリュー島の戦跡ツアーは、大人 120USドル(約1万2,960円)、子ども(3歳〜11歳)72USドル(約7,776円)、ペリリュー島内のダイビングツアーは4泊5日のプラン(航空券・宿泊代込み)で、約20万〜35万という価格で設定されています。
- 正式名称:Peleliu Island
- アクティビティ:ダイビング、シュノーケリング、戦跡ツアーなど
- ツアー価格帯:戦跡ツアー 大人 120USドル(約1万2,960円)、子ども(3歳〜11歳)72USドル(約7,776円)
ダイビングツアー 4泊5日のプラン(航空券・宿泊代込み)で、約20万〜35万
7. ウーロン島
ロックアイランドの西部に位置し、パラオと西洋のはじまりの場所として知られる「ウーロン島」。この島は1783年、東インド会社の「アンテロープ号」が座礁した場所で、西洋世界にパラオが初めて知られるきっかけとなった島です。
またウーロン島は、ダイバーの憩いの島としても知られています。島の周辺は、エメラルドグリーンの透明度の高い海と白い砂浜に囲まれており、ユニークなダイビングスポットが点在しています。
たとえば、島の西にはトンネル状のリーフが楽しめる「シアス・トンネル」やドリフトダイビングで有名な「ウーロン・チャネル」があります。さらには、ツアーの行程や潮の満ち引きの関係で、現地の人しか知らないシークレットビーチもいくつかあるようです。
ウーロン島に訪れる方法は大きく分けて2つ。ロックアイランド方面を訪れるツアーに参加するか、自分でボートをチャーターするかです。
ツアーは1人あたり110USドル(約1万1,880円)から140USドル程度(約1万5,120円)で、チャーターボートは1台あたり400USドル(約4万3,200円)から800USドルほど(約8万6,400円)です。
ツアーでは、ダイビングやシュノーケリングをはじめ、カヤック、フィッシング&BBQツアー、ホテル型クルーズ船など多種多様なものが催行されており、毎年多くの観光者が訪れています。
- 正式名称:Oolong Island
- アクティビティ:ダイビング、シュノーケリング、カヤック、フィッシングなど
- ツアー価格帯:110USドル(約1万1,880円)〜140USドル程度(約1万5,120円)
8. イノキアイランド
パラオが誇る世界遺産ロックアイランドの中央に位置している「イノキアイランド」は、長さ4キロメートル・幅700メートルの比較的小さな島です。イノキアイランドは、北のミルキーウェイがあるウルクタープル島、南のジェリーフィッシュレイクがあるマカラカル島に挟まれています。
イノキアイランドを訪れる方法は2つあり、1つはロックアイランド方面を訪れるツアーに参加すること。2つめは自分でボートをチャーターすることです。
ツアーは1人あたり80USドル(約8,640円)から120USドル程度(約1万2,960円)で、チャーターボートは1台あたり1台あたり400USドル(約4万3,200円)から800USドルほど(約8万6,400円)です。
- 正式名称:Ngchelobel(エロベル)Island
- アクティビティ:ダイビング、シュノーケリングなど
- ツアー価格帯:80USドル(約8,640円)~120USドル程度(約1万2,960円)
9. カヤンゲル環礁
カヤンゲル環礁はパラオの首都マルキョクやパラオ国際空港のあるバベルダオブ島からスピードボートで北へ約90キロに位置し、1時間ほどで到着します。カヤンゲル環礁には4つの島がありますが、人が住んでいるのはカヤンゲル島のみです。人口は40人から50人ほどで、島内には集落のほかに小学校や公民館などがあります。
カヤンゲル環礁を訪れるには、ツアーを予約するのがいいでしょう。ボートをチャーターすることも可能ですが、ロックアイランド方面と比べて距離が遠いため、料金も高額になります。目安は1艘あたり800USドル〜(約8万6,400円〜)で、ボートの残数と行き先によって値段が変動します。
- 正式名称:Kayangel
- アクティビティ:ダイビング、シュノーケリング、BBQ、フィッシングなど
- ツアー価格帯:147.25USドル(約1万5,903円〜)から166USドル(約1万7,928円〜)程度。別途州税が必要になるツアーもあります。
パラオの海で楽しめるアクティビティ
パラオの海を満喫するには、その美しい景観を眺めるに加えて、海の中に入って楽しむマリンアクティビティは欠かせません。すでにいくつか触れてきましたが、パラオの海でぜひトライして欲しいおすすめのアクティビティを紹介していきます。
それぞれのアクティビティならではの楽しみ方から、旅行計画やツアーを選ぶときの参考にしてください。
ダイビング
マリンアクティビティの代表格ともいえる、「ダイビング」。専用の器具とライセンスがあれば、水深10メートル以上もの海の中を潜ることができます。泳ぎがある程度得意で、海底に広がる美しい世界をこの目で見みてみたいという方には、ダイビングはおすすめです。
パラオは「ダイビングの聖地」とも言われるほど、世界中のダイバーがこぞって集まるダイビング大国です。数あるダイビングスポットの中で、特に有名なのは600種類以上の海洋生物がいる「ブルーコーナー」です。ブルーコーナーでは、通称「展望台」と呼ばれるドロップオフの端部分の岩に身体を固定した状態で、生き物や海の中を観察してダイビングを楽しみます。
潮の流れの速さから、中級者もしくは上級者向けとは言われていますが、初級者の方でもガイドがいればダイビングできるケースもあるので、地元のダイビングショップに確認しておきましょう。
シュノーケリング
シュノーケリングは、水中マスクとシュノーケル(呼吸用パイプ)を装着して、海面から水中を鑑賞するアクティビティです。ダイビングのように深く潜ることはなく、呼吸が苦しくならないので、泳ぎが苦手な方でも安心です。
パラオが世界的にシュノーケリングスポットとして人気なのは、そこに生息している色とりどりの海洋生物やサンゴの種類の数に圧倒されて、美しい海の世界を存分に楽しめるからです。
パラオのおすすめなシュノーケリングスポットといえば、「ジェリーフィッシュレイク」があります。ジェリーフィッシュレイクは、クラゲが数百万匹生息している汽水湖のことで、クラゲの群れを直に見ながらシュノーケリングが楽しめます。クラゲの刺胞は、とても小さいため刺されても何も感じませんし、極めて弱い毒しか持っていないので人体に影響はありません。
無数のクラゲとともに泳ぐ体験は、まさに幻想的な景色として目の前に広がるでしょう。
ドルフィンスイム
ドルフィンスイムとは、人懐っこいイルカと海で一緒に泳ぐアクティビティのこと。ドルフィンスイムはダイビングや素潜りが中心ですが、イルカと泳ぐだけであれば特別なライセンスは必要ありません。イルカは海面の近くにも現れるので、シュノーケリングでも十分に楽しめます。
パラオには、そんなドルフィンスイムが実際にできる「ドルフィンズ・パシフィック」という施設があります。ここは、イルカの生態や能力を研究している総合施設で、誰もがイルカと一緒に泳いだり触れ合える世界有数の場所です。
ここに訪れると、イルカを見学しながら、イルカの生態や能力、環境保全について学ぶ「ドルフィンエンカウンター」、素潜りでイルカと一緒に泳ぐことができる「ドルフィン・フリーダイブ」、水深10メートル以上の海の中をイルカと一緒に泳ぐ「ドルフィン・ダイビング」といった3つのアクティビティに参加できます。
一度は海でイルカと一緒に泳いでみたいという方は、パラオのドルフィンズ・パシフィックを訪れてみてください。
パラオの海で重宝する持ち物・アイテム一覧
パラオの天候では、短時間のうちに急速に風が吹き荒れて、激しい雨が降る「スコール」が発生しやすいのが特徴的です。特に雨季の場合は発生率が高まります。そこで、パラオの海を存分に満喫したい方には、パラオの乾季(11月~4月頃)・雨季(5月~10月頃)に応じて適切な持ち物を準備しておくのをおすすめします。
パラオ滞在中にマリンアクティビティを楽しむのを前提にしながら、以下に必要な持ち物を挙げていきます。
【オールシーズン必要な物】
- 水着
- サンダル
- 長袖の上着
- 長袖のインナー
- 靴下
- スポーツタオル
- 酔い止め
- 日焼け対策アイテム(※)
※2020年5月現在、珊瑚礁に有害な成分を含む日焼け止めは禁止されているため、現地で珊瑚に害のない日焼け止めを購入することが求められています
参考:パラオ、有害成分含む日焼け止めを全面禁止 世界初 – BBCニュース
【雨季に役立つ物】
- 雨具(折り畳み傘やカッパなど)
- レインジャケットやレインパンツ
- カバン用のレインカバー
- 撥水・防水性のある防寒具
- 替えのシャツ
【ツアーによって貸出可能な物】
- マリンシューズ
- ラッシュガード
- ライフジャケット
- シュノーケリンググッズ
- ダイビンググッズ
パラオの気候や気温は日本とはまったく異なり、1日の中で天気の移り変わりが多いのが特徴的です。とくに紫外線の強い日差しとスコールは要注意なので、対策を忘れずにしていきましょう。またツアーを申し込む際には、事前に必要な持ち物とレンタルできる物を確認しておくのもおすすめします。
このほかの雨季・乾季に問わずパラオ旅行に必要な服装や持ち物について、次の記事から紹介しています。ぜひ、旅行する際の事前準備の参考にしてください。
パラオの絶景が広がる海を楽しむには、まずはツアーの参加から
パラオは大小さまざまな島が集まって成り立っているため陸路が少なく、数々の海へは船か空からのアクセスが必至になります。
初めてのパラオであればツアーへの参加がおすすめなので、訪れたいポイントをいくつか組み合わせてツアーを組んでみると良いでしょう。現地のツアー会社が安全・快適にあなたを各所スポットへ運んでくれます。
おすすめのツアー会社については、下記の記事をご覧ください。
訪れたいポイントを思う存分巡れるように、ぜひ後悔のないよう計画を立ててみてください。
(執筆:えりぃ)